物語とリアリズム

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多くの国民は、神話から現在に繋がる物語を紡ぎ続けている日本の皇室「神秘性」を感じ、支持していると思います。

天皇陛下の実際のお姿や、そのなさりようには神々しさを感じ、見る度にその物語の神秘性と現実がリンクし、物語を抱いた皇室の大切さを実感します。

その物語を守るために、現実世界の民はその歴史において、時代の変化に対する様々なリアリズムを引き受けて来たはずです。

しかし今の政府と国民はどうでしょうか。

守りたい物語の為にリアリズムを引き受けようという気概を感じません。

一部勢力に至っては、守りたい物語は男系継承「だけ」とし、しかもそれを担保する具体策を「実現」できず、「何とかなるはずだ」と自ら物語の中に逃げ込み、あろうことかリアリズムまで皇室に背負わせようとしているように見えます。

皇室の物語を守るためのリアリズムを引き受けるのは国民の側であるべきです。

今、女系継承への道を開かないと、この物語が終わる可能性が高いという「現実」があります。

私達はこの道を公認するという、とても大きな決断をするという「リアリズム」を引き受ける責任があるはずです。

その決断の結果、今後ずっと国民に支持されるであろう「新しい物語」も始まるはずです。

これを恐れる理由などあるでしょうか。

現実から目を背け、物語が終焉を迎えることの方がはるかに恐ろしいと思います。

愛子さまが皇太子となり、日本の物語が「さらに素晴らしい物語」となる事を願っています。

文責 愛知のT

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4 件のコメント

    基礎医学研究者

    2021年1月31日

     興味深く読ませていただきました。私見では、おっしゃられる通りかと思います(見事な表現かと思います)。ただ、冒頭の一文に関しましては、”そうであってほしい”とも一方で思います。これについては愛知のT様とは異なる書き方をしますと、支持している(現在の)多くの国民には、意識的にそう感じている人々と無意識の人々(なんとなく皇室肯定派)が混在していると思われるので、皇室消滅を望む「左翼」や熱心な「(男系)尊王主義者」は置いておくとしても、最終的に”なんとなく皇室肯定派”が原因で物語が終焉、などということは、絶対に避けねばならないと思うからであります(これは、愛知のT様言われます、先人たちは”守りたい物語の為にリアリズムを引き受けてきた”はずで、ギルバート・チェスタトン言うところの「死者の民主主義」に通じるところがあると思われます)。そのためにも現国民がリアリズムを引き受け、愛子さまが皇太子になれるよう皇室典範が改正されることを強く望みます。

    くりんぐ

    2021年1月30日

    天皇皇后両陛下の愛の物語も、国民が皇室を敬愛する理由の一つです。
    天皇陛下は皇后さまに心惹かれ、一度はお立場ゆえに断られてしまうも、「彼女と人生を共に歩んでいきたい」というお気持ちは変わらず、その真摯なお気持ちが皇后さまの心を動かしました。
    プロポーズのお言葉「全力でお守りします」の通り、男系派の卑劣なバッシングから皇后さまを今に至るまで守り通されています。
    そんなお二人の間に生まれ、大切に育てられた愛子さまに皇位を継いでいただきたいと思うのは自然なことです。

    そして愛子さまが心から愛された方と新たな物語を紡げることができるよう、皇室典範改正を実現する責務が、国民にはあるのです。

    ダダ

    2021年1月30日

    ご指摘の通りだと思います。
    この物語が終わった時、国民はその罪に耐えられないでしょう。
    そして皇室・政治家へ責任転嫁。。(見たくない光景です)
    皇室典範改正を強く求めていきましょう!

    タルト

    2021年1月29日

    先日、男系支持派の人とネット上で対話を試みました。男系存続の美しい物語を紡いでいるので、現実の方策をたずねると、「神風」を待つとの答えでした。
    対話をして見て、時代の流れは止められない、双系継承の新しい物語を進めることでしか未来は開かれないとの思いを新たにしました。
    「さらに素晴らしい物語」に必ずなると思います!

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