[Good]『女性セブン』2月20・27日合併号より

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こんにちは!「名古屋のエプロンオバサン」ことたこちゃんです。

先月開催のゴー宣DOJOで、皇位継承問題についてこれまでと変わらぬ鋭い指摘をされた、菅野志桜里氏。

6日発売の『女性セブン』に掲載された皇位継承問題について扱った記事で、コメントをされています。

愛子さま、佳子さま“結婚後も皇族としての身分保持”案の高いハードル 配偶者や子供も“皇族並みの行動制限”、事実上“女性皇族に未婚を強制”という事態は不可避|NEWSポストセブン

記事ではまず、政府が国連女性差別撤廃委員会への対抗手段として、我が国からの拠出金を使うなと求めたことについて取り上げ、このことについて菅野氏は

自分たちが正面から取り組んでいないことに負い目を感じているから、そうした外からの“耳が痛い指摘”に対して威嚇的な対応につながったのでしょう。現行制度が女性差別に該当しないと言い切るなら、せめて女性皇族に対して“生きづらさ”を強いている構造的な圧力や課題を解決する努力をすべきです。

と容赦なく厳しい言葉を述べています。

先ごろ国会で再始動した、皇族数の確保に関する協議で取り上げられている、女性皇族がご結婚後も皇族の身分を保持される案については

配偶者や子供を一般国民とするなら、たとえば、選挙に立候補することはできるのか? どこかの政党を応援できるのか? 表現の自由はどこまで保障されるのか?と疑問ばかりが浮かびます。結局は皇族並みに行動や言動を制限されるのは明らかです。

と考えられる欠陥を的確に指摘しています。

記事の最後は、国会の協議で取り上げられているもう一つの案である、旧宮家の子孫の男性を養子として皇族にする案を取り上げ、これに菅野氏は

養子の制度を新設し無理に男系男子で皇位をつなぐより、性別を問わず親子で自然に継承していく方が、国民世論に沿い、女性皇族の“生きづらさ”も軽減することができるはずです。

とごく常識的なことを述べています。

記事全体の論調も、国会で協議されている各案の欠陥を適切に指摘し、タイトルのとおり女性皇族の皆さまが更に生きづらさを抱え、皇位継承の危機も解決しないことを述べています。

是非お時間が出来たら、一読されることをお勧めします。

文責 愛知県 たこちゃん

3 件のコメント

    SSKA

    2025年2月9日

    >一方で、夫と子供に皇族の身分を与える案に対しては、「母方から天皇の血を引く『女系天皇』の容認につながりかねない」として、保守層の反対の声が大きい。

    改めて血筋と言う肉体の一部と精神部分も含め、母親から受けた恩恵に感謝せず、妻の事も蔑ろにし軽くぞんざいに扱う人間は皇室国民の何れにとっても重要な健全な家庭のあり方をまともに考えないので保守を名乗る資格は無いと言えます。
    男系主義を徹底した先は個人の生き残り=我欲やエゴイズム(大陸の思想を源とするだけに)に偏りすぎて、国民が共に歩みたいと願う理想の君主像とは永久にかけ離れます。

    >このまま国会で議論が進んでいくと、女性皇族は“生涯皇族”となり、結婚後に身分が変わるという男女不平等からは解放されますが、事実上、結婚という選択肢が選びにくくなる。“未婚の強制”という事態は避けられないでしょう」(前出・宮内庁関係者)

    ご本人だけ残っても歪な結婚制度に縛られれば実質許されないのと同じ事で、結果として陰湿な形の差別を新たに再認定する酷い仕打ちにしかなりません。

    皇族も国民も、人の恋路を邪魔するやつは馬に蹴られて死んでしまえ、や地獄に堕ちろと思うのが自然な人間としての受け止め方でしょう。

    くりんぐ

    2025年2月8日

    皇位継承者が明治に男系男子に限定されたのは、「男尊女卑の脳髄が人民を支配しているから」であり、国連の指摘通り男尊女卑が原因。
    図星指されて逆ギレしてるだけの日本政府、ホント恥ずかしい。

    内親王・女王の産んだお子さまは間違いなく皇統を受け継いでいます。
    なのに皇族の身分が与えられないなんて、あり得ません。
    内親王・女王の配偶者は、親王・王の配偶者と同じように「皇位継承権の無い皇族」になっていただけるようにすればいいだけ。
    男系か女系かなんて、皇位を両親のどちらかから継いだかの区別にすぎません。

    血筋による皇籍取得は、法の下の平等を定めた憲法に違反する行いです。
    さらには、君臣の分義にも違反。

    旧宮家系男系男子は男系継承維持のために皇族になることを求められているのですから、男子に恵まれなければ、今はチヤホヤしてくる男系派が手のひら返して責め立ててくるのはわかりきっています。
    皇族になれば、過去も祖先のスキャンダルも全て晒される。
    憲法で保障された基本的人権も自由も全て失う。
    安倍政権が血眼になって探しても見つからなかったのに、今更名乗り出てくる人がいるわけがありません。

    ありんこ

    2025年2月8日

    紹介ありがとうございます。
    早速読みました。
    さすが菅野さん!政府の対応へのツッコミに胸のすくような思いです。本気で国連に余計なことを!と言うのなら、記事にあるようにしなくてはならなかったと強く思います。
    政府の抗議の内容・やり方はさすがに悪手だと思った人も多かったのではないでしょうか。
    国際親善に皇室の方々が赴かれる際、相手方の国で皇室の後継者についての問題はこれからますます話題となるでしょう。国連と政府の対応から、皇室の方々が人権無視・条約無視を行い女性蔑視を改められない国の象徴、その元凶として見られてしまう事を恐れます。悪意あるレッテルを貼られた時、皇室の方々を理由にそれを跳ね除けることができなくなる恐れを感じます。

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