【愛子さまの軌跡】23. 体調不良により40日以上学校を欠席される(14歳の頃)

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平成28(2016)年9月~11月
愛子さま 14歳の時

体調不良により40日以上学校を欠席される

コラムニスト・矢部万紀子氏は、愛子さまの「生きにくさ」の深刻さがこの時期の写真にはっきり映っているという。

弁護士・菅野朋子氏は、この時の愛子さまを「男の子でない」ことによる自己否定感からくる体調不良ではないかと指摘している。

翌年の夏までには以前のご様子に戻られる。

(展示時「ココ好き」シール 4枚
※全て、怒り・悲しみの気持ちとしての投票)



「内臓に疾患がなければ明らかに拒食症の状態」

摂食障害の専門医師から、そう指摘されるほどに激ヤセしてしまわれた、この頃の愛子さま。

このときばかりは、食事を取ろうとされない愛子さまを雅子さまが叱責されることもあったといわれています。


発端としては、夏ごろに少し痩せられたことをご友人に褒められたことで、ダイエットにのめり込んでしまわれたことが挙げられています。

しかし、愛子さまの置かれたお立場が、心理的要因として影響を及ぼしているという指摘も見られます。
時期的に上皇陛下のビデオメッセージが公開された直後であったことも意味深です。


スペシャルイベント「愛子さましか勝たん!」にもゲスト登壇された
コラムニスト・矢部万紀子氏は、ご自身の言葉として「生きにくさ」の表れと表現しています。

また、矢部氏は弁護士・菅野朋子氏(※志桜里氏とは別の人です)へのインタビュー記事を出しています。
男系男子天皇にこだわる社会は、女性全体に苦痛

菅野氏は、テレビ番組で竹田恒泰に対し
「女性・女系天皇を認めないということがどれだけ女性にとって苦痛か、女は男を産まなければいけないんですか。そこを強いられることになるんですよ」
と堂々と発言され、それを聞いた矢部氏が興味を持ってインタビューを申し込んだとのことです。

このインタビューの中で、菅野氏は
愛子さまが「「男の子でない」ことの葛藤」を抱かれていたと推察しています。

陛下の退位とともに、自身は「皇太子の娘」から「天皇の娘」となる。
しかし、「男の子でない」というだけの理由で、
自分は「象徴天皇の務めが安定的に続いていく」ことに寄与できない。
陛下の仰る「象徴天皇の務め」を果たすご自覚は備わっているのに。

その「男の子でない」という自己否定感が愛子さまを支配し、
過度なダイエットへと向かわせてしまった、と考えることもできるのではないでしょうか。


天皇というお立場に近しい方の葛藤は、想像を絶するものだと思います。
今上陛下も、まだ皇太子でもなかった浩宮殿下の時代に、
「いっそこのまま時間が止まってくれたら」
という気持ちがあったことを『テムズとともに』で吐露されています。

ただでさえ皇室の方々は大変なのだから、
「女性だから天皇になるのは認めない」とか
くだらないことで悩みを増やすなよ

と思います。


愛子さまは、その葛藤もすぐに乗り越えられ、
今では日赤のお仕事に宮中祭祀にと、
象徴天皇というお立場に向けて、
日々邁進しておられます。


参考文献:
愛子さまと雅子さまの髪形には意味があった? “お揃いヘア”卒業に見た2人の「強さ」
男系男子天皇にこだわる社会は、女性全体に苦痛
愛子さまの深刻な激ヤセ 「普段通り」発言の宮内庁大丈夫か
象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば
・『テムズとともに』(徳仁親王、紀伊國屋書店)
天皇陛下「いっそこのまま時間が止まってくれたら」


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文責:静岡県 L.K

3 件のコメント

    枯れ尾花

    2024年9月4日

    愛子さまが痩せられたお姿は覚えています。仕事柄、「摂食障害かもしれないなあ、太ることへの恐怖から拗らせてしまう子も多いしなあ」と当時、心配したことを思い出します。
    ところで先日、「皇室のこころ春」という番組で愛子さまが11歳の時両陛下と那須の朝日岳登山された時のことが放映されましたけど、私も以前山登りしていたので分かりますが、この山は断崖絶壁の鎖場といった難所があり大人でも足がすくむくらいのレベルなんです。愛子さまはそこを見事登りきられましたが、その時同行した山岳ガイドさんが陛下が恐らく愛子さまに、社会の中には危険なことも大変なことも一杯あるんだ、だから山道を歩かせながら穏やかな安全な道ばかりでなく、鎖場などの難所も体験させそういうのを体で覚えてほしいと思われたからではないか、だから敢えて一緒に危険を伴う山に登られたのではなかったのか、陛下は父親として娘に自分の背中で伝えようとされたのではなかったのかと回顧し話されていました。
    音楽や和歌などだけでなく、生きていくための強さも愛子さまに伝えようとされた両陛下に、そしてそれに応えてこられた愛子さまのお姿に感動しました。
    激やせされた時もこのような経験をされていたからこそ克服されたのではないかと感じましたよ♪

    やっぱり、愛子さましか勝たん!ですな。

    SSKA

    2024年9月4日

    男系馬鹿にとっては天皇も皇族も悩みが無い事が理想であり、早い話が人間やめろと言う非常識な考えに行き着くのだと思います。
    彼等が自分達の事を悩みの無い人間と思い込んでいるとしたら飛んだ欺瞞ですが、強い権力や思考停止のカルト宗教に縋るのもそれに近づく最善だからでしょうし。

    あしたのジョージ

    2024年9月4日

    あの激痩せした頃は、どうしたのかなぁと思いました。
    友人に褒められたのがきっかけのダイエットが原因なかわかりませんが、とにかくあの痩せ方は尋常じゃなかったと思います。
    精神的ストレスが、かなりあるのかなぁと思いました。
    色んな事を悩まれて、今あれだけ輝いていているのかなぁと思いました。

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