暗山Vol.233の校閲(その④)

Post's thumbnail

ふぇいでございます。

佐々木さんのくださった校閲その④です。
その③はこちら

※引用は、週刊SPA!2024年06/18・25合併号 倉山満の言論ストロングスタイルvol.233 P46~P47より行っています。

15.【しかし、女帝の配偶者が天皇でも皇族でもない一般人としたら、
  その子は単なる女系であり、一般人の男の子供の民間人だ。】

 女帝と結婚した夫と授かった子供は皇族とみるのが常識だし、
 夫と子供は皇族とするよう皇室典範を改正すればいいだけ。
 暗い山ら男系固執派は常識が古代にいったり現代にいったりと
 視点がブレまくりです。

佐々木さんの校閲

(編集部注:「単なる女系」ってなんだよ。と呆れます)

16.【わが国では、一般人の男が皇族のお姫様と結婚したからと皇族になった例はないし、
  当然その子は天皇になれない。】
 何度も指摘しますが。皇室典範を改正すればいいだけ。
 寧ろ先例やぶりは時代に合わせて変化する価値観に適応できるよう、
 皇室の未来が続くために必要です。

佐々木さんの校閲

17.【男系継承とは、一般人の男を皇族にしない、男性排除の掟なのだ。】

 男系継承が明確に規定されたのは明治時代。
 そもそも一般人からご結婚相手をはじめて選ばれたのは上皇さまで、
 昭和の時代です。
 当時の結婚事情をロクに調べず、現代の価値観で書いてるのが
 丸わかりです。
 仮に暗い山が将来に備えて~などと反論するなら、
 男系継承に不可欠な側室を廃止された昭和天皇は、
 皇室廃絶を目論んだ国賊になります。

佐々木さんの校閲

18.【「パンピーの男を皇族にしろ」と絶叫しているのが、】

 女性皇族と結婚して皇族になることのどこがいけないのか。
 皇位継承資格があるのは、あくまで皇室で生まれ育った皇族方のみで、
 ご結婚相手は配偶者として皇族になったに過ぎません。
 こんなの一般常識から考えても分かるのに、
 暗い山ら男系固執派は一般男性が皇族になったら、
 勝手に皇位継承資格が付くと謎掟を適用する非常識さは
 目に余ります。

佐々木さんの校閲

19.【(前略)福田康夫官房長官で「世襲には女系も含む」と言ってしまった。」

 先も指摘しましたが、政府は世襲は男系に限らないと度々見解しています。
 この答弁もそれを踏襲したに過ぎません。
 小泉政権時代の有識者会議が女性皇族の皇位継承を認めた結論に、
 これがなければ男系継承が有利だったと、腹が立って難くせをつけたのかもしれません。

佐々木さんの校閲

20.【女性は天皇になれる。しかし、その後をどうするかが問題なので、
     (中略)女帝もできるだけ避ける、が伝統になっている。】
 女性天皇の後の問題とは何か。安定した皇位継承実現の障害になるなら、
 ここに紙面を大きく割くべきですが、暗い山はたった4行で済ませています。

 そもそも、古代の法律である大宝令、養老令で「女帝の子もまた同じ」と、
 女帝の子供の皇位継承資格を認め、元明天皇(母)⇒元正天皇(娘)の継承事実が
 あります。
 参考:古代日本のシナと異なる「女帝」公認と“女系”皇族の位置付け
 女性天皇の後の問題は現代だから起きる事なのか。
 それを明確にしていない以上、ただの難くせです。

こちらで全て掲載しました。

しかしながら、これだけツッコミが入るものを紙面に掲載していいのでしょうか。

SPA!編集部は仕事してますか?ただの無能になりますよ!
もうなってるのか?

最後の大事な所、なぜ説明しないのかな?

ただの自分のメンツを守りたいだけだからだよね。

暗山は「メンツ保守!」安定的な皇位継承なんかは知ったこっちゃない!

どうしようもない駄文の校閲。佐々木さんお疲れ様でした。

2 件のコメント

    佐々木

    2024年6月25日

    おはようございます。
    自分のつたない校閲が掲載できるよう、
    ご尽力いただき、ありがとうございます。

    ナンチャッテ校閲でも書かせていただいた通り、
    女性天皇誕生後に問題が起きると言うなら、
    その啓蒙に力を注ぐべきなのに、わずか4行で済ませて
    しまっているから、結局は女性天皇誕生に何ら支障は
    ないと証明してしまっているも同然です。

    >ひとかけらさん
    >男系男子固執派のナルシシズムを満たすために皇室を滅ぼされてたまるか。

    この一文に皇位継承問題の全てが集約されていると思います。

    ひとかけら

    2024年6月24日

    本当に暗い感情と共にメンツを守るためだけに一般国民男性を見下し皇室を滅ぼそうとしてるのが分かります。
    旧皇族やら旧宮家系やら準皇族やら女性皇族に選ばれてるわけでもなく、本人が希望を出してるわけでもないのに強烈に推されても日本人の殆どは知らないので成立しないのですよ。
    皇室典範という一法律に過ぎないものに男系男子と定められてるからと言っても日本国憲法の世襲と整合性が取れないので時代に応じて変更すれば良いのです。女性は男性より下だという男尊女卑が脳髄まで染み込んでいるから女性皇族が一般男性の命令に従うという愚にも付かない妄想を展開するのでしょうね。
    男系男子固執派のナルシシズムを満たすために皇室を滅ぼされてたまるか。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。