平成18(2006)年3月13日
愛子さま 4歳の時
ディズニーリゾートにご訪問
お出迎えしたミッキー達にビックリして、雅子さまの影に隠れてしまいそうになるも、視線はずっとミッキー達の方に向けられていた。
東宮御所に戻られた愛子さまは、星形の紙吹雪をそっと宝箱にしまわれたという。
(展示時「ココ好き」シール 3枚)
「歌謡曲を通して皇室を語る」でもよしりん先生が触れられていたシーンです。
愛子さまがビックリされるご様子って、考えてみるとこのとき位しかなかったかも。
よほどこわかったんですね。
でも、そんな中でもずっと相手の方に目を向け続けられているところは、ご成年記者会見での愛子さまの片鱗が感じられます。
この日は午前11時から夕方まで、ディズニーシーとディズニーランドを回られ、アトラクションの「イッツ・ア・スモールワールド」などを楽しまれたそう。
愛子さまにとってもとても良い思い出となったようで、2日後、メキシコを訪問される皇太子さまをお見送りする際には、パークチケットを握りしめられていたそうです。
今回のご訪問は、翌月から学習院幼稚園に入園される愛子さまの「思いで作り」のため、という皇太子さまのご希望があったといいます。
親ならば誰でも思う自然な希望ですが、こと皇族となると、実現するのは大変です。
警備も必要だし、一般客への交通規制も生じます。
ご訪問が批判的に報じられたりもしました。
御用地でご静養される様子を見ているときは、皇室の方々を羨ましいと感じたりもしますが、
「そこにしか行けない」となるとどうでしょう。
夏休みのたびに、どこへ行こうかと思いを巡らす国民との、決定的な違いの一つです。
障害を乗り越え、愛子さまにかけがえのない思い出を与えてくださった、
皇太子さまと雅子さまの愛の深さがここにも表れています。
※肩書きや称号は、全て当時のものです。
参考文献:
・『皇后雅子さま物語』(友納尚子、文春文庫)
・大きなミッキーに「びっくり!」の愛子さま 昭和天皇が訪れた「夢の国」はライフル銃で厳重警備 皇室とディズニーの名場面
※※バックナンバーはカテゴリー「愛子さまの軌跡」でチェック!
文責:静岡県 L.K
2 件のコメント
さおりん
2024年8月17日
L.Kさん、心温まるエピソード、ありがとうございます。「星型の紙吹雪をそっと宝箱にしまわれた」「メキシコ訪問に向かう皇太子さまを見送るさいにパークチケットを握りしめていた」
愛子さまがいじらしくて、思わず涙がこぼれました。愛子さまに、普通の子と同じ思い出を作ってあげようと心を配られた両陛下へのこれ以上ない感謝の思いが伝わってきます。
ますます愛子さまに皇太子になって頂きたいと感じた次第です。
あしたのジョージ
2024年8月17日
ディズニーランドに行って、お出迎えしてくれたミッキーマウスやミニーマウスなどを愛子さまが怖がっているシーンでしたが、よしりん先生が、自分も子供の頃同じように等身大の着ぐるみを怖がっていたということをこの間聞きましたが、これが元の話のシーンですね。
雅子さまの陰に隠れようとしているところがとても可愛らしかったです。
私も幼少時代、母の陰によく隠れようとしていたシャイなあんちくしょうでした。