2025年8月5日 05:00 愛子天皇論/神功皇后論
連載「神功皇后論」最新回です!
276章 神に従え!鴨別
本日発売の週刊SPA!に掲載されています。みなさんの感想、ぜひお寄せください。
感想はこちらのコメント欄で!
2025年8月19日
「神功皇后論」をいつも楽しみに拝読しております。 神功皇后、武内宿禰、カッコイイ‼︎ 魅力的な登場人物、古代船や高床式の建物の絵を拝見しながら、古代の日本に思いを馳せています。 今回、ヤマトタケルノミコトやオトタチバナヒメのエピソードを描いてくださり、ありがとうございます。 私の育った三重県亀山市には、ヤマトタケルノミコトの墓と伝えられる場所があり、小学6年のとき遠足で行きました。や、オトタチバナヒメゆかりの場所もあります。 「神功皇后論」の続きを楽しみにしております。 今は、小林先生の一日も早いご快癒をお祈りしております。
2025年8月16日
神功皇后論第276章 「神に従え!鴨別」 読ませて頂きました。 ヤマトタケルが遂に登場!九州・熊襲の反乱の征伐向かい、少女の姿に化け熊襲の首長・川上タケルを騙し討ちする勇猛さ、しかしそんなヤマトタケルのミコトも神を軽んじた為に命を落としてしまった。 神を恐れ、神に従う超人・宿儺のようにヤマトタケルのような戦いが吉備鴨別にできるのか、熊襲征伐どうなるのか楽しみです。最後のタラシヒメ(神功皇后)の背後の輝きは正に真の神です。
2025年8月8日
「神功皇后論 神に従え!鴨別」読ませていただきました。
恥ずかしながらヤマトタケルと聞いて真っ先に浮かんできたのは、小学生の頃「インドの山奥でー修行してー♪」の主題歌が一世を風靡した特撮テレビ番組「愛の戦士レインボーマン」の主人公ヤマトタケル、もといヤマトタケシでした(すみま千円)。 それほどまでに日本の古代史には疎い私です。しかし、日本人でありながら我が国の建国に関わる神話、物語にこれまで興味を持てずにいたそんな私のような者のために、なんと50数年間親しんできた漫画という文化を用いて表現して下さっているよしりん先生には感謝であります。 最も親しみやすい漫画を通じて私が生まれたこの国の建国の物語をこれからさらに知ることができるとは(すでに神功皇后、竹内宿禰、吉備鴨別の名は覚えましたぞよ)・・・しかし単に知識を得るというだけではなく彼らの活躍をまさに感じながらなのですからうれしい限りですばい! 今後の展開楽しみにしとりますっ!
①武力や知謀に秀でても越えてはいけない一線を守る原理、それが神意と解釈された ②道理に背いた敗者にも一定の名誉を与えなければいけない、敵への情、和の精神
ヤマトタケルは後世の義経を想起させます。 平家を滅ぼしても源氏が力を失い北条に奪われ、後に足利、戦国を制した徳川⋯と盛者必衰の歴史が繰り返され悲嘆されますが、その原点と呼べる逸話がシナ文明の影響を受ける前の日本で長期間支持され、特に天皇の御子と言えど例外では無い(血統<神)と厳しく語られた事実は注目すべき点だと思います。 本来大陸由来の男系主義(一夫多妻、後宮の制度)には勝者民族が倒した他民族の子孫を完全に根絶やしにする、現代で言う所のジェノサイドやホロコーストを正当化する行動原理が組み込まれていると想定しているのですが、日本人は多くの文明を学びながらもその暴力による王朝交代、易姓革命のもたらす悲惨さに対し俯瞰した視点を古くから持っていられた、その証が天皇と呼べるのではないでしょうか。 また神意を背負える唯一の指導者、後に天皇と呼ばれる地位には本人もその子孫の血筋も性別は問われない事実も無視出来ません。 文明的には進歩したと自負している現代人の方が学ぶ視点を失い思考も行動も狭まり、せこくなっている現実は本当に一体何なんでしょうか。
2025年8月7日
ヤマトタケルの登場を、つい古代史ファンへの読者サービス的に捉えてただ喜んでしまっていましたが、トッキーさんのコメントを見てハッとしました。
ナカツヒコは自分の妻に降りた神託を信じず、自分の目に見える範囲の物事だけを信じ、しまいに神の存在さえも疑った。父のヤマトタケルも同じく、それまでの武功から力に溺れ、神を素手で討ち取ってやると言い出すまでに己を過信した結果、巨大なイノシシという見た目に惑わされて神に気づかなかった。その結果が、2人ともに神の怒りに触れて黄泉の国へ連れて行かれた。 また、武内宿禰はタラシヒメを疑う鴨別に、「ヒメの命は神の命だ」と怒りを露わにし、超人の本性を表しました。
