旧4宮家に未婚男系男子 養子案、有識者資料が根拠【高知新聞】

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5月19日高知新聞の【総合】面に掲載、21:00現在、琉球新報が同様のデジタル有料記事を挙げていることが確認されました。(紙媒体で、他の地方紙にも掲載されているようです。)
4/17に報じられた産経新聞と同じく、「旧4宮家」の文字が踊ります。

【産経新聞】玄葉光一郎衆院副議長は、政府側から旧久邇宮、旧東久邇宮(ひがしくにのみや)、旧賀陽宮(かやのみや)、旧竹田宮(たけだのみや)に未婚の男系男子が存在するとの前提で議論が行われてきたとの説明があったと明かした。また、「(有識者会議の中で)旧11宮家のいくつかでは男児の誕生が続いているという発言もあった。それを踏まえながら議論が進められたという紹介があった」とも話した。

では、一部抜粋して紹介します。

【高知新聞】衆参両院の皇族数確保策に関する全体会議では「皇統に属する男系男子を養子に迎える案」の対象者が存在するのかどうかが議論となった。

その後、議事録からの引用をまとめて、誰の発言や文章なのか明記されます。

自民党の衛藤晟一氏は「正確にはよくわからないが、今、関係の男性は11、12人ぐらいいるようだ。」と言及。
玄葉光一郎衆院副議長は、「私たち正副議長も気になっている。養子の対象者の有無があまりにも漠然としており、その程度で本当にいいのか」と述べ、政府側に法整備の根拠となる立法事実の確認を求めた。
山崎重孝内閣官房参与は、2021年の有識者会議のヒアリング内容を引用する形で答弁した。当時の議事録によると
百地章日本大名誉教授は「旧宮家のうち4家計には、現代20代以下の未婚の男系男子のが少なくとも10人以上いると思われる。
ジャーナリスト櫻井よしこ氏は「旧宮家のいくつかの家庭では、男児の誕生が続いていると伺っている。男系の血筋を伝える旧宮家の家庭には悠仁さまの格好の友となり得る男児が少なくない」と発言した。
山崎重孝参与は養子に関し「婚姻と一緒で、自由意思の合致によって生じるものだ。他人をある意味では子どもにし、親にするという制度であり、自由意思の合致を前提に議論が展開されている」と付言した。


立法事実があるかのように提案されてきた政府の養子案とは、
百地章・櫻井よしこ両氏による伝聞・噂話を元にした、仮の話
立憲民主党の馬渕澄夫議員が、粘り強く繰り返している「立法事実がない」事実を、地方紙の読者の目にあきらかにする、まとめ記事と言えるでしょう。
参院選を前に、国会議員が週末に地元を回ることも多い中、今後は、全国紙と地元紙も併せて提示して、国民の声を届けることが出来そうです。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー れいにゃん

2 件のコメント

    れいにゃん

    2025年5月20日

    まいこさん、いつもありがとうございます。簡潔な事実の羅列で、議論の前提がおかしいこと、立法事実がないこと、明確な記事になっていたと思います。共同通信からの配信でしょうけれど、素早いピックアップは、皇位継承問題について読者投稿をしてきた甲斐が、少しあったのか?今後もめげずに続けようと思います。

    まいこ

    2025年5月20日

    れいにゃんさん、高知新聞の記事の御紹介と議事録ブログのリンク、ありがとうございます!
    対象者の根拠が練和の有識者会議ヒアリング、それも非常に曖昧な、誰から聞いたかわからない話を根拠にしているところ、Xのポストで記事を連打する男系新聞と共通するものがありますね。

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