かつてのプロ野球では、敵チームであっても監督･コーチには野次を浴びせてはいけないという暗黙の掟がありました。何故なら、今までの歴史、伝統を築いてこられた偉大なる先輩方だからです。
生前の野村克也元楽天監督が、南海の選手だった頃日本シリーズの際に南海の選手が読売ジャイアンツの水原茂監督(当時)に野次を浴びせた時、南海の鶴岡一人監督(当時)はその選手を｢馬鹿者!敵将に野次を浴びせるとは何事だ!」と叱ったそうです。
そのため、野村監督は汚い野次は絶対に許さず自身がヤクルト監督として望んだ1997年の日本シリーズの際には対戦相手の西武ライオンズのベンチから｢このブタ!」「さっさと引っ込め!このデブめ!」と酷い野次が飛んだ時、「こんなチームには絶対に負けない」と思ったそうです。
これは、皇室に対しても同じでしょう。現在の上皇陛下は、上皇后陛下と結婚なさる際に一般の方であってもお互いに心を支えあえるのならという思いで結婚なさったに違いありません。そして、その意思は今の眞子さまと小室さんの結婚に受け継がれました。
しかし、男系派は旧宮家の男性と眞子さまを結婚させる為に小室さんとの結婚を破談にさせようとしたりしているほか現在開かれている有識者会議においても小室さんのことを持ち出して女系天皇、女性宮家を阻止しようとする動きさえあったようです。(尚、この記録がなされていた部分はこの有識者会議の議事録からは削除されたようです。)
また、愛子さまに対しても”女性天皇を阻止できないならせめて旧宮家の男性と結婚させて･･･”とでも考えているのか旧宮家の男性と強引に結婚させようとさえしています。
また、一般大衆も貧しい人への差別感情や現在のコロナ禍での憂さを晴らすために小室さんをバッシングする有様です。
ただ、男系派はともかく一般大衆の場合は現在のコロナ禍で心の余裕をなくしていることで心がギスギスしているから小室さんバッシングに走っている面もあるでしょう。
ですが、考えてみてください。このコロナ禍で一番苦しんでいる人々の為に一番心を痛めておられるのは眞子さまを含む皇室の方々だということを、その皇室と共に歩んできた日本の歴史を作ってきたのは我々の祖先、先輩だったということを。
小室さんをバッシングすると言うことは、男尊女卑を皇室に持ち込むということは今までの祖先、先輩、歴代の天皇陛下をののしることと同じではないでしょうか。
今一度、この皇室と共に歩んできた日本の歴史を継承する為に皆さんで考えてみませんか?
参考文献:https://news.yahoo.co.jp/articles/80bc7273816cd74d85eefa540dd1d86591da41be
～眞子さまご結婚に関する言及削除 政府有識者会議めぐり～
文責 山梨県 JACKER
4 件のコメント
ただし
2021年6月11日
議事録の一部を削除するというのは、公文書改竄に当たるのではないでしょうか。何というご都合主義でしょう。
１人のお若い日本人の男性を、そして、そのお母さまを、ここまで集団でイジメることが許されていいのでしょうか！？
皇族方のプライベートな恋愛に、ここまで口を挟んでも許されると思っている大衆って、どういうつもりで居るのでしょう！？
野村監督が感じたように、こんな奴らには絶対に負けない！
皇室典範を改正し、双系の皇位継承と女性宮家創設が出来るように致しましょう、絶対に！！
基礎医学研究者
2021年6月10日
共感を持って読ませていただきました。JACKER様の野球の例えは非常におもしろく、自分も野村監督の著書を読んた時に、V9の巨人はただ強いだけではなく人間的にも成熟した大人であったことが伝わってきた覚えがございます（自分は巨人は好きなチームではないのですが、その事とは区別して今は考えることができます）。そして、「皇統問題」についても、先人たちから受けつかれてきた（はずの）日本の歴史・伝統を正しく認識できていれば、国民として成熟した態度を示せると思う次第です。そうであるからこそ、我々は皇室を支えられる訳であり、愛子さまを皇太子へ！！
タヒガシ
2021年6月10日
正直言って今の国民は祖先、先輩、そして歴代天皇陛下の遺産をエゴイズムの為に食い潰す、あるいは放棄しているような状態ではないかと思います。
そんな国民に歴史を受け継ぐ事が出来るのか、
天皇陛下を戴く資格があるのか、
JACKERさまのブログを読んで考えさせられました。
ダダ
2021年6月10日
yahooはリンクが切れていましたので、こちらで確認しました。
https://www.sankei.com/politics/news/210519/plt2105190021-n1.html
有識者会議に眞子さまのご結婚を持ち出したのは、麗澤大の八木教授でしたか。男系専門家は品がありませんね。
皇室が描くのは、男尊女卑が無く、弱者を見捨てない日本です。
国民と共にあり続けようとする皇室を支えていきましょう！