思えば初回から、神功皇后が「これは神罰です!」と言い切っていたように、ここまで「神の怒り」というテーマが通奏低音のように流れていたんですね。 『愛子天皇論2』の序章で、「愛子さまこそが日本国民に与えられた神々からの贈り物である!」という一コマに心底感動したのですが、愛子さまのご存在自体が神託であると捉えれば、男系男子に固執する者たちは、神を信じず、侮り、刃向かったヤマトタケルやナカツヒコと、まさに同じ罪を犯しているのだと気づきました。
2025年8月6日
最新作の神功皇后論「神に従え!鴨別」読了しました。 前回は青年化してパワーアップした武内宿禰の爆誕にド肝を抜かれました。 筋骨隆々の宿禰と若い鴨別のハードな戦いは、少年マンガを見ている気分です。 漢と漢がぶつかり合うガチの勝負は、80~90年代のジャンプさながらの迫力ですね。 ヤマトタケルは、さすがイケメンに描かれています。しかしオウスノミコト時代から計略に長け、ヤマトタケルとなっても神を軽んじるというあたりは、ただのイケメンでなく人間味あふれる悲哀が感じられて良いですね。 細かい部分かもしれませんが、ヤマトタケルに付き従っている従者も表情が豊かで見落とせないポイントですね。 何より外してはならないのは、最も重要な部分は、ラストの神功皇后(タラシヒメ)の言葉でした。 タラシヒメの「ヤマトタケルもあんな卑怯な手」におもわず瞬間的に「えっ」と反応してしまった私は、まだまだヤマトタケルが”正義のヒーロー”の光の部分しか受け入れていなかった、子供時分の頃から成長していない、己の未熟さを痛感した気になりました。 正義のヒーローだから卑怯な手は使わない、という勝手な先入観は、いいかげん放棄せよ、とどこからともなく聞こえてきそうな感じさえ、一瞬だけどしました。 「熊襲には、我らの軍事力ではまず勝てぬ!だからヤマトタケルもあんな卑怯な手を使ったのだ!おまえには、計略で勝つ知恵と度胸があるか!?」瞬時に、よしりん先生の並々ならぬ覚悟を底に見た気がしました。セリフがすべてゴシック体で表されているところも含めて、神功皇后が宿禰と鴨別に語っているシーンなのになぜか愛子天皇の実現に向けての小林先生の本気を垣間見た感になりました。 「卑怯な手」「計略で勝つ知恵と度胸」そういうものを排除してきたのがリベラルでありサヨクなんでしょうかね。それならば極右と言われている勢力には当然、勝てないでしょう。そして愛子皇太子の実現には程遠いかもしれないでしょう。 鴨別が言うように「常人ではない」働きをしなければ理不尽な明治時代のルールが皇室を縛る「男系男子固執」を破り切るのは難しいと、「神功皇后論」を読んでいるのに現代の問題とリンクする内容に出来上がっているのに驚きを感じて、どうしても感想を投稿したくなりました。 あと追記ですが、ミズラ姿のよしりん先生がちょくちょく出てきますが少し厳めしい表情ばかりなので、「恋愛論」で多用された柔らかくて面白くて可笑しい表情のよしりん先生も登場させてほしいです。
竹内宿禰は翁の姿をしていても超人的な力を持つ若者として見ていましたが老人としての限界も見れた回でした。神の力とは老人にも凄い能力を与えるものなのですね。 ヤマトタケルが会った神の猪を見た時に映画もののけ姫に出てくるジンゼイの乙事主を思い出しました。もののけ姫の解説をネット見ると乙事主とヤマトタケルの関係性について述べた箇所が有りました。伊吹山で氷の雨を降らせたのは乙事主だそうです。 神の託宣を身に纏った神功皇后は巫女的な役割も果たしそうですね。 今後も楽しみです。
最新作の神功皇后論を読みました。 武内宿禰は、もしかしたらよしりん先生の仮の姿なのではないでしょうか。 吉備鴨別は、女性はいいけど女系はねという議員やなんとなく男系派の議員の仮の姿に見えました。 そして熊襲は男系派議員の固まりの自民党といったところでしょうか。 なんとなくそう思いました。
ヤマトタケルの名はよく聞いたことがありましたが、父親が景行天皇でその父親から命じられた任務の途中で神を軽んじて病で亡くなった話は、初めて知りました。 武内宿禰の強引な説得の上、吉備鴨別が神功皇后の前に連れてこられて発した言葉で神功皇后のただ者じゃない尋常じゃないオーラを感じさせられました。 とにかく絵の迫力を感じる神功皇后論ですね~ 次回も楽しみに待たせて頂きます。
2025年8月5日
