【週刊誌ウォッチング】週刊現代6月29日・7月6日合併号

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みなさんこんにちは!
「新聞社勤務の人」です。

【短期集中連載】週刊誌ウォッチング、今日は「週刊現代」です。

愛子さまは天皇になれない

まずは記事の見出しに衝撃を受けた。大半の国民が「愛子さまが天皇になられること」に賛成にもかかわらず、いったいどんな記事構成なのか、と。特集は4頁もの記事を割いており、冒頭部分で小林先生のコメントを紹介。

『ゴーマニズム宣言』で知られ、『愛子天皇論』という作品がある漫画家の小林よしのり氏も愛子天皇を支持している一人だ。「私はかねてから、愛子さまが天皇になられるのがもっともふさわしいと主張してきました。今回の結果は、その考え方が9割の国民と共有できたことを示しているように思います。この世論の流れを見ても動こうとしない政治家は、まったくもって頼りになりません」

その後の記事の流れは静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次や法政大学教授の白鳥浩などを登場させながらそのコメントを紹介して進めている。突っ込みどころはたくさんあるが、あえて触れない。

何故なら記事の結びは「日本という国の根幹をそうすべきか、国民ひとりひとりが考えるべき岐路に来ている」としていることに好印象を持ったから。また「将来、皇室典範が改正された場合の皇位継承順位」として①愛子さま、②秋篠宮さま、③佳子さま、④悠仁さま、⑤常陸宮さま、という順序で女性天皇・長子継承が実現したシミュレーションにも大きく紙面を使っておりイメージしやすい。

記者的視点から言うと、記事構成は冒頭と締めくくりがポイントとなってくる。

冒頭に小林先生を登場させて、記事の締めくくりで問題提起している流れはとてもいい。

記事紹介 新聞社勤務の人
編集 「愛子天皇への道」サイト

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