2020年11月24日共同通信社で下記報道がありました。
政府が皇族数減少に伴う皇室活動の担い手確保策として、女性皇族が結婚した後に「皇女」の尊称を贈り、公務への協力を委嘱する新制度の創設を検討していることが分かった。
皇籍を離れた後も活動に関わってもらい、皇室の負担軽減を目指す。結婚後も皇族の身分を保持する「女性宮家」の創設は、女系天皇の容認につながる可能性があるとして見送る方向だ。
政府関係者が23日、明らかにした。
皇女制度は、女性宮家や女性・女系天皇の是非を問う議論には直接結び付かないため、男系による皇位継承を主張する保守派の賛同を受けられるとの判断が背景にある。
皇女は特別職の国家公務員。
引用:一般社団法人共同通信社ホームページ
政府「皇女」制度の創設検討 女性結婚後に公務委嘱
https://this.kiji.is/703712079627453537
現在の皇室の状況は女性皇族が嫁いで臣籍降下すると、何十年後かには、男系男子が悠仁さま1人になってしまう可能性が高い状況です。
女性皇族が結婚後も皇室に留まることはできない状況の中、「皇女」案を採用しても皇族数の減少に対しては全く効果がありません。
女性皇族が適齢期を迎えている中、小手先で皇室の負担軽減のポーズをとるのではなく、本質的な課題である「安定的な皇位継承」に取り組まなければ意味がありません。
多くの国民の願いでもある「愛子様が皇太子になられる事」、そして「女性宮家を創設する事」が皇統問題の解決となり、日本の明るい未来に繋がる事だと思います。
(文責 北海道 sa)
出典:新年をお迎えになったご一家のご近影(宮内庁HPより)
https://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/newyear/r02-0101-ph.html
4 件のコメント
くりんぐ
2020年12月16日
「皇女」制度からは、「本来天皇の娘の称号である『皇女』を特別に名乗らせてあげるんだから、ありがたく思え。」という政府の上から目線の傲慢さを感じます。
女性宮家を見送る理由が「女系天皇の容認につながる可能性がある」からとは、明らかに男系固執派の方しか見ていないのが見え見えです。
皇位は皇統に連なる皇族によって受け継がれてきたのですから、その皇統に連なる皇族に含まれる女系天皇が誕生しても何の問題もありません。
「皇女」制度とは、皇統断絶の危機が目前に迫ってもなお、政府にとって皇室の未来よりも男系固執派のご機嫌取りがはるかに大事なのだということを露呈させました。
政府の延命と男系固執派の自己満足のためだけに、いつどんなときも国民に寄り添ってくださる皇室を失いたくはありません。
皇室の末永い繁栄のために必要なのは、女性宮家創設を可能にし、女性・女系天皇も皇位を継げるように皇室典範を改正することだけです。
のりたま
2020年12月16日
男系にこだわる方々は、皇室が継承されていくことにはまったく興味がないのでしょうか。皇室の方々は、未来に不安を持っていらっしゃると思います。
私も、皇女制度には絶対に反対です。
ねこまる
2020年12月16日
皇女制度は、結婚して一人の国民となった女性に対して、国が職業選択の自由を侵害する行為です。
民主主義に反します。絶対に反対です。
ダダ
2020年12月16日
悠仁さまがお一人になっても男子が産まれればそれで良い。とか平然と放言する輩がいますからね! 結婚と出産が前提となっている感性にも呆れます。
最後の天皇となった時、悠仁さまは責任を負ってしまうのではないでしょうか。それはとても悲しく辛いことです。皇室は何も悪くありません。その責任は国民が負うべきです。
皇室がどんな時も国民と在り続けられるためにも、女性宮家創設は必然だと思います!皇女制度は絶対反対です!!