秋篠宮家の眞子内親王殿下と小室圭さんへの心無いバッシングについては、当サイトでも幾度となく取り上げてきていますが、とうとうこんな失礼な記事まで出るようになりました。
AERAdot
秋篠宮家への苦情殺到の裏でささやかれ始めた愛子さまの「旧皇族の結婚お相手リスト」
https://news.yahoo.co.jp/articles/64f3c5aef11c4c252baa565cf4dadb4bc1f712e8
しかし、愛子さまが旧皇族の末裔である男性と結婚を強制されることはないことは、もう60年も前に結果出ています。
そう!
上皇ご夫妻のご結婚が、そのことを物語っています。
それまでの、公家や大名家の娘さんの中から結婚相手を選んでいた慣例を破り、一般家庭出身の娘さんを自分の人生の伴侶にと考えられたのは上皇陛下でした。
当時も「いわゆる保守派」といわれる人々からのバッシングがありましたが、上皇陛下はご自身の意思を貫かれ、お父上である昭和天皇もその結婚をお認めになりました。
上皇陛下は皇族であっても、結婚にはお互いの信頼関係が一番大切であり、家柄にのみ囚われるべきではないことを、自らお示しになったのです。
また、神道学者であり皇室研究者の高森明勅先生はご自身のブログで、皇位継承者に旧皇族の末裔である男性を含めることについて、憲法第14条が禁ずる「門地による差別」にあたる可能性があることを紹介されています。
高森明勅公式サイト
旧宮家案は憲法が禁じる「門地による差別」という決定的な指摘
https://www.a-takamori.com/post/210515
愛子さまの配偶者として皇族になられるという形であっても、家柄のみでご結婚を決められることは、立憲君主として現行憲法を順守する意思をお示しになっている天皇陛下がお許しになることはないと思われます。
私は、愛子さまが今上陛下のただお一人のお子様という難しいお立場におありになることは重々承知していますが、何より一人の女性としてもお幸せな人生を送っていただきたいと思います。
文責 愛知県 たこちゃん
8 件のコメント
ただし
2021年6月1日
元首として生きておられる天皇陛下が1番、時代というものを捉えておられるのだろうなと思いました。男系固執派は、頭の中が、自分の好きな時代で止まってるのじゃないでしょうか。
くりんぐ
2021年5月29日
愛子さま心から信頼し、人生の伴侶にと選ばれた方が、たまたま旧皇族の子孫にあたる方でもあった。それなら何も問題ありませんし、心から祝福します。
ですが、愛子さまのご意思を無視し、旧皇族の子孫との結婚を強制することは決してあってはならないことです。
血筋も家柄も地位も学歴も、人を幸せにすることは出来ません。強い信頼関係で結ばれた方と人生を共に生きることで、人は幸せを感じることが出来るのです。
ダダ
2021年5月26日
記事にある神社庁関係者の発言「女性皇族の結婚相手を、男系男子につながる旧皇族に限定すれば、男系は維持される。それならば、女性宮家を認めてもいい」も意味わかりませんよね。
愛子さまがご自身の意思で人生を歩めるように、皆で応援していきましょう!
楽進
2021年5月25日
何の得にもならないことを、ささやき始める人が、この世の中には、沢山いますね。
「旧皇族の結婚お相手リスト」から、愛子さまが結婚相手を見つけると、見つけなければならないと、本気で思っている人間が、皇族の方々を、天皇陛下のお子様である愛子さまを、尊んでいるはずも、敬っているはずも、人間だとも、思って無いんじゃないでしょうか。
しかし、この「お相手リスト」の「お」、何のための「お」なのでしょうか、必要だと思えない。
基礎医学研究者
2021年5月25日
まったく、たこちゃん様のおっしゃられる通りでございますよね。こういう話が出て切ると、逆に「大御心に逆らうのか!!」とつい言いたくなってしまうかと。先にねこまる様も言われておりますが、我々国民にできることは、”祝福するのみ”かと。
のりたま
2021年5月25日
昔の大名じゃあるまいし・・・ですね。
結婚とは、「両者の合意にのみ基づく」ものです。互いに信頼関係がなくては共に生きていくことなんてできません。
昭和43号
2021年5月25日
結婚のことに限らず、皇族の方々のご意志を無視する自称保守連中は、自分達が信奉する明治の鋳型に皇室をはめ込もうとするだけで、「やっていただいてる」という意識が全くありません。むしろ「型通りにやれ」と言っているようです。
秋篠宮家を批判する愚かな大衆も、鋳型がマスゴミの脚本になっただけで同類です。
全ては「やっていただいてありがたい」という意識の欠如によると思います。女系天皇を支持する一般の国民にはそれがあると信じたいです。
ねこまる
2021年5月25日
愛子さまと旧皇族の結婚を大真面目に考えている人は、現代日本に生きているとはいえませんね。時代錯誤も甚だしい。
上皇陛下も今上陛下も、人生を共に出来る方を選んだのです。
愛子さまも勿論そうなるでしょう。我々国民は祝福するのみ。