文字起こし 読売提言について質疑 有村治子議員 参議院・決算委員会 2025年5月26日午前](日テレNEWS LIVE)

Post's thumbnail

読売提言について自民党の有村治子議員が参議院決算委員会で質疑を行いました。該当部分を文字起こしでお伝えします。

5:25~
自民党・有村治子議員:安定的な皇位継承に向け国会においては、衆算両院正副議長のもとで立法府の総意を取りまとめるべく、真摯な議論が進められています。読売新聞が5月15日の朝刊で特集を組み、皇室典範改正に関する提言を出されました。旧宮家の男系男子孫の養子縁組について疑義を呈される一方で、女性宮家を積極的に推進をしておられます。

そこで政府に伺います。そもそも政府は女性宮家という言葉を使用しているのでしょうか?使っているのか否か、その理由と共に事実を明らかにしてください。

内閣官房溝口内閣審議官:お答え申し上げます。宮家という言葉は、独立して一家をなす皇統に対する一般的な呼称であり法的な制度として位置づけられてはおらず、女性宮家という言葉もはっきりとした定義はないことから、政府としては女性宮家という言葉は用いておりません。

政府においては、従来から「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する付帯決議」で示されている「女性宮家の創設等」に関して、課題となっている事柄は何かという観点から女性皇族の婚姻による皇族数の減少等という言い方をしてまいりました。

有識者会議においても同様な形で付帯決議の課題を受け止め、皇族数確保のための方策として内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとすることが提案されたものと承知しておりますが、報告書の中において女性宮家という言葉は用いられておりません。

有村議員:今、ご答弁があったように、女性宮家は明確な定義や法的な位置づけがなく、この言葉は政府の有識者会議報告について一切使われていません。また私たち自由民主党はじめ、与野党をなす主要政党の多くも、この言葉を使っていないのが真相であります。

各政党によって真摯な議論 がなされているのは、あくまで内親王及び女王が結婚、婚姻された後も皇族としての身分を保持していただくことであり、女性宮家の創設ではありません。女性宮家の創設について各党の意見が概ね一致するとか、与野党の合意が成立しそうな見通しという読売の報道は、一体、何を根拠にされているのだろうかと教えていただきたくなります。

いま行われているのは、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議」。

天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議
一政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、皇族方の御年齢から しても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、本法施行後速やかに、皇族方の御事情 等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること。

二一の報告を受けた場合においては、国会は、安定的な皇位継承を確保するための方策について、「立法 府の総意」が取りまとめられるよう検討を行うものとすること。

三政府は、本法施行に伴い元号を改める場合においては、改元に伴って国民生活に支障が生ずることがな いようにするとともに、本法施行に関連するその他の各般の措置の実施に当たっては、広く国民の理解が 得られるものとなるよう、万全の配慮を行うこと。 右決議する。

政府は「女性宮家の創設等」と、女性宮家という言葉を使用しています。

そもそも政府の有識者会議報告=令和の有識者会議の呼称は、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議

天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議で、「女性宮家」という言葉が使われていないことこそが、本来ならば有り得ないこと。

さらに「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に基いて行われなければならない全体会議が、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告」、すなわち令和の有識者会議に沿って、「揺るがせにしない」「女性皇族の身分保持」「養子制度」と、皇族数の確保に限定して行われていることも問題。

読売新聞は、敢えて「女性宮家」という言葉を使って、付帯決議に基づいた議論をすべきと示唆しているのではありませんか?

有村議員:次に旧宮家の 男系男子を養子として皇室に迎える案について、読売は旧宮家の人たちは戦後長く 一般人として暮らしてきた。そうした人に唐突に皇位継承権を与えて、国民の理解が得られるのだろうかと社説で疑義を呈しておられます。これは正直なところ、我が目を疑う記述でありました。政府の有識者会議報告書は皇室に入られる養子が皇位継承資格を持つことを本当に提言されておられるのでしょうか。ご答弁ください。

内閣官房溝口閣審議官:お答えいたします。「有識者会議の報告書におきましては、皇位継承に関しては、養子となって皇族となられた方は皇位継承資格を持たないこととすることが考えられます」とされております。

有村議員:養子になられる方は、皇位継承資格を持たないというのが政府の記述でございます。

そもそも政府報告書は養子縁組をして皇室に入られるご本人に皇位継承資格を付与することは検討されていません政府に加え、私たち自由民主党はじめ各党の議論においても養子として皇室に入られる方が継承資格を持つべきだと主張している政党は、そもそもないと理解をいたしております。

