【最新】「愛子天皇論」連載:神武天皇より天照大神に遡る

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『愛子天皇論』連載最新回です。

261章 神武天皇より天照大神に遡る

本日発売の週刊SPA!に掲載されています。
みなさんの感想、ぜひお寄せください。

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12 件のコメント

    くりんぐ

    2025年3月3日

    「神武天皇より天照大神に遡る」拝読しました。

    幕末まで必ずしも重要視されていなかった、それどころか「忘れられてた存在」だったとする見解もある神武天皇。

    そんな神武天皇が表舞台に躍り出ることになったのは、徳川幕府より明治政府にこそ正統性があることを示したい明治政府の都合によるもの。
    明治政府が好き放題するために、「古すぎてどんな政治体制だったかという記録がほとんどない」神武天皇を都合よく利用したのです。

    男系保守派がやたらと神武天皇を持ち出すのも、明治政府が神武天皇を担いだ理由とほぼ同じなのでしょう。
    「皇位継承は例外なく男系で続いてきた」という妄想を正当化するため。
    まさに、「困った時の神武天皇」。

    皇室の祭祀は天皇が天照大神をお祭りすることが第一義なのですから、遡るなら神武天皇ではなく天照大神です!
    天照大神から神武天皇へ、そして今上陛下へ、男と女が手を取り合って受け継がれてきた天皇の歴史を受け継がれるのが愛子さまです!

    ありんこ

    2025年3月3日

    今更ながら読みました。
    めちゃくちゃわかりやすい&こんな分かりやすくある意味当たり前の事が全く分からない男系派はどーすりゃいいのん?と頭を抱えながら読みました。わかっていてもなお、男系派を続けて周りを洗脳していく奴ら、伝わりやすいキャッチフレーズ(真偽はどうでもいい)で何となく流される人を流していく厄介さ、国が亡びるビジョンが目に浮かぶようでした。彼らの革命主義的な左翼の本質がよく見えるようでした。
    ほんと愛子さま立太子、愛子天皇の実現しかないんですよね。
    だいたいの国民は本能的に安定する方法がわかっている。アマテラスよりも神武天皇云々は胡散臭いと思っている。
    政治家や一部の頭のいい?人たちは選民思想的な感性しているから、だいたいの国民の職人的感性をバカにしたいのかなぁ〜
    お前らはどうせ支配される側なんだからって、その証としての愛子天皇否定、皇室の否定するよーって。皇室だって一省庁が管轄する人権のない人間のくせに偉そう。男だけで繋いできてすごいことだけは認めるけど?みたいな感じなのかなー。
    とも思いました。

    枯れ尾花

    2025年2月28日

    今週の愛子天皇論読ませて頂きました♪
    「いつまでも男尊女卑と不可分である『明治の物語』にしがみついていてはいけない」
    まさにその通りですね!
    「天照大神を最高神として、八百万の神がゆるやかにまとめられていた神話の精神に回帰するべき」
    いや~なんとロマンを感じさせる一文か!これこそが日本の伝統、なんかワクワクしてきます、そしてその伝統への復古の決定打となるのが愛子さまの立太子!
    いや~今更ながらよ~く理解出来ました!
    「愛子さましか勝たん!」の意味が!

    ひとかけら

    2025年2月26日

    神武天皇より天照大御神に遡るを読んで成る程なと感じました。
    私の周りでは天照大御神は殆ど知っていましたが初代天皇が神武天皇だと知ってる人は殆ど居ませんでした。縮小し続ける神武創業は風前の灯になってますが権力を握り続け国民を統制したいという歪んだ欲望が皇室消滅を早めているといえます。明治の富国強兵ので強い武人国家を作るために行き過ぎた物語を国民にゴリ押しするのは間違ってますね。辻田真佐憲の戦前の正体を以前読みましたが洋装した明治天皇や至る所に有る神武天皇の墓や記念碑
    を見ると明治政府は大国を夢見るあまり正気を失ったのではと思います。
    天照大御神の数千年の威光は神武天皇を凌いでいると言わざるを得ません。

    masa

    2025年2月26日

    最新号を読みました。

    「遡るなら神武天皇ではなく、天照大神まで遡るのが伝統」、その一言に尽きますね。差別主義者にとっては女神が皇祖だとするのが気に食わないから神武天皇を利用しているのでしょうね。

