一昨日(8/28)夜に、共同通信社から速報が出され、当サイトにおいても、運営メンバーのふぇいさん、および、まいこさんより報告されました。さて、では他の全国紙4紙(+1紙)は、このことをどう報じたのでしょうか?記録の意味もあり、以下に示します。
結論からいいますと、読売、朝日、毎日、および日経の全国紙は、紙面においてこの話題を報じていません。唯一、産経新聞のみが報じていました。
石破茂氏、女系天皇「容認するとは言っていない」最初から排除して考えないとも強調(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20240828-7DEDQAENPZO2JLFZCGLCLKAW7Q/
示したのは電子版ですが、8月29日(木)朝刊、6面(政治面)に、石破氏が女系天皇「容認とは言わず」というタイトルで掲載されました(署名なし)。
自民党の石破茂元幹事長は28日、東京都内の講演会で、安定的な皇位継承を巡り女系天皇を容認しているのかと問われ「完全に排除して議論すべきではないと言っているだけだ。容認するとは言っていない」と説明した。秋篠宮家の長男、悠仁さままでの皇位継承の流れは不変だと指摘。その上で「これから先、本当に日本国民の総意に基づく天皇家が続くために何がいいのか。最初から排除して考えるものではない」と語った。総裁選の立候補に必要な推薦人20人の確保については「七転八倒した。多くの候補者が出ると義理や人情、貸し借りが交錯する」と述べ、過去4度出馬した総裁選と比べて最も苦労したと心境を明かした。(太字の部分が、紙面掲載された箇所)
以前、「愛子さまトーーク」でも語りましたが、産経新聞は共同通信から記事を買う場合がありますので、今回は先に報じた共同通信社の記事の転載となり、独自性はありません(逆に、産経新聞にしては、この記事ににへんなアレンジをして女系天皇への流れをけん制するような記事を出してくるかと思いましたので、個人的にはちょっと意外でした)。
ご参考までに
ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト編集長 基礎医学研究者
7 件のコメント
サトル
2024年9月1日
石破は石破ですね。
以前もコメントしましたが、彼に決定的に欠けてるのは「胆力」。
人相悪く?目付き悪く?言葉を発するのは、違うんだが……。
今回は「集大成」で臨む……との出馬宣言らしいが、出オチじゃあるまいに……。
基礎医学研究者
2024年8月31日
みなさん、コメントありがとうございました。
まあ、確かにそうですよね。そして、私見では石破氏がこのような後退する発言をすることは、まったく寝耳に水でもなかった?というのが、自分の心境です。逆に、小林先生もブログで言われていましたが、男系維持というドグマが染みついているのだろうと。でも、石破議員は本来はわかっているはずで、あの方に足りなりのは、信念、あるいは、老獪さ。そこは、「愛子さまトーーク」でまーさんが取り上げた、野田議員とご自身を比較されたらよいと、思います。発言や行動の重みが違うのでは、ないかと。
mantokun
2024年8月30日
日本国民の総意なんてとっくに明らかなのに、何を意味不明な言い逃ればかりしているんでしょうか。9割の国民が女性天皇を認めるべきと言っているのに、民意を無視する男系派の国会議員どもは今すぐ全員辞職すべきです。
パワーホール
2024年8月30日
「これから先、本当に日本国民の総意に基づく天皇家が続くために何がいいのか。最初から排除して考えるものではない」とありますがそれならば女系天皇容認しかありません。男系派におもねってもいいことはないのに。
あしたのジョージ
2024年8月30日
石破茂議員は、総理大臣になれるチャンスと引き換えに、女性女系天皇の議論から逃げて、権力者になれる欲望に負けたと思います。
これで総理大臣にもなれなかったら何にも残らない政治家人生だったのではないでしょうか。
SSKA
2024年8月30日
党の決めた方針には逆らうなとする昔ながらの予想通りの如何にも自民党らしい流れの印象です。
党内の懇談会の密室を与野党協議にまで嵌めようとして行き詰っても誰一人反省等微塵も無いのが分かります。
れいにゃん
2024年8月30日
「悠仁さままでの皇位継承の流れは不変だ」この文言があれば、男系固執する産経新聞の読者には、受けるということでしょう。Amebaテレビでの発言の時は、「女系排除せず」に一部の国民から猛反発がありました。
石破茂議員が一部の国民=自民党の支持者と、捉えて阿るのは、外から見て滑稽でしかありません。