個性を生かして皇室支える彬子さま・瑶子さま・承子さま…3人の女王に重なる父の姿(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/86a0a4343b9055037fcf0865cae8dd2cad57daea
女王とは:天皇のひ孫以降にあたる女子。皇室の基本法「皇室典範」で定められている。彬子さま、瑶子さま、承子さまは大正天皇のひ孫。天皇の子、孫の女子は「内親王」という。
内親王である愛子さまや佳子さまほどメディアに取り上げられる機会は多くありませんが、三笠宮家、高円宮家の3人の女王殿下も、それぞれの個性を生かして令和の皇室を日々支えられています。
三笠宮家の長女 彬子さま(43)は日本美術の専門家として大学で教鞭を執る傍ら、38万部発行のベストセラー「赤と青のガウン」をはじめとするエッセーの書き手としても知られています。彬子さまは普段、京都で暮らし、日本文化を次世代に伝える団体を運営して、伝統工芸や農業などの体験会に自ら携わられています。
三笠宮家の次女 瑶子さま(41)は、ご自身が感音性難聴であることを明かされており、お父様の三笠宮寛仁殿下の遺志を受け継ぎ、障害者福祉やスポーツ振興などに尽くされ、国内最高峰の自動車レース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に瑶子女王杯を贈られるなど、モータースポーツの振興も後押しされています。
高円宮家の長女承子さま(39)は公務と日本ユニセフ協会(東京)の仕事との両立を10年以上続けられています。協会では世界の貧困地域でのユニセフによる支援活動の啓発を担当し、平和に対する強い思いを持って公務に励んでおられます。
この記事を担当した記者は、女王殿下御三方の活躍を紹介しつつ、安定的な皇位継承に関する与野党協議について、宮内庁幹部の意見を交え、次のように問題提起しています。
現在行われている安定的な皇位継承に関する与野党協議では、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案はおおむね賛同を得ているが、夫と子どもに皇族の身分を与えるかどうかで各党の意見が割れている。小泉内閣で2005年1月に議論が始まって以降、課題は長年先送りされてきた。この間、上皇ご夫妻の長女・黒田清子さん(56)、高円宮家の次女・千家典子さん(36)、三女・守谷絢子さん(34)、秋篠宮家の長女・小室眞子さん(33)の4人が結婚で皇室を離れた。05年末に22人で構成された皇室は現在16人で、全員が成年を迎えている。宮内庁幹部は「女性皇族の人生の制度設計に大きく関わる話で、早く結論を出してほしい」と話す。
これ以上の問題の先送りで、懸命に公務に励む女性皇族方の人生を弄ぶことは決して許されません。
2 件のコメント
ダダ
2025年5月7日
読売新聞に意見投稿しました(`・ω・´)ゞ
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お世話になります。
5月5日の記事『個性を生かして皇室支える彬子さま・瑶子さま・承子さま…3人の女王に重なる父の姿』を読みました。
私たち国民が皇室の皆さまに親しみや敬愛を抱くのは、私たちの心に常に寄り添ってくださるからであり、そこに皇族の性別は関係ないことが分かる内容でした。
国民の約8割が、女性・女系天皇を支持することは当然だと再認識できました。ありがとうございました。
記事の後半にある与野党協議では、玄葉衆議院副議長が『安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等』を『皇族数確保』に鞍替え(ミスリード)し、悠仁親王殿下までの皇位継承順位はゆるがせにしないという前提を勝手に作り出し、異論を認めない言論封殺の形で終わらせてしまいました。
政府と国会議員には、愛子さまを皇太子・天皇にしたくないという男尊女卑(女性差別)が透けて見えます。
これに貴社が加担することは無いと思いますが、言論封殺や皇室否定につながる言動は非難して下さるようお願い申し上げます。
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daigo
2025年5月6日
女性皇族方の為に今すぐにでも結論をださなくてはなりません。
これ以上先送りにしてはいけない。