今週の神功皇后論を読みました。 この時代は神に逆らうことは一番恐ろしい行為であるかがわかりますね 伊吹山の神に無礼な態度をとったヤマトタケル、神託を信じなかったその息子ナカツヒコどちらも神罰を受ける事になりました。神に逆らう事はいかに愚かで恐ろしい事かその話をして武内宿禰は吉備鴨別を説得させタラシヒメに帰順させることに成功。そして再来週に持ち越しになります。 ちなみにヤマトタケルの話は地方各地に伝わってますね(もちろん地元も園原にヤマトタケルの話があります)ヒーロー性、悲劇性が判官びいきな日本人に感じるのでしょうか ここにもある意味「日本人ファーストとは何か」と考えてなりません
今週の神功皇后論、早速拝読致しました( ̄^ ̄)ゞ!! 前回に引き続き、武内宿禰のじいちゃんのムキムキマンボ無双もスゴかったけど、何よりも息子に似ず(笑)イケメンなヤマトタケルの物語も描かれていたとは、流石としか言い様が無いッスよΣ(・ω・ノ)ノ!! 後、その息子のナカツヒコ同様に、父子二代で神様を蔑ろにしてバチが当たったオチの最期ってのが……しかも、タラシヒメに熊襲での卑劣な手と言われるヤマトタケルって(;^_^A。 そして、ラストの吉備鴨別のタラシヒメの雄々しく荒々しく神々しい美しさにビビる姿がめっちゃ傑作ッスよ(^o^)ノシ!! 改めまして、今週もめっちゃ面白かったッスよ(#^.^#)vv
吉備鴨別も強かった。その心を動かしたのは、ヤマトタケルの話だったとは。后のオトタチバナヒメの入水した話も描かれていて、千葉県人としてはちょっと嬉しかったです。ちなみに少し前に訪ねた富津市に吾妻神社というオトタチバナヒメを祀った神社があります。吾妻はヤマトタケルの言葉だったのですね。オトタチバナヒメが身に着けていた布が流れ着いた場所が、富津岬の布引海岸といわれており、布流津(富津市)の由来となっているそうです。 それまで神に守られていたようなヤマトタケルですら、神を軽んじ、怒りに触れるとあえなく没してしまうという。青年タケウチノスクネも十分神がかりっぽいですが、最後のコマのタラシヒメの神々しさは別格で、鴨別も参った感じですね。言っていることは、凄く冷静で論理的な感じですが。次は熊襲討伐でしょうか。楽しみにしています。
ヤマトタケルの物語がここで見られるとは感激です。機転を利かせて熊襲を討伐、東征を終えての帰路で后を亡くす、慢心により神の怒りを買い命を落とす。何とドラマチックなんでしょう。それにしてもその最期と仲哀天皇の最期と重ねるとか凄い解釈ですね。
わずか8ページとは思えない充実感です。
ここでヤマトタケルの活躍が見られるとは嬉しい誤算でした。女装姿で首領を強襲しての熊襲征伐、景行帝の無茶振り、倭姫の慰め、草薙剣の由来、弟橘姫の入水、乙事主(←違うw)の怒りに触れて終焉、白鳥になって帰還までのダイジェストでしたが、やはり日本人の琴線に触れる悲劇の物語でした。 その解釈を「ヤマトタケルは神を軽んじたから死んだ」とし、ナカツヒコ王(ヤマトタケルの息子にしてタラシヒメの夫)の死(タラシヒメが降ろした神の意志に背いたから死んだ)と重ねて吉備鴨別を説得し、応じて帰順した鴨別がタラシヒメ(後の神功天皇)に会うと神威(バックには天照大神の荒御魂)に気圧されるという流れが実に自然でした。 そして首領を殺しただけのヤマトタケルの征伐では不完全だから改めて征伐するという展開にも納得です。今後は鴨別を仲間に加えた第二次熊襲征伐が一層楽しみです。
今回はヤマトタケルがメインの回でしたね。少女に変装し敵を欺けるほどの美しさ、敵陣の中にあって一人で首領を討ち取る勇猛さがありながら、父に疎まれて涙する繊細さ。それでいて、慢心ゆえの一言で命を落としてしまう儚い最期。やはりヤマトタケルは、日本人を惹きつけてやまない魅力的な英雄であり、ヒーロー像の原点です。 また、オトタチバナヒメが夫を救うために我が身を犠牲にする悲しくも美しい場面は、かつて美智子さまが、とっさに身をもって天皇陛下(当時)を守ろうとされたお姿にも重なりました。
父子ともに、神を侮ったために悲劇の死を迎えることとなったヤマトタケルとナカツヒコですが、ヤマトヒメとタラシヒメという、神がかりの巫女的な存在な身近にいたことも共通していますね。 今回も絵の密度がすさまじく、単なる歴史の絵解きにならない情念が伝わってきて、さすが小林よしのりが描く神功皇后論と、読み終えてため息が出ました。わずか8ページとは思えない濃密な構成で、最後のタラシヒメの力強く神々しい姿は、鴨別が帰順したこととも相まってキサキから王へとクラスチェンジした印象を受けました。