読売のこの報道に事実誤認がないか、改めてご確認をいただきたいと考えます。

政府報告書は養子縁組をして皇室に入られるご本人に皇位継承資格を付与することは検討されていません政府に加え、私たち自由民主党はじめ各党の議論においても養子として皇室に入られる方が継承資格を持つべきだと主張している政党は、そもそもないと理解」、とのことですので、全体会議の議事録を見てみます。

令和7年3月10日 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議

○ 参 議 院 議 員 ( 中 曽 根 弘 文(なかそね ひろふみ) 君 ) 1頁目
な お 、 皇 族 と な ら れ た 方 の 皇 位 継 承 資 格 に つ き ま し て は 、 皇 位 継 承 資 格 は 持 た な い と す る こ と が 適 切 で あ る 。

そ し て 、 さ ら に 、 皇 族 と な ら れ た 方 の 配 偶 者 及 び 子 の 皇 族 の 身 分 及 び 皇 位 継 承 資 格 に つ き ま し て は 、 有 識 者 会 議 の 報 告 書 で は 、 縁 組 前 に 生 ま れ た 子 は 皇 族 と な ら な い こ と も 考 え ら れ る 、 そ う い う ふ う に 述 べ て お ら れ る と い う こ と は 、 縁 組 後 は 皇 族 と な る と い う こ と も 考 え ら れ る と い う こ と で は な い か と 思 い ま す が 、 私 ど も は 、 縁 組 後 に 生 ま れ た 男 子 は 皇 位 継 承 資 格 を 有 す る も の と す る こ と が 適 切 で あ る 、 そ う い う ふ う に 考 え て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。
取 り あ え ず 、 以 上 で ご ざ い ま す 。

○ 内 閣 官 房 参 与 ・ 皇 室 制 度 連 絡 調 整 総 括 官 ( 山 﨑 重 孝 君 )5頁
そ う い っ た 意 味 で 、 ま ず 制 度 が 基 本 的 に 枠 組 み と し て 創 設 さ れ た 後 に い ろ い ろ な こ と が 考 え ら れ て い く 、 し か も 、 冒 頭 申 し 上 げ ま し た よ う に 、 こ の 制 度 が 恒 久 化 さ れ る と す る と 、 ま だ お 生 ま れ に な っ て い な い 方 々 も 対 象 に な り 得 る わ け で ご ざ い ま し て 、 そ う い う 制 度 を つ く る か ど う か と い う 議 論 を さ せ て い た だ い た 方 が い い の か な と い う ふ う に 思 っ た わ け で ご ざ い ま す。

自民党の中曽根議員「縁 組 後 に 生 ま れ た 男 子 は 皇 位 継 承 資 格 を 有 す る も の と す る こ と が 適 切 」
政府の山崎氏「こ の 制 度 が 恒 久 化 さ れ る と す る と 、 ま だ お 生 ま れ に な っ て い な い 方 々 も 対 象 に な り 得 る

そもそも皇族数の確保に限定して行われているはずの全体会議で、皇位継承資格について言及したのは、「安定的な皇位継承の有り方に関する所見」を提出している自民党であり、政府は恒久化などと追従する発言をしています。

養子縁組をして皇室に入られるご本人に皇位継承資格を付与、ではなくとも、縁 組 後 に 生 ま れ た 男 子 は 皇 位 継 承 資 格 を 有 す る、しかも恒久化ならば、養子縁組によって皇位継承資格を有する人々が現れるということ。

旧宮家の人たちは戦後長く 一般人として暮らしてきた。そうした人に唐突に皇位継承権を与えて、国民の理解が得られるのだろうか
読売新聞のそうした人とは、「縁 組 後 に 生 ま れ た 男 子」も含まれるという解釈もできるように思います。いずれにせよ、「国民の理解が得られ」ないのは、言うまでもありません。

有村議員:加えて社説には、明らかな事実誤認があるように思います。

養子案に関して自民党内では、皇室に迎え入れた旧宮家の男系男子を女性皇族の結婚相手としてはどうかという意見も出ている。しかし女性皇族の意思を尊重せず、結婚相手はあらかじめ制度的に限定するようなことになれば、人権上の問題が生じようと書かれ、その見出しには人権を軽視するなと厳しいご注意が書かれています。ここは皇室の弥栄を祈念する自由民主党の保守政党としての信用や名誉にも関わることですので、明確に申し上げますが、女性皇族方のご結婚相手を軽々しく議論、提案、限定することなど、ありえないことですし、自由民主党としての「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」においてもこのような無礼で失礼極まりない議論など一切なされていないことを5月15日の報道後、改めて党内で確認を取っております。

