竹田恒泰とのコラボでトンデモ発言をした上念司の書いたプレジデントオンラインの記事を見つけたので御紹介いたします。
記事のポイントを6点に纏めました。
・日本の伝統的な価値観を守りながら、時代に合わせて必要な改革を進めたこと。 この明らかに矛盾したミッションを成功させるために天皇という存在が不可欠だった。
・明治維新において重要なのは、明治天皇が古代から続く万世一系の継承者として国家の正統性を象徴した点にある。
・五箇条の御誓文は明治政府の基本方針を明確化する文書。明治新政府が目指したのは自由で開かれた社会だった。
・広く万機公論に決すべしが大事
・保守とは漸進的に前進するもの。古いからといってメンテナンスもしないで新車に替えることは出来ない。
・天皇が改革の先頭にたって走ってくれたおかげで革命が起きなかった。
確かに外国からの敵に備えるためには幕府の古い戦い方よりは兵器を近代化する必要があったのでしょう。そこで日本の独自性を主張するために天皇の存在が重要だったのが分かります。天皇は古来より日本の人心の安定に寄与してきました。改革の先頭に立つのが天皇なら逆らえる日本人は殆ど居ない。しかしながら、この論考を書いた人は現代令和の日本をどうしたいのか?以下は私の主張です。
・古代に原点回帰するなら日本の統治の正統性を天皇に与えた天照大神を忘れてはいけない
・日本も明治にかけて近代化するために西洋化は避けられなかった。現代令和において男尊女卑に関する事は西洋でも日本でも許されない。
・自由で開かれた社会、万機公論に決するなら現在の皇位継承に関する全体会議で国民の8割が望んでいる事を無視するのは可笑しい。
・皇室典範という今や一法律になったものを改正するだけで皇室も国民も納得するメンテナンスが可能。
・愛子さまは国民の支持が高い。この御方が先頭に立てば殆どの日本人の心は安定し前進しようとする。
・改革するなら現在皇室にいらっしゃる直長子を優先するのは当然。
皇室典範改正して愛子天皇を中心とした国体にするほうが日本人は自国に誇りを持てます。戦力も交戦権も日本国憲法が有る限り持てない。皇室典範と日本国憲法9条を改正し日本を希望の持てる強い国にする必要が有ります。
国民の希望を聞かないトンデモをし続ける限り日本は弱い国のまま負けるだけです。
文責 北海道 ひとかけら
2 件のコメント
ひとかけら
2025年3月7日
掲載及びコメントありがとうございます。
明治リバイバルした所で現代の国民を騙すのは至難の業。日本が再び世界の中で生き延びるためには天皇陛下の御子様が性別問わずに皇位継承出来る事で日本人の精神の安定に寄与することを男系固執派は理解する必要が有ります。
SSKA
2025年3月6日
化石並に古いOSで現代の複雑なシステムを無理やり動かそうとするのに近いと思います。
だから80年近く前まで遡って旧宮家系に頼る案はメンテナンス=修繕や補修と呼ぶのは無理があり過ぎます。
男系主義は価値観としては近代化前の夫婦が別姓だった江戸時代のもので、明治の法制化の時点で既に新しい時代に逆行していて、元士族が既に過去のものとなった封建時代への未練を残す以外に意味は無かったと思っています。