こうして見ると、古代の日本で歴史の節目となる大規模な対外戦争の際、神功皇后、斉明天皇という王族女性がトップにいたことは偶然とは思えません。天皇号と日本国号の成立、古事記、日本書紀の完成も推古天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇という女性天皇の御代でした。 日本人のアイデンティティの確立に果たした女性天皇の役割は想像以上に大きく、女性天皇なくして日本国の誕生はなかったと言えます。2600年一度の例外もない男系継承だの、それが誇りある日本の伝統だのという言い草が、いかに的外れでみみっちく、みっともない妄言であることか。
「神功皇后論」は日本建国論ということでますます楽しみです。一旦は愛子さま立太子を促す特別編に切り替わるのかもしれませんが、おそらく、全ては根底で繋がっていることと思います。
ヤマトタケルとナカツヒコ親子の共通項への洞察に驚きました。古事記で最も有名な、スーパー歌舞伎でも活躍する人物、次から次に理不尽な出来事に襲われ、判官びいきな人々の心を鷲づかみにしてきたヒーローが放った、あの白い猪へのひと言が、まさかこれほどの重みをもっているとは。 舞台で観た際は、唐突に現れて、獅子舞のような動きをする、どことなくユーモラスなキャラクターで、ヤマトタケルが何故に、悲劇に見舞われるのか、直に結びつかなかったのですが、実は底知れぬ威厳を湛えた神そのものであると分かれば、非常に腑に落ちます。 親が為した神への冒涜を子が繰り返して同じ報いを受けるという縦軸と、その忠臣たちが神を前にして如何に振舞うのかという横軸の運命の描かれ方にもゾクゾク。 タラシヒメを人智を超えた神として感応し、心酔できる美丈夫は、すでに超人・宿禰。鴨別もまた、人としての枠を破り、神のために狂うことができるでしょうか。
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15 件のコメント
すぅいーと ぽて子
2025年8月19日
「神功皇后論」をいつも楽しみに拝読しております。
神功皇后、武内宿禰、カッコイイ‼︎
魅力的な登場人物、古代船や高床式の建物の絵を拝見しながら、古代の日本に思いを馳せています。
今回、ヤマトタケルノミコトやオトタチバナヒメのエピソードを描いてくださり、ありがとうございます。
私の育った三重県亀山市には、ヤマトタケルノミコトの墓と伝えられる場所があり、小学6年のとき遠足で行きました。や、オトタチバナヒメゆかりの場所もあります。
「神功皇后論」の続きを楽しみにしております。
今は、小林先生の一日も早いご快癒をお祈りしております。
daigo
2025年8月16日
神功皇后論第276章 「神に従え!鴨別」
読ませて頂きました。
ヤマトタケルが遂に登場!九州・熊襲の反乱の征伐向かい、少女の姿に化け熊襲の首長・川上タケルを騙し討ちする勇猛さ、しかしそんなヤマトタケルのミコトも神を軽んじた為に命を落としてしまった。
神を恐れ、神に従う超人・宿儺のようにヤマトタケルのような戦いが吉備鴨別にできるのか、熊襲征伐どうなるのか楽しみです。最後のタラシヒメ(神功皇后)の背後の輝きは正に真の神です。
枯れ尾花
2025年8月8日
「神功皇后論 神に従え!鴨別」読ませていただきました。
恥ずかしながらヤマトタケルと聞いて真っ先に浮かんできたのは、小学生の頃「インドの山奥でー修行してー♪」の主題歌が一世を風靡した特撮テレビ番組「愛の戦士レインボーマン」の主人公ヤマトタケル、もといヤマトタケシでした(すみま千円)。
それほどまでに日本の古代史には疎い私です。しかし、日本人でありながら我が国の建国に関わる神話、物語にこれまで興味を持てずにいたそんな私のような者のために、なんと50数年間親しんできた漫画という文化を用いて表現して下さっているよしりん先生には感謝であります。
最も親しみやすい漫画を通じて私が生まれたこの国の建国の物語をこれからさらに知ることができるとは(すでに神功皇后、竹内宿禰、吉備鴨別の名は覚えましたぞよ)・・・しかし単に知識を得るというだけではなく彼らの活躍をまさに感じながらなのですからうれしい限りですばい!