非常に深刻かつ根幹的な点であり、自由民主党に対して人権を軽視するなと、ご忠告の社説のトーンにこそ、そもそも事実を報じていただきたいと困惑するばかりでございます。そこで伺います。政府の有識者会議報告書は、戦後、皇室を離脱された旧11宮家の方々について、どのような認識の記述となっているのでしょうか。

皇室に迎え入れた旧宮家の男系男子を女性皇族の結婚相手としてはどうかという意見」については、一カ月以上前に、共同通信が報じていますが、このとき自民党は反論していたのでしょうか。
女性皇族確保へ修正案 旧11宮家配偶者に身分【共同通信】2025年04月24日 06時00分

もしかすると、読売新聞の社説に「人権を軽視するな」と書かれるまで、「人権上の問題が生じよう」とは考えていなかったのでは?

安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」については多くのメディアが報じていましたが、「内親王・女王(女性皇族)の配偶者・子は結婚相手が旧宮家の男性であっても皇族とはしないこと」などが確認された、と報じたのは、読売新聞系列の日テレだけでした。
安定的な皇位継承のあり方…自民党は今後の対応を麻生最高顧問に一任【日テレニュース】

社説の掲載された第三面には、麻生氏の画像の吹き出しに「旧宮家の男系男子と結婚した場合に限るべきだ」と書かれており、日テレが取り上げたところをみても、読売新聞が確信をもって、この報道をしたことが伺えます。

内閣官房溝口内閣審議官:お答えいたします。有識者会議の報告書におきましては、昭和22年10月に皇籍を離脱したいわゆる旧11宮家の皇族男子について、日本国憲法及び現行皇室典範の下で皇位継承資格を有していた方々である。日本国憲法及び現行皇室典範が施行された昭和22 年5月3日から同年10月14日に皇籍離脱するまでの間は皇位継承順位第6 位の寛仁親王に次ぐ第7位以降、26名の方が皇位継承資格を持っていた旨の記述がございます。

有村議員:今、ご答弁があったように、皇籍を離脱された旧11宮家の方々は、戦後、現在の日本国憲法及び皇室典範の下でも皇位継承資格を持たれていた方々が非常に多かった。その時期があったにも関わらず、読売新聞はこの事実については触れておられません。

皇位継承資格を持っていた旧宮家の男系子孫が一般国民とは思っておられないようですので、今一度、議事録をみてみましょう。

令和7年3月10日 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議

 ○ 内 閣 官 房 参 与 ・ 皇 室 制 度 連 絡 調 整 総 括 官 ( 山 﨑 重 孝 君 )6頁
ぴ っ た り と 、 完 全 に 、 一 般 人 に 初 め か ら な っ て い る 方 が 誰 か の 養 子 に な っ て 戻 っ た 例 が あ る わ け で は あ り ま せ ん 。

政府の山崎氏も、旧宮家の男系子孫は一般国民としています。

有村議員:この度の読売提言は一貫して、養子案に疑義を呈しておられますが、憲法及び現行の皇室典範においても皇位継承権を持たれていた旧宮家の男系子孫に養子という形で皇室に入っていただく方策は、将来の天皇陛下を補佐していただく若い皇族を確保するためにも、現実妥当な案だと多くの政党が支持を明言している現状があると理解をいたしております。

現時点において、養子案の可能性まで否定するかのような論調は、日頃、読売新聞に高い信頼を置く身だからこそ、随分、荒い政治的ご主張が強い論調だなと少なからずの違和感を覚えております。共に皇室の弥栄を心から祈念している、そういう国民世論の醸成に努めていきたいという風に自らに言い聞かせます。

現実妥当な案だと多くの政党が支持 支持しているのは、13党会派のうち8党会派で、6:4

読売新聞は、5月3日の世論調査の記事で「皇族の養子縁組を可能にして、旧皇族の男系男子を皇族にすることに「賛成」は24%」と発表しました。

将来の皇位継承「不安」71%…読売世論調査【読売新聞】

国民のたった2割しか賛成していない養子案を、6割の政党が支持している。皇室の課題は、過半数では決めることは出来ず、立法府の総意が必要ですが、現時点においても国民と立法府が乖離していると認識したからこそ、読売新聞は養子案に疑義を呈したのではありませんか?

