森暢平先生のこれでいいのか「旧宮家養子案」第48弾です
4月7日に開かれた「安定的皇位継承の法制化を求める国民大会」の裏にある日本会議、および日本会議議連の策謀について考えてみました。https://t.co/zjw0rdusq1
— 森暢平 (@mori_yohey) April 21, 2025
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サンデー毎日:「静謐」な議論を名目に敵対派を抑圧する日本会議 成城大教授・森暢平
皇位継承問題で、またぞろ保守系組織「日本会議」がうごめき出した。4月7日に国会内で開かれた「安定的皇位継承の法制化を求める国民大会」である。静謐(せいひつ)な議論という名目のもと、反対議論を抑圧する、およそ「国民大会」の名にふさわしくない集会に見えた。
と始まる今回(ブログ内青色背景は本文より引用)
素人目にも、なぜこの集団が「国民大会」を標榜するのか理解に苦しみます。
「国民大会」の主催は、「皇室の伝統を守る国民の会」(会長=山東昭子参院議員)
この会は、「日本会議」が主催した「皇室の伝統を守る1万人大会」のなかで平成18年に設立。
そして、この大会自体は
当時の首相、小泉純一郎が進める女性・女系天皇案を潰すための保守派の大規模動員
とのこと。何なんでしょう。
こちらの会の活動方針は、
皇統に属する男系男子の皇室復帰などを政府、国会に働きかけ、国民を啓発することとある。男系継承維持派の総本山と言ってよい。
一番ヤバい会ですね。啓発される国民はいるのでしょうか。
ただ、「日本会議国会議員懇談会」(会長=古屋圭司衆院議員)が共催で、
名前のごとく「日本会議」を支援するための議員連盟であり、200人を超す国会議員が加入するといわれる。
国会議員は何も考えずに染まってる者が多いようです。
「国民大会」では、要望書が採択され、4月11日、山東と古屋が首相官邸を訪問し、首相の石破茂に手渡した。
例のアレですね。
皇室の伝統を守る国民の会、日本会議国会議員懇談会を代表して、山東先生と古屋先生より申入れを頂きました。 pic.twitter.com/UuP9ru3MrK
— 石破茂 (@shigeruishiba) April 11, 2025
要望書についての主旨を森先生は
①女性皇族の婚姻後の身分保持については各党がおおむね合意し、夫と子を皇族としないことは8党会派が賛成し、主要政党間で議論があるが反対はない。②旧宮家養子案は8党会派が賛成し、主要政党間では反対表明はない。
と書き、
強引なまとめ方である。
ばっさり斬っています。
各会派の主張については、こちらのブログをご覧ください。
「おおむね同意」ではないですし、旧宮家養子案に反対を明確にしている党はあります。「主要政党」の分け方って?
森先生は①②の主旨について
要するに、この「日本会議」系組織は、国会議論を自派に都合よくまとめ、敵対派を切り捨てているのだ。
酷い話です。
こちらの「国民大会」には、5党から代表者が出席し、立憲民主党の野田国義議員は夫子非皇族案、旧宮家養子案のメリットデメリットを十分に審議と訴え、これについて古屋圭司会長は、党内で意見集約ができないのに大会に参加したことを評価しながらも、国旗国歌法議論において、当時の民主党は衆参とも真っ二つに割れた投票結果だった。国柄の問題にはこのようなことが無いようにと皮肉を込め挨拶とSNSで発表。
2005年から翌年にかけての「日本会議国会議員懇談会」の暗躍ついて、森先生の文章をそのまま掲載させていただきます。
女性・女系天皇を認める当時の有識者会議の最終報告書がまとまる前後から「日本会議議連」は院内で連続勉強会を開催し、賛同者を集めた。06年1月26日の総会で、拙速な皇室典範改定に反対する決議を採択する。出席した議員は自民35人など計44人。当時、典範改正案の3月提出が確実であり、前首相の森喜朗から党内の分派行動の自制について釘(くぎ)を刺されていたなかでの決議だった。さらに、「日本会議議連」は「日本会議」と合同で2月1日、「皇室典範の拙速な改定に反対する緊急集会」を1200人規模で開催。そこでは国会議員の反対署名173人が集まったことが報告された。「日本会議」各支部から上京した役員が議員会館事務所を訪問し、約400人に署名を呼びかけた結果だった。こうした動きのクライマックスが冒頭に挙げた1万人大会である。自派の主張貫徹のためには、党内分裂、分派行動も臆せず、院の内外で気勢を上げるのが「日本会議議連」「日本会議」のやり方である。「静謐」とはほど遠い手法だ。
なりふり構わないというのはこのことでしょうか。
この行動で護りたいのは「自分たちのプライド」だけで「皇位の安定継承」ではないことは明らかです。
皇室を滅ぼしたい逆賊の集まりとよくわかります。
森先生は結びに
今回の「国民大会」も、かつてのやり方を彷彿(ほうふつ)させる。「皇室」は国柄の問題であり、国論を二分させないようになどとよく言えたものである。「日本会議」「日本会議議連」は「歴史伝統の尊重」という美名のもとに、男系継承維持の主張を押し通す偏狭な集団である。
と書かれています。
今回の「国民大会」で出された案が「カネと女に溺れた」「逮捕者まで出ている」旧宮家系国民の養子縁組。
本当に何考えているんだか。理解に苦しみます。
「伝統だから伝統だ」こんな陳腐な言葉でコロッとなってしまう国会議員は、退場していただきましょう。
庶民の想いを形にしていかないとと改めて感じました。
本当に男系固執は害悪でしかない。
森先生の次回作を期待しています。
文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい
1 件のコメント
明日鍍 禮Xロックに抗議中
2025年4月29日
ダンケーカルトが「皇室は古来から男系の血族集団」とかほざいてましたが、根拠は明かさず。
答えた処で「宮内庁の皇統系譜が男系血統で続いて来た証だ!否定したけりゃ宮内庁を動かしてみろ」とか抜かすだけ。
世系第一が「天照」の時点で男女の区別は不要でしょう、大事なのは「天照」の子孫である事だけ。
明治の「因習」を「伝統」と信仰する「男尊女卑」の精神を「国民大会」とか言っちゃうのは笑しか出ませんが、少なくともコネや人脈があるのは事実。
このような不敬で戯けた集団を野放しにしない為にも、菅野(山尾)議員の復帰は必須ですね。
フレンドリッチの会も盛り上げて、日本会議(国賊会議)を叩き潰しましょう!!