佐々木さんの、暗い山校閲です。
(画像は週刊SPA!2024年08/13・20合併号P46-47 言論ストロングスタイルvol.238より引用しています)
佐々木さんより
これまでも暗い山の文章は読むに堪えない内容でしたが、 今回はこれで商売しちゃダメだろうと言わざるを得ない内容に、 丁寧に突っ込みを入れるサトルさん凄いなあと脱帽です。
それでは参ります。
1.今回の暗い山の記事は「主題がハッキリしていない」に尽きます。
パリオリンピックを皮切りにフランス革命を批判したかと思いきや、
突然、菅野志桜里氏を出して皇位の双系継承を女系継承にすり替えて
バッシングしたかと思えば、今度は日本国憲法を批判し出す始末。
暗い山の意図としては、フランス革命と日本国憲法に悪印象を持たせ、
自分が作った「皇室法」という概念が正しいと思わせたいのでしょうが、
如何せん皇位継承問題は触り程度にしか触れていないため、
記事のテーマはフランス革命か日本国憲法と思う読者が大半でしょう。
佐々木さんの校閲
2.日本の憲法学は「皇室法」の存在を肯定してると言いつつ、断言せずに「考えているはず」に留めています。
自分の主張が正しいなら、その根拠を書くことに紙面の大半を費やすべきなのに、
それをしない辺り、実は「皇室法」なんて存在しないと白状してるようなものです。
佐々木さんの校閲
3.共同通信、毎日新聞の世論調査で女性天皇賛成は国民の総意と判明しました。
だからといって、すぐに皇室典範が改正される訳ではありません。
国会で法案の内容を議論して可決を得ないと改正できません。
暗い山は共同通信と毎日新聞の世論調査の結果に縮み上がって、
世論結果をアンケート結果に置き換えたいようです。
佐々木さんの校閲
4.常に上から目線で文章を書くのが暗い山のクセですが、誰かを誹謗中傷しないと気が済まないのか、前半のページで菅野志桜里氏をバカにして、今度は憲法学をバッシングしています。
憲法学に携わる学者でもイデオロギーに囚われた人はいるでしょう。
しかし、いくら何でもカルト宗教は行き過ぎです。
断言するなら、せめて根拠を示す必要があります。
これでは、憲法学者にケンカを売ってるも同然です。
佐々木さんの校閲
佐々木さん、どうもありがとうございました。
元々ですが、どんどん商業誌に載せていいのか?というほど劣化していくこの連載。
SPA!は仕事してください!
得体の知れない掲示板じゃないのでしょう!
編集者の矜持はどこいった?
文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい
2 件のコメント
基礎医学研究者
2024年8月21日
ごくろうさまです。今週のvo.239は、皇室の話は基本なしなので、じっくり見れました。いや、佐々木さんの校閲みていると、自分には、「掲載には不適当なので、再検討(俗な言い方をするとボツ!)」ということにしか見えないのですが(;^_^A。
で、自分はこれ見ると、感想や主張をはるかに超えていてアジびらにしか見えないのですが(それでも、SPA!へのハガキには、「作家の感想や主張は、このさいよいとしましょう」と書きました)、フランス革命の記述、憲法への理解など、事実関係としてホンマ!?という部分は、SPA!は雑誌社の責任として校閲しないと、ダメですよね(もはや、自分。この連載の関心は、そこにしかない)。
佐々木
2024年8月20日
ブログアップありがとうございます。
今回の暗い山の記事は、フランス革命と日本国憲法を
バッシングする事で民主主義と女性天皇賛成の国民の総意を
否定して、皇室典範改正を邪魔しようとする意図が
あるように見えました。
暗い山は男系継承を支持するなら、男系男子限定でも
皇室の未来は安泰な根拠を示すべきですが、
それをしないという事は、暗い山もネタがきれたのかなと
推測します。