「愛子さま立太子」実現を可能にする皇室典範改正国民世論の醸成は、既にできています。
平成の有識者会議の報告が提出された2005年、20年も前から。

読売提言についての質疑がなされた決算委員会の動画をYouTubeにアップした日テレ。

読売新聞系列の日テレ、その意気やよしですね。

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

次の記事 

8 件のコメント

    こん

    2025年6月26日

    有村治子議員が今頃になってこの答弁のやりとりをアップしたので、このブログを、引用させていただいていただきました。
    一応ご報告です。

    https://ameblo.jp/toris1900/entry-12912761091.html

    nonameyet

    2025年5月27日

    有村議員は、旧宮家案がそもそも不可能だという事に気付いていないのでしょうか。
    気付いていないとしたら、皇位継承問題について最初から真剣に考えるつもりがなかったということであり、気付いていて故意にそれを隠しているとしたら、皇室を滅ぼす意思があるということです。

    SSKA

    2025年5月27日

    旧皇族の戦後一時的な皇位継承権については、昭和天皇も日本政府も戦後混乱期の復興を志す中で真剣に国の将来を考えた末に彼等は相応しくないと決断され、離脱した経緯が森暢平先生の検証記事により明らかです。
    当時も違法性が高かったりスキャンダルに塗れた人達やその子孫を更に現代において違憲や違法性の高い手段で迎え入れようなんて、血筋は薄まるのに後ろ暗い悪徳や罪を倍加し重ねさせる様な馬鹿な考えを国会議員が信じ広めて良い訳がありません。

    SSKA

    2025年5月27日

    これまで「宮家」の当主に男性しかなれなかったものを側室不在や男女観の変化により生じている皇族減少を解決する為に女性も対象に広げ、ご家族(夫と子供)も皇室の一員と認めると言うそれだけの話に何故こうもぎゃあこら騒ぎ立てるのか、揚げ足取り以外の何物でもありません。
    「上皇」の制度も過去に無かった「上皇后」と共に近代以降刷新された実質新しいものであって、当時安倍自民や自称保守が必死に反抗したのも空しく大多数の国民に受け入れられ定着していますから、法的にどう扱うか等は内容が決まってから細部を詰める枝葉の話でしか無く、自民のお仲間同士の議論は利権や票田目当ての醜い振舞でしかないと呆れるばかりです。

    大体養子案が完全破綻しているのは現在の旧宮家子孫が国民から拒絶されているのにその更に先の子孫がどの様な理屈で受け入れられるのかその経緯を明らかにせず乗り越えられると強弁するだけで、前提となるはずの皇室が養子を積極的に受け入れる意思は全く確認せず進めようとしている点、現在の時間軸を無視して未来に飛べと喚くSFもどきのカルトのどこに論理性があるのでしょうか。

    サトル

    2025年5月27日

    ついでに所属先団体です。

    創生「日本」(副幹事長)
    神道政治連盟国会議員懇談会 (副幹事長)[133]
    天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟(事務局次長)
    TPP交渉における国益を守り抜く会
    日本会議国会議員懇談会[102](政策審議会副会長)[133]
    日本女性の会(副会長)[133]
    平和を願い真の国益を考え靖国神社参拝を支持する若手国会議員の会
    親学推進議員連盟[134]
    国籍問題を検証する議員連盟
    みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[102]
    日本の尊厳と国益を護る会(幹事)[135]
    対中政策に関する国会議員連盟
    全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性を守る議員連盟(副代表)[136]

    馬鹿馬鹿しいくらい「わかりやすい」

    サトル

    2025年5月27日

    この議員
    山東派から現在、麻生派…のようです

    実にわかりやすい

    らがなひ

    2025年5月27日

    >憲法及び現行の皇室典範においても皇位継承権を持たれていた旧宮家の男系子孫に養子という形で皇室に入っていただく方策は

    「皇位継承権を持った人物の子孫」どころか
    「天皇陛下その人」の「子」であり現在進行形で「皇族」ですよ愛子さまは!?

    「皇族数の確保」という旧宮養子話に「子には皇位継承権」をねじ込んできたのは自民党!!
    本当にむかっ腹が立ちました!!!!

    サトル

    2025年5月27日

    有村ねぇ…。

    とりま、「愛子天皇論3」は送付対象外ですね。

    あとWikipediaから引用…。

    「妊娠出産を前提としていない男性の視点で敷かれた議会ルールのもとで、男性と同じようにふるまわなければ議員として生き残れないということでは女性の政治参画は広がらず、『肉食系の女性議員』しかいない議会が健全だとも思わない。政治活動と妊娠・出産・子育ての両立は、単に若い女性だけの問題ではなく、社会に対する投資だと捉えてほしい。不妊治療を取り巻く問題、高齢出産に伴うリスク、産後うつの問題、子育てをしながら親の介護をするダブルケアなど、さまざまなライフイベントを経験し、汗や涙を流して、やっと編み出される主張には、説得力がある。そうした経験こそが、共感を呼ぶ政策や予算編成、社会を変えていく力になる。」とインタビューに答えている。

    こと、皇室…となると不思議な視点になるようですな。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。