    あしたのジョージ

    2025年2月25日

    今回はちょっと難しい気がしましたが、よく読めば神武天皇を担ぎ上げた頃は、幕末・明治期みたいなので、割と最近の事なんですね。
    最初に担ぎ出したのは、室町時代の吉田神道という人で、なんか胡散臭いような怪しい人みたいですね。
    とにかく神武天皇の時代は、古すぎてどんな政治体制だったかという記録がほとんどないみたいで、色々と怪しいですね。
    そこが男系派の人達には好都合で、自分達の都合が良いように担ぎ上げられる対象だったのかなと思いました。

    途中から出てきたウルトラマンのように巨大な神武天皇が面白かったですね。
    シュワッチじゃなくてジンムワッチがいいですね~🥹

    今回もとても面白くて勉強になりました。
    ありがとうございました。

    ダグドラえもん

    2025年2月25日

    今週の愛子天皇論、早速拝読致しました( ̄^ ̄)ゞ!!
    まさか、あの「徒然草」の作者の「吉田兼好」と言うのが嘘っぱちな捏造の名前だと言うのも驚きですけど、ソレだけでなく神武天皇自体も実は明治以前ではマイナーな存在だったというのも、コレは衝撃的でしたよっΣ(゚Д゚ノ)ノ!!
    本当に、男尊女卑による男系固執と言い、旧11宮家と言い、神武天皇の神話と言い…明治維新と言うのは、かくも現代までに禍根も残しまくりでどうしようもない事が嫌という程解るッスよね(^_^;)。
    もう、男系カルト&自称保守のアホンダラ共ももう神武天皇云々から目を覚まして、全てのご皇室は天照大神からはじまった事をしっかりアップデートすべき時かと!!
    今週も、めっちゃスカッとした漫画をありがとうございました~(#^.^#)vv

    ゴロン

    2025年2月25日

     今回も「神武天皇以来、万世一系の男系」とシャアシャアとのたまう自民党等の国会議員に有効な武器になりますね。「吉田兼好」が、吉田兼倶が家系図を捏造して書き込んだために生じた嘘の名前だったとは驚きです。どうやら教科書では徒然草の作者は「兼好法師」になってきているようですね。
    吉田神道ができたのは室町時代の応仁の乱の後くらいのようです。自身の神社を盛り立てるために担ぎ出した神武天皇が、まさか幕末にこれほどのものになるとは、吉田兼倶を思っていなかったかもしれませんね。
     幕府の権威を破壊するために現れたウルトラマンジンム。笑ってしまいました。
     もう役目はとうに終わっているのだから、ダンケーカルトsもいつまでもしがみついていないで、里?に返してあげて欲しいですね。
     かまされた「ごーまん」、「愛子さまの立太子こそが日本の伝統への復古である」は説得力しかありません。

    くぁん

    2025年2月25日

    今回の『愛子天皇論』は少々難しかったですが、じっくりと『なるほどなぁ〜』と思えるものでした♪

    その時代ごとに、良き政治を行なった天皇をリスペクトし、『復古』しようという意識が芽生えるのは普通だと思う。

    祭祀に関してもその第一義は、天皇が天照大神をお祀りするもので、天皇が天皇をお祀りすることが重要ではないことに大納得でした。

    長く忘れ去られた存在であった神武天皇が、”初代”というインパクトだけで祭り上げられるのもなんとなく判るが、やはりというか‥新興宗教(吉田兼好の件、今回初めて知った!騙しやがって!)めいたものが最初だったのですね!

    その後、明治政府によって、最大利用される訳ですが、幕末〜明治当時、自分がその場にいたら、このストーリー(神武創業!という復古)には興奮していたと思います。でも、150年以上経った現代では、”明治”はやはり少しムリがあったなぁ〜と思う。

    今こそ、明治のムリスジや、戦後のアメリカのムリスジから脱するチャンスですよ!日本人として、とても自然な『天照大神復古』をしちゃおうよ!そんな気分になりました♪

    神武天皇というと、”初代”というだけで、何をやった人か?よくわからないのだけれど、神話と史実を繋ぐ”伝承”という良き中継ぎ役であった♪という印象はあります☆ジンワッチ!

