衆院予算委員会における鈴木隼人議員の質疑への岩屋外務大臣の答弁が記事になっています。
女性差別撤廃条約は破棄せず 皇統「男系男子」改正求める国連委勧告巡り岩屋外相答弁【産経新聞】
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鈴木氏は勧告の根拠となった女性差別撤廃条約について「条約に加わることと国体を守ることのどちらが大事なのか、破棄も含めてさらに踏み込んだ対応が必要だ」とただした。
「ただした」と平仮名にしたところ、①「質した(質問した)」とも、②「正した(間違っているところを改めた)」とも、③「糺した(罪過の有無を追及した)」とも解釈できるようにしているようですね。実際に動画を観たところ、③に近い印象を受けました。
岩屋氏は「女性差別撤廃条約は男女平等を促進し、積極的姿勢を対外的に明らかにする上で意義深い。条約の効力を失わせることは適当ではない」と述べた。
対抗措置にさえ、多くの全国紙、地方紙が批判をする社説を出しているところ、「条約破棄」にまで踏み込んだ質疑に、岩屋外務大臣が苦慮している様子が伺えます。
「世界世論戦」という言葉で口火を切った質疑は、「皇位を男系男子に限る皇室典範」によるとされる「国体」が、世論調査で9割の国民が女性天皇に賛成=国民の総意とは相いれないものであることを、かえって鮮明にしてくれたようです。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
1 件のコメント
ダダ
2025年2月11日
外務省、まさに身から出た錆ですね。
対抗措置を発出しても、国連脱退や条約破棄の覚悟が無いことは見透かされていたでしょう。
あぁ本当に恥ずかしい…。