安定的皇位継承について、元日経新聞記者で宮内庁を担当していたジャーナリスト・井上亮(いのうえまこと)氏の論考をnippon.comが報じています。
皇室の危機の本質とは:若い皇族が直面する「結婚の壁」【nippon.com】
自民党のちゃぶ台返しと共に、野党議員に多い「女性天皇は賛成だが、女系天皇には反対」は実質的に男系主張と変わらないこと、反論をされない皇室という「権威」を好き放題に叩くことへの批判には、肯けるものがあります。
結び
象徴天皇制の存続を望むなら、早急に取り組むべきは、一般国民も安心して入っていけるよう、皇室を人間的な空間にすることだ。国民が耐えがたいような制度、環境、忍従を強いれば、皇統断絶を後押しすることになる。
一般国民も安心して入っていけるよう、皇室を人間的な空間にすること、その第一歩が男系男子限定の皇室典範改正ですが、井上氏は何を想定しているのか、もう少し具体的な内容を読んでみたいと思います。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
3 件のコメント
叶丸
2025年7月4日
著書は読んだ事が無いですが、この人物は怪しい気がします。
https://gendai.media/articles/-/152557?page=3
宮内庁の皇后陛下に対する悪事を上皇陛下のせいにしているのはどうなのでしょうか。
比翼の象徴なる上皇上皇后両陛下の伝記にも同じ言葉が出て来るようです。
https://gendai.media/list/author/makotoinoe
SSKA
2025年7月3日
皇室の危機の本質はそこに属する方々を人間扱いしない、反皇室左派と男系固執が利害を共にする人権の飛び地論が法解釈として罷り通っている事に全ての原因があります。
国民同様に男女何れの価値観も対等に尊重する考えを人間扱いしない事を理由に認めない非情で冷酷な環境を保守派が強要しているからです。
誹謗中傷を防ぐ為の反論権は当事者の人権を守る意識が認められなければ公権力は動きようがないし、歯止めが利かなければやりたい放題になるのは自然な流れで、むしろ自称保守の方が抑止の手段を奪って都合良く非現実的な理想を押し付け利用しているのが実状です。
大衆誌が中心となって広げた秋篠宮家への攻撃を見ても女性の眞子様を追放出来る好機と捉え便乗しているのが男系派ですから、盗人を進んで内部に招き入れた彼等自身が皇嗣家が大事だと幾ら主張したところで何の説得力も持ちません。
皇室に押し付けられた反人権論を否定しなければ、結婚相手を迎える事自体阻まれてどうにもなりません。
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2025年7月3日
ご紹介、ありがとうございました。この方、中盤で「女性はいいけど、女系はね」論者を批判しておきながら、終盤では自分が「皇妃は大丈夫だけど、皇婿・皇配は心配よね」と、心配する振りをしながら否定しているようにも見えます。
またマスコミやSNSが真偽不明の批判を繰り返すことがヤバいとの認識はあるのに、マスコミやネットの批判には向かわず、「だから男の皇室入りは無理じゃね?」と言っているようにも聞こえます。とまぁ、色々と怪しい部分が散見される文章でした。