ふと八路軍と大東亜戦争時の日本軍人達を追ってみますと、ある大陸の部隊と日本の空に駆け、奮戦したある部隊に共通点を発見したので、ご紹介したく思います。なお、八路軍の部隊に関しては祖父母の話や劉少奇の伝記など参考にしています。
大陸では八路軍(天下を取る前の状態)の中で、周恩来や劉少奇が率いていた様々な(知識人・富裕層など)層と外人の混成部隊が異彩を放ち活躍したとあります。この強みは様々な人が集まり、それぞれの才を活かす、適材適所のゲリラ部隊との事です。医療、教育、間諜、金銭確保に食料確保にと多岐にわたる存在だったらしく、祖父母もそこにいました。劉少奇や周恩来は剛柔併せた性格で異文化の外人達や違う層の人達を上手く活用し、混成部隊は懐刀としていたと見受けられます。ではその混成部隊の活躍が世に大体的に出てるかと言うとそうでなく、マイナーな古書や人づてにしか聞けないくらいマイナーな扱いですが、ゲリラ部隊の強みと考え、身内び いきですが、大陸の最強部隊としてご紹介したく思います。
一方大東亜戦争時の日本を観ますと…
最強部隊と呼べる部隊が数多く、活躍し靖国に祀られている中、日本の空を守る為に奮戦した最強部隊と呼ばれる343空、剣部隊をご紹介したく思います。
剣部隊とは昨今、零戦の展示や鹿児島沖で発見された紫電改などで日の目を見ているところの部隊であり、航空参謀で戦闘機好きな、戦後まで国政に携わった清濁併せ呑むという源田実氏が組織した航空部隊です。一人ひとりが歴戦の強者で、一癖二癖あるパイロット達で、アメリカ相手に奮戦したエピソードが多くあり、戦時中民衆から心の拠り所として観られていたとか。剣部隊のリーダー格は温厚実直で勇猛果敢な人柄の志賀淑雄氏で、戦後も人の命を守る
防弾チョッキなどの会社を経営したとある人物であり、その下に勇猛果敢な逆境に強い戦闘機隊長として鴛淵孝大尉、林喜重大尉、菅野直大尉が就き、劣勢の中、アメリカ相手に激闘し、国のため(いいかたを変えると、国体(≒天皇制)を守るため)、国民のため、ひいては家族の為に戦い、異彩を放ったとあります。
大陸の最強部隊(身内びいき含む)と日本の最強部隊(身内びいき以上の意を込め)の共通点は、統率した人の器の大きさで、周恩来も劉少奇も源田実氏も剛柔併せもつ気質で、清濁併せ呑む性質もあるのではないかと思いました。また、その下に集まる異才達も己の国の為、誇りと民を想う気持ちもあったのではと考えると、軍人や武人、国を想う人の気持ちは国違えど少しは分かり合えるところがあるのではと感じ、ご紹介致しました。御役に立てれば幸いです。
文責 神奈川県 神奈川のY