平成13年(2001年)12月1日、当時の皇太子ご夫妻のもとに、第一子である愛子さまが
お生まれになりました。
アメリカでテロが起こるなど、世界情勢が混迷した一年が終わろうという頃、
日本は明るいニュースに湧きました。
そして翌年の4月、雅子さまは記者会見で、ご出産された当時の率直なお気持ちを
語られました。
無事に出産できましたときには、ほっといたしますと同時に、初めて私の胸元に 連れてこられる生まれたての子供の姿を見て、本当に生まれてきて ありがとうという気持ちで一杯になりました。今でも、その光景は、はっきりと 目に焼き付いております。 生命の誕生、初めておなかの中に小さな生命が宿って、育まれて、そして 時が満ちると持てるだけの力を持って誕生してくる、そして、 外の世界での営みを始めるということは、なんて神秘的で素晴らしいことなのか ということを実感いたしました。 |
「生命の誕生…」と述べられた辺りで、雅子さまが思わず涙ぐまれた場面も、
私はよく覚えています。
「生命の誕生」とは、もはや人智を超えて、神の領域に属するもの。
雅子さまがおっしゃるところの「神秘」であり、厳かな気持ちで臨むべきもの。
私も、生まれたばかりの我が子と対面できた時は、感動で胸が満ち溢れました。
雅子さまと、私と、立場はまったくちがっても、母親として抱く想いは同じなのだと。
妊娠・出産にまつわるエピソードは、人それぞれ、ほんとうにさまざまです。
祈りや努力だけではどうにもならないときがあることも、私はよく知っています。
無事に生まれてきてくれること、それがなによりの願い。
子の性別について、他人がどうこう言うなど、まさに神をも畏れぬ行為です。
天皇陛下ご夫妻のもとにお生まれになられ、ご両親の愛情を一身に受けておられる。
健やかにお育ちになり、そして、すでに大器を感じさせるようなふるまいがある。
愛子さまは天皇となるべく、お生まれになられた方です。
雅子さま、よくぞ愛子さまを生んでくださいました。
天皇陛下も、お二人をしっかり守っておられますね。
私はご一家に、ありがとうと申し上げたいです。
文責 奈良県 だふね
4 件のコメント
チコリ
2021年5月13日
『愛子さまは天皇となるべく、お生まれになられた方です。
雅子さま、よくぞ愛子さまを生んでくださいました。』
私もただ、ただ感謝しかありません。
ありがとうございます。
こんな国民で申し訳ありません。
日本は変わらなければなりません。
ダダ
2021年5月13日
私は出産に立ち会いました。
最悪な事態が起こり得るなか、子どもの性別とか心底どうでもよくて、祈ることしかできませんでした。
命を懸けた雅子さま。
その恩義に報いるために、愛子さまが皇太子となられる日まで声を上げていきます!
基礎医学研究者
2021年5月12日
共感を持って読ませていただきました。自分は男でgああり、子が生まれるのを待つ身でしたが(^_^;)、無事に子供が生まれた時にはだふね様も言われましように、性別など気にもならず、神秘的なものを感じた覚えがございます。ましてや、愛子さまは将来天皇となるべく生まれた方というのもまったくその通りで、我々国民は、その愛子さまが、まずは皇太子となられるための後押しをしなければならないということでございます。
小新斜馬
2021年5月12日
そだねー。子の無い私も感謝しかありません。
男女平等を皇室においても実現する運命の子となって欲しいですねー。