    チコリ

    2025年2月25日

    す、凄い‼️
    凄すぎる!

    「神武天皇以来、万世一系の男系」であるぞよましっ!とかえらそーに言えなくなっちゃいましたねーっ!
    ブラボーッブラボーッ!!!
    胸がスッキリ青空晴れ晴れ日本晴れー!

    一般人に理解できるようには書いていない専門家が書くむかつく小難しい本を、3行読んでは中断して考え読みに読み込んで、真実、史実を私たちに本当にわかりやすく描いてくださる先生!! 
    「SPA愛子天皇論」があれば、怖いものはない!皇統クラブに爆進だっ!
    ひゃっほーっ!
    にしても、胡散臭い吉田神道を利用した「明治の(負の)物語」の数々はもっとあたりまえに知らないといけないと思いました!

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2025年2月25日

     吉田神社と吉田神道の撤退批判には溜飲が下がりました。吉田神道は垂加神道(儒者の山崎闇斎が神道と朱子学が習合させた)の源流だと言えますが、その吉田神道が新興カルト宗教でしかないと認識されれば、儒教的男尊女卑に脳髄を冒された神道政治連盟(&神社本庁&日本会議&統一教会)の影響下にある議員の眼も醒める可能性が有ります。
     嗤ったのが吉田兼倶が兼好法師を自家の系図に書き加えた件です。大河「べらぼう」に登場する佐野政言(矢本悠馬)が「身分の低い田沼家を佐野家系図に連ねて良いから俺を役職に就けてくれ」と田沼意知(意次の嫡男:宮沢氷魚)に迫るシーンがありますが、それを思い出しました。その件を聞いた意次(渡辺謙)は「家柄など要らん!」と言って佐野家系図を放って池ポチャします。これは後に意知が政言に殿中で斬り付けられる事件の動機となり、田沼家失脚の一因となります。
     竹田某が「貴方とは血統が違う」とか言ってきたら「家柄など要らん!」で十分です(笑)。

    まいこ

    2025年2月25日

    感動的で心打ち震える章でした。
    「遡るなら神武天皇ではなく、天照大神まで遡るのが伝統である!」先生の描かれる天照大神はいつも印象的で、今回もまともな感覚を持っている国民ならば、大いに納得する言葉と共に麗しい姿を表現してくださいました。

    醍醐天皇(885-930)の時代に編纂された「延喜式」に、神武天皇陵が当代の天皇、すなわち醍醐天皇との関係が遠いために「遠陵」とされていて、すでに平安時代には特別な祭祀の対象にもなっていないという、歴史と伝統に拘る男系固執派に、徹底的に知らしめねばならない歴史的事実も克明に示していただき有難うございます。

    醍醐天皇を聖代として、光る君の父・桐壺帝のモデルとしている「源氏物語」は、延喜の帝(醍醐天皇)、仁明帝(810-840年)など実在の天皇への言及がありますが、神武天皇の名は見当たりません。さらに「行幸」の帖に、受領階級出身の近江の君が尚侍にして欲しいとゴネた挙句、兄の柏木から「天の岩門鎖し籠もりたまひなむや、めやすく(天岩戸を閉ざして、籠ってしまった方がいいでしょう)」と言い放たれる滑稽な場面がさらりと描かれているのは、天照大神こそが人々の間で自然に親しまれていることを物語っており、江戸時代にも、そして現在も、伊勢神宮に人々が大挙して押し寄せることにも繋がっている、伝統の証左といえるのではないでしょうか。

    神武天皇を担ぎ出した物語は、明治という時代に要請されて作られたものということも、これ以上はないほど分かりやすく伝えていただきました。
    愛子さまを迎える国民が歓呼の声を上げる光景は、まさに「女性である天照大神を最高神として八百万の神々がゆるやにまとめられていた神話の精神に回帰する」ことそのもの。
    「愛子さま立太子」によって、国民が沸き立つことこそが、楽しい日本。男尊女卑の「明治の物語」にしがみついている自称保守の国会議員の皆さま方の存在意義は、「愛子天皇論」を読み、コッチコチの頭をアップデートして、真の伝統の復古ができるかどうかにかかっていると思います。

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