私たちにとって天皇とは?

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先日11月8日に立皇嗣の礼が行われました。アメリカ大統領選と重なったせいか、ニュースは控えめだったように思います。ネット記事を読みそのコメントを拝見すると
秋篠宮殿下への心無い非難が数多くみられ、天皇を戴く私たち国民にとっての天皇、天皇制、皇室とは?を改めて自身に問い直すことにしました。

私にとっての天皇とは?
今の天皇陛下とは年齢が一つ違いということもあり、子どもの時から「浩宮さま」をわりに身近に感じていたように思います。母は何かというと「浩宮さま」をもちだして、
「浩宮さまは好き嫌いをしはらへん。人参も残さず食べはる」と言って私に人参を食べさせました。「浩宮さまはおもちゃも学用品も欲しがったりしはらへん」。
母はたびたびおねだりする私にそう言い聞かせ、私は子ども心に
浩宮さまは自分とは違う厳しい環境におられるのだと感じていました。
私は天皇陛下、また陛下に連なる皇室の方々を敬愛し信頼しています。
天皇陛下もまた私たちのために日々祈り常に私たちに心を寄せてくださっています。

もしも天皇がいらっしゃらなかったら?皇室がなくなったら? 
日本を代表する国家元首として誰を思い浮かべることができるでしょうか?
誰を信頼することができるでしょうか?誰が私たちのために祈り、災害時には駆けつけ
膝をかがめて私たちに寄り添ってくださるでしょうか?私は誰も思い浮かべることができません。

天皇は日本の品位を代表する文化的な存在です。政事とは関わりのない次元におられる方です。権力を持たない、しかし権威はある。天皇は私たちを信頼し私たちのために祈ってくださる。私たちも天皇を信頼し敬愛する。この相互いのやりとりが日本のユニークな国柄だと思います。天皇は日本人をまとめる精神的な求心力でもあります。私は日本という国の存続のために天皇制は必要だと思います。普段はなかなかそういったことを意識することがありませんが、私は天皇陛下と皇室のために日々祈っています。

皇室の存続を心から願う者として政府にお願いしたい。速やかに皇位の安定的な継承について議論してください。皇室典範を改正し、女性天皇、女系天皇に道を開いてください。新しく開かれた道からは新しい風が吹きます。もう天皇と皇室の方々に背負いきれないような重荷を負わせることだけはやめてもらいたいのです。

京都市・ユディト

2 件のコメント

    ただし

    2020年11月24日

     秋篠宮さまは、おやりになりたいとは思わなかったに違いない国事行為をやらされ、それにより非難にも晒され、本当に、たまったものじゃありませんよね。ふざけ過ぎています、国民は。
     こんな国民で、本当に申し訳ございません。このような言葉しか出ません。

    ダダ

    2020年11月21日

    ユディト様の祈りには「無私」を感じます。
    天皇は無私の存在です。それを私欲むき出しに、男を産めとか女系天皇は伝統破壊だとか、皇室をののしる輩の気が知れません。
    皇室の問題は国民の問題です。少しでも皇室を支えられるよう、これからも声を上げていきたいと思います。

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