山尾しおり先生の素晴らしいポストを国民民主党の玉木代表が注意したと報じられました。
国民・玉木代表 参院選擁立の山尾志桜里氏に「発信には注意してもらいたいと伝えた」女系天皇めぐるSNS投稿で【フジテレビ】
玉木氏の発言 抜粋
「少し現職を離れていたので、最新の議論の進捗状況、特に(国会での各党派による)皇室全体会議のやりとりは必ずしも全部が全部公開されているわけではないので、今の現状について私から説明しておいた」
→全体会議の議事録に、何か記載されていないことがあるのでしょうか?
「少なくとも悠仁親王殿下までは、現行憲法または皇室典範のもとで、男系男子ということで引き継ぐ流れが明確に決まっている」
→悠仁さまは、皇嗣である秋篠宮さまのお子様であり、皇嗣は暫定的な皇位継承者です。
憲法と皇室典範の元で明確に決まっているとは、どういうことしょうか?
「これを揺るがせにするような議論はかえってようやくまとまりかけている議論を妨げることになりかねない」
→ようやくまとまりかけている→13党会派のうち、揺るがせ案につながる旧宮家系一般国民の養子縁組に賛成しているのは8党会派、6割に過ぎません。立法府の総意にはなり得ません。
「有識者会議の報告書の中にもある通り、その先のことを議論するのは時期早尚だ」
→令和の有識者会議の報告書は、単なる案に過ぎません。
「発言、発信には注意してもらいたいと伝えている」
→国民の9割が望む発言、発信に、何故注意が必要なのですか?
「静謐な中で丁寧な議論を積み重ねて、今ここまで来ている。まずはその議論を我々としても丁寧に進めていきたい」
→全体会議の議事録をみれば、丁寧な議論がなされていないことは一目瞭然です。
3月10日全体会議で、玉木氏自身が「配 偶 者 と 子 供 の 身 分 に つ い て は 、 様 々 な 意 見 が 出 た ま ま 、 あ る 意 味 で の 結 論 が 出 な い ま ま 、 次 の 論 点 に 移 ろ う と し て い ま す 。」と発言していたではありませんか。
まさに「結 論 が 出 な い ま ま 、 次 の 論 点 に 移る」ことの繰り返しが、全体会議であり、だからこそ読売新聞は、「夫・子は皇族に」と提言したのです。
読売新聞 四つの提言
・皇統の存続を最優先に 安定的な皇位継承を先送りするな
・象徴天皇制 維持すべき 国民の支持に沿った方策を
・女性宮家の創設を 皇室支える皇族数が必要
・夫・子も皇族に 与野党は合意形成に努めよ
今朝の読売。皇統問題。説得力の厚みに敬服。
女性皇族が結婚した場合の夫と子の地位についても「『妃(きさき)』と同じ立場が自然」と論じています。
そもそも夫と子を(不自然にも)民間人と決め打ちすることで、女系天皇の議論を避けつつ、
女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っています。
この読売報道によれば、今日15日にも麻生・野田両氏の会談が予定されているとのこと。
野田氏には、女系天皇の議論から逃げずに国民の声を聞きましょうと麻生氏をいさめてほしい。
玉木氏は「正直な政治、国民に寄り添う政治に変えてゆく」が信条のはず。
山尾しおり先生のポストは、9割の国民が望む正直な政治、国民に寄り添う政治そのものです。
真に有能な逸材の発言を遮るようなことをしてよいのでしょうか?
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
7 件のコメント
ただし
2025年5月19日
しょーもないですね、玉木。でも、こんなんだからこそ付け入る隙もありそう。
神奈川のY
2025年5月17日
頭の玉木氏は日和見主義者な感じがあります。このタイプは外堀から攻めて内堀を埋めていく、他の男系固執議員達と一緒に十把一絡あげでいく方法が有効かなと思いました。さて、どう料理しましょうか。
daigo
2025年5月17日
山尾志桜里氏の女系天皇を巡る発言は我々国民の声に寄り添うものであり、至極同感です。野田代表は女系天皇を巡る議論から逃げてはいけない。
何故玉木は遮る様な事をするのか?
nonameyet
2025年5月17日
玉木氏はゴリゴリの男系主義者ですから、こう来ることは予想済みのことと思います。
山尾さん、思い切り闘ってください、そして国民民主党を内側から変えていって下さい!
サトル
2025年5月17日
暗い山は、「玉木さまの温情がわからぬバカ女!いつまでも玉木さまがかばうと思うな!出ていけ!公認外せ!国民民主党の女性議員こそ声挙げろ(意味不明)」(意訳…公的空間に合うようマイルドにしてみました)…と、意気軒昂(実はとっても邪魔なだけ)…です。
読売新聞社にも罵倒しまくり…です。
突撃一番
2025年5月17日
「ようやく纏まりかけてるんだから、ちゃぶ台返すな!」
と言いたいのが玉木のホンネか。
間違った努力を、ブチ壊すのはアタリマエだ。
SSKA
2025年5月17日
既に同党の他の者も似た様な反応を見せていますが、玉木の発言は男尊女卑を理由に女性一人へのリンチを代表が扇動しているのと同じ事です。
ポピュリズム政党の実体は国民の意見の自由を認めず同調圧力によって黙らせる独裁が行われているのが明らかです。
山尾さんにとっては辛い状況ですが、読売の社を懸けた報道は化けの皮を剥がす効果を最大限発揮して様々な場所に波紋を呼ぶ流れになりそうです。