いつまで男系男子にこだわるのか…皇統を守るには「女系天皇の可能性を排除すべきではない」皇室典範改正に関する読売提言について【プレジデントオンライン】

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読売提言について、政治ジャーナリストで読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員の小田尚(おだたかし)氏が、プレジデントオンラインに記事を載せています。

いつまで男系男子にこだわるのか…皇統を守るには「女系天皇の可能性を排除すべきではない」皇室典範改正に関する読売提言について【プレジデントオンライン】

論説主幹だった小田氏が書いた2017年のコラムの結び
「天皇の地位は、憲法によって、「日本国民の総意に基づく」。国会も、憲法審査会などで安定継承の手立てを正面から議論すべきだろう。政治が、悠仁さまに頼り切っていいはずがない。

5月15日の読売の提言のポイントは、以下のくだりにある。
皇統の存続を最優先に考えれば、女性皇族が当主となる『女性宮家』の創設を可能にし、夫や子にも皇族の身分を付与することで、皇族数の安定を図ることが妥当だろう」
皇統を安定的に存続させるため、女性天皇に加え、将来的には女系天皇の可能性も排除することなく、現実的な方策を検討すべきではないか」

読売新聞は、5月15日の提言の後、19日に元衆院議長・大島理森氏の発言を掲載していました。

現在の議論を見ると、まず天皇陛下から秋篠宮皇嗣殿下、そして悠仁親王殿下への皇位継承はゆるがせにしないという合意はおおむね形成されていると思う。これについては私も同じ思いだ。

その上で、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することには賛成だ。ただ、配偶者と子どもが皇族の身分を持たないとなると、お立場が夫婦で別になる。本当にそれでよいのか、慎重に考えてほしい。

小田氏の挙げたコラムの結びとポイントからみれば、
読売新聞の真意は当初から「女性天皇、すなわち
愛子さまと愛子さまのお子様に天皇になっていただける双系継承の皇室典範こそが、
現実的な安定的皇位継承の方策」ということになりそうです。

追記

いつまで男系男子にこだわるのか…

このインパクトあるタイトルの記事、ヤフーニュースは沢山の好意的なコメントが集まっているようです。(れいにゃんさん、教えてくださってありがとうございます)

コメントAI要約 β版 20250523 13:00時点 434件
「皇位継承の新たな視点と議論」に注目
主なコメントは?
・皇位継承において、性別に関係なく直系長子が継承できるように皇室典範の見直しが必要だと考えています
・男系男子の維持は現代の制度では困難であり、女系継承を認めるべきだという意見もあります
関連ワードは?
・皇位継承・女性天皇・皇室典範

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

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2 件のコメント

    SSKA

    2025年5月23日

    心霊現象に怯えて精神をおかしくして現実を無視した行動を取る産経と異なり、これこそ正道の保守に近い素晴らしい硬派な内容と言えるのではないでしょうか。
    5月15日以降に寄せられた男系心霊クラブの議員連中を名指ししている事からも、全く退く気配が無く強靭な揺るがない意思が伝わって来ます。

    れいにゃん

    2025年5月23日

    配信後17分でyahoo記事になり、コメントも好意的です。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/757b347c5bd7da497c5778b7dd6fb6aefb08d82 
    「今回の提言の内容は、突然示されたものではなく、以下の24年5月19日の読売社説の延長線上にある。」とし、最後は過去は女系天皇を認め、近々では女系天皇の議論のの必要性を説いていた石破首相へ視線を送る形で終わっていることをみても、必要とされている女系天皇の議論は、愛子天皇とそのお子さまの議論といえそうです。

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