安定的皇位継承について、朝日新聞が社説を出しました。
(社説)皇室制度のあり方 女性・女系 将来の道閉ざさずに【朝日新聞】
現在、国会で行われている与野党の協議(全体会議)について、はじめに社是が示されます。
象徴天皇制は、憲法に定められたものだ。憲法全体に流れ、国民が広く共有する価値観を大切にしながら、将来の女性・女系天皇をことさらに排除しない方向で議論をまとめるのが望ましい。
続いて議事録の概要を示し、女性皇族の配偶者と子に皇族の身分を与えることについて、
「身分付与の道を閉ざすことには賛成できない。」と明言、養子案にも疑義を呈し、以下のように結んでいます。
社説は「広範な合意のないまま、数の力で押し切ることはあってはならない」としてきた。この立場を改めて確認しつつ、議論をいたずらに先延ばしせず、かつ、幅広い国民の腑(ふ)に落ちる結論を得るよう、詰めた検討を求めたい。
幅広い国民の腑(ふ)に落ちる結論とは
「愛子さま立太子」を実現する皇室典範改正ですね。
さらに朝日新聞は、社説に加えて2つ記事を掲載しています。
安定的な皇位継承、麻生・野田両氏が協議 「立法府の総意」は正念場【朝日新聞】
女性皇族の配偶者、焦点 「安定的な皇位継承」協議【朝日新聞】
安定的な皇位継承をめぐっては、読売新聞が15日に提言を出し「将来的には女系天皇の可能性も排除することなく、現実的な方策を検討すべきではないか」と踏み込んだ。しかし、与野党の会合は女系天皇の扱いについて議論していない。
読売提言に賛意を示し、立場を超えて共同戦線を張る決意がみなぎっています。
安定的皇位継承に資する記事を同日に3つも出してくれた朝日新聞に感謝。
これから紙面も購入してきます。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
追記 森暢平先生もⅩで大絶賛していらっしゃいます。
キタ━(゚∀゚)━!!という感じです。『朝日』が本日社説を打ってきました。ネットでも午前5時解禁。 「女性・女系 将来の道閉ざさずに」と題した1900字余。「養子案に消えぬ疑問」と、読売提言よりも踏み込んでます。言論界の二雄が、女系を検討で足並みをそろえた。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S16223119.html… 逆に、旧宮家養子案推しは、日本新聞協会加盟の新聞では、『産経』のみ。 本日の朝日は3面にも「女性皇族の配偶者焦点」という解説記事を出し、読売提言にも触れている。 盛り上がってきました!!!! #女性天皇 #皇位継承問題 #朝日新聞
5 件のコメント
ダダ
2025年5月29日
意見投稿しました(`・ω・´)ゞ
担当者様
お世話になります。
5月28日の社説「皇室制度のあり方 女性・女系 将来の道閉ざさずに」を読みました。
天皇・皇族を生身の人間として捉えた上で、安定的な皇位継承の制度設計を図ることに賛成です。
男系・女系は日本古来の伝統には存在しない概念であり、象徴天皇が性別で差別されることはあってはなりません。
養子に関しては、貴社のご指摘の通りで、違憲違法を回避できません。
こんなトンデモ論を国会議員が真面目に話していることに失望します。
与野党協議は、玄葉衆議院副議長が『安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等』を『皇族数確保』に鞍替えし、悠仁親王殿下までの皇位継承順位はゆるがせにしないという前提を勝手に作り出し、異論を認めない言論封殺の形で終わらせてしまいました。
(玄葉議員の思い込みは病的で、女性宮家の創設等の『等』に旧宮家男系男子養子案が含まれているとまで言っています)
これは国民の手本にならない議論であり、また、皇室への敬愛心を微塵も感じさせない言動には国民感情との乖離があり、憤りを覚えます。
この目に余る暴挙を前に、各報道機関が立場を超えて批判の声を上げていることを頼もしく感じます。
ありがとうございました。
daigo
2025年5月29日
まいこさん、お疲れさまです。
朝日新聞購入できませんでしたが、朝日新聞に感謝のメールを送りました。
たみちゃん
2025年5月28日
速報ありがとうございます。会社の帰りに朝日新聞を購入しました。感謝のメールを送らせて頂きました。毎日新聞、中日新聞、東京新聞、読売新聞に続き、女系天皇を支持してくれて心強いです。女性・女系天皇の可能性を排除することについて、「社会が克服しようとしている男女不平等が投影されるのは適切ではない」と指摘してくれているのが嬉しかったです。また、読売提言や宮内庁長官の声明を無視する自民党に苦言を呈してくれて、胸がすく思いがしました。
ゴロン
2025年5月28日
来ましたね!朝日新聞に意見投稿しました。
・・・
安定的な皇位継承についての記事、社説の掲載ありがとうございます。「読売新聞の提言」にまで言及され、国民の思いを政治家に届けるため、立場を超えた共闘的な印象を受けて嬉しく思います。
女性皇族の配偶者と子の皇族の身分を付与することについては、身分付与の道を閉ざすことには賛成できないという常識的な考えが述べられていました。「人権」を重視される貴社であれば、皇族・国民混成家族などあり得ないと述べて欲しかったところですが。
養子案については、小泉内閣の有識者会議で、「国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点があり、採用することは極めて困難」とされていたことや、憲法学者の指摘に触れ、現在の自民党等の議員たちが主張していることの異常さが大いに伝わりました。
根本の論点として、女性・女系天皇の議論から外されていることが問題として挙げられ、国民統合の象徴として、「社会が克服しようとしている男女不平等が投影されるのは適切ではないのではないか」と提言していることも素晴らしいと思います。
先日(5/6)の貴社の阪田氏のインタビュー記事でも平成の有識者会議では、愛子さまの即位を前提とした「男女問わず、直系長子優先」という結論が出されていたことが挙げられていました。これこそが「国民の総意」です。男系固執議員や論者は「女系天皇は正統性のない別王朝になる」などと不敬な妄言を吐きますが、旧宮家系の子孫に皇籍を取得させ、皇室を乗っ取らせることの方が、明らかな「王朝交代」です。こんな議員こそ交代させなければなりません。
日本の天皇は双系が伝統で、男系に制限したのは男尊女卑の意識が強かった明治からです。記事でも「女性天皇は過去に8人いる・・血筋を母方に引く女系天皇は例がないとされる。」と読売新聞と異なり断定されていないのは、おそらく、元明天皇から元正天皇など女系継承といえる史実をご存じだからと思います。
読売新聞の提案以来、狂乱して反発している産経新聞を含め、各新聞社等のメディアが安定的な皇位継承の国会の議論について取り上げてくれています。今後も、国会に真っ当な安定的な皇位継承問題の議論を促す記事やテレビ報道を期待しています。
ゴー宣ファン
2025年5月28日
速報ありがとうございます!帰りにコンビニ寄って朝日新聞を購入したいと思います。