江森敬治氏の新刊発売に伴って講談社がインタビュー記事を出しました。
新刊『悠仁さま』が4月3日発売! まだ知らなかった悠仁さまと秋篠宮家の真実とは?【講談社】
「皇位継承順位第2位、真摯でまっすぐな将来の天皇陛下」というタイトルで始まる記事は、本書「はじめに」の締めくくりまで、違和感いっぱいです。
「悠仁さまは、天皇陛下と、その弟である秋篠宮さまの次の世代における、ただひとりの皇位継承者ということになる。18歳のひとりの成年が、『世界最古の王朝』といわれる日本皇室の将来を担うことになるが、その行く末は決して平坦ではない。たとえば、大学に進学したあとも、数年後には結婚問題が控えている。結婚相手を決めることイコール“未来の皇后さま探し”でもあり、それに、大事なお世継ぎの問題など高いハードルが次々待ち構えている。当然のこととして、皇室には新しいドラマが始まる予感がする」
江森氏については、当サイトも「女性自身」の記事を安定的皇位継承を巡る問題について警鐘を鳴らすものとして取りあげています。
秋篠宮さまのことばを引いて「皇族の皆さまのお考えを理解し、把握して、制度のための議論は進んでいるのか」ということを示唆し、当事者である皇族の皆さまを慮って議論をするべきなのは確かなことではあるものの、以下の言葉には賛同しないという投稿をしていました。
それが、いきなり政府から「結婚しても皇室に残ってください。内親王として仕事を続けてもらいたい」と、変更を告げられても佳子さまは大変、困るであろうということだと思う。
これは愛子さまも同じ思いではなかろうか。
「女性自身」の記事を読んでいた時に、賛同できなかった部分、違和感は、新刊の記事を読んで、さらに大きくなりました。
愛子さまも、佳子さまもいらっしゃらない皇室を想定しておいて、新たなドラマが始まると締めくくる方の底がつくづくと知れました。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
6 件のコメント
ダダ
2025年4月4日
『秋篠宮』で紹介されていますが、
秋篠宮殿下「今度、生まれてくるとしたら、人間ではなく、羊がいいかもしれない。羊になってひねもすのんびりと草をはんで。羊に生まれてきたら、なんとなく楽しいかもしれない。」
に、江森氏が「我が道を行くという感じがします。殿下に似ていませんか」と返すと、殿下は笑ったそうです。
この時の空気感までは分かりませんが、私はユーモアを超えて悲壮感を感じました。
秋篠宮殿下は冷笑したのではないでしょうか。
長年取材を重ねた江森氏が、秋篠宮殿下の様々な苦悩を知りながら、それに蓋をして悠仁さまがいるから大丈夫。に集約させてしまうのですから、殿下の心中はいかばかりか。
江森氏のことは男系カルトと大差なく見えます。
じーま
2025年4月3日
江森敬治氏についてはどういう人がよく知りませんが、どうもあまり信用ができない気がしました。
少なくとも4月3日付の朝日新聞の声欄に掲載されていた皇室ジャーナリストの久能靖氏の文章を読む方がはるかに有益な気がします。
全文転載するのは控えますが、概要を申し上げると今の国会での皇族数確保の議論について批判的で、「一時しのぎの改革案にすぎない」とバッサリです。
また、「愛子天皇」にも言及しており、最後のまとめは「今こそ、時代にあった新しい皇室典範を作るための国民的議論が必要ではないだろうか。男子であれ、女子であれ、天皇のお子さまから皇位につくべきだと思う。」
本当により良い皇室の未来を考えてるのは江森氏でしょうか、久能靖氏でしょうか。僕は久能氏だと思います。
SSKA
2025年4月3日
秋篠宮様ご自身の直近のお言葉を完全に無視してよくもまあ…。
この方も悠仁様に帝王学が授けられないと煩悶する病気が近いうちに発症しそうですね。
パワーホール
2025年4月3日
石破茂同様の闇落ちですね。開いた口がふさがりません。
突撃一番
2025年4月3日
前著『秋篠宮』では、秋篠宮殿下が自身の皇位継承に関して「自分は兄を支える、助けるという事に徹する」と、わりかし受動的な立場を崩しておられない事も、江森氏は認識してた筈だ。
なのに、そのご長男の悠仁様に関しては「将来の天皇陛下」と決めつけてかかってる事に、まず違和感を感じました。
とりあえず読んでみよう。
竹内久美子の新著よりは、面白そうだ。
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年4月3日
江森氏の書きぶりからは「皇統が秋篠宮家に移った方が自分の仕事に有利だw」という私心の表出が感じられます。この方は「愛子様VS秋篠宮家」という対立構造を煽る人々とウインウインですね。全く信じられなくなりました。