今後の展開楽しみにしとりますっ!
SSKA
2025年8月8日
①武力や知謀に秀でても越えてはいけない一線を守る原理、それが神意と解釈された
②道理に背いた敗者にも一定の名誉を与えなければいけない、敵への情、和の精神
ヤマトタケルは後世の義経を想起させます。
平家を滅ぼしても源氏が力を失い北条に奪われ、後に足利、戦国を制した徳川⋯と盛者必衰の歴史が繰り返され悲嘆されますが、その原点と呼べる逸話がシナ文明の影響を受ける前の日本で長期間支持され、特に天皇の御子と言えど例外では無い(血統<神)と厳しく語られた事実は注目すべき点だと思います。
本来大陸由来の男系主義(一夫多妻、後宮の制度)には勝者民族が倒した他民族の子孫を完全に根絶やしにする、現代で言う所のジェノサイドやホロコーストを正当化する行動原理が組み込まれていると想定しているのですが、日本人は多くの文明を学びながらもその暴力による王朝交代、易姓革命のもたらす悲惨さに対し俯瞰した視点を古くから持っていられた、その証が天皇と呼べるのではないでしょうか。
また神意を背負える唯一の指導者、後に天皇と呼ばれる地位には本人もその子孫の血筋も性別は問われない事実も無視出来ません。
文明的には進歩したと自負している現代人の方が学ぶ視点を失い思考も行動も狭まり、せこくなっている現実は本当に一体何なんでしょうか。
mantokun
2025年8月7日
ヤマトタケルの登場を、つい古代史ファンへの読者サービス的に捉えてただ喜んでしまっていましたが、トッキーさんのコメントを見てハッとしました。
ナカツヒコは自分の妻に降りた神託を信じず、自分の目に見える範囲の物事だけを信じ、しまいに神の存在さえも疑った。父のヤマトタケルも同じく、それまでの武功から力に溺れ、神を素手で討ち取ってやると言い出すまでに己を過信した結果、巨大なイノシシという見た目に惑わされて神に気づかなかった。その結果が、2人ともに神の怒りに触れて黄泉の国へ連れて行かれた。
また、武内宿禰はタラシヒメを疑う鴨別に、「ヒメの命は神の命だ」と怒りを露わにし、超人の本性を表しました。
思えば初回から、神功皇后が「これは神罰です!」と言い切っていたように、ここまで「神の怒り」というテーマが通奏低音のように流れていたんですね。
『愛子天皇論2』の序章で、「愛子さまこそが日本国民に与えられた神々からの贈り物である!」という一コマに心底感動したのですが、愛子さまのご存在自体が神託であると捉えれば、男系男子に固執する者たちは、神を信じず、侮り、刃向かったヤマトタケルやナカツヒコと、まさに同じ罪を犯しているのだと気づきました。
酔いどれカエル坊主
2025年8月6日
最新作の神功皇后論「神に従え!鴨別」読了しました。
前回は青年化してパワーアップした武内宿禰の爆誕にド肝を抜かれました。
筋骨隆々の宿禰と若い鴨別のハードな戦いは、少年マンガを見ている気分です。
漢と漢がぶつかり合うガチの勝負は、80~90年代のジャンプさながらの迫力ですね。
ヤマトタケルは、さすがイケメンに描かれています。しかしオウスノミコト時代から計略に長け、ヤマトタケルとなっても神を軽んじるというあたりは、ただのイケメンでなく人間味あふれる悲哀が感じられて良いですね。
細かい部分かもしれませんが、ヤマトタケルに付き従っている従者も表情が豊かで見落とせないポイントですね。
何より外してはならないのは、最も重要な部分は、ラストの神功皇后(タラシヒメ)の言葉でした。
タラシヒメの「ヤマトタケルもあんな卑怯な手」におもわず瞬間的に「えっ」と反応してしまった私は、まだまだヤマトタケルが”正義のヒーロー”の光の部分しか受け入れていなかった、子供時分の頃から成長していない、己の未熟さを痛感した気になりました。
正義のヒーローだから卑怯な手は使わない、という勝手な先入観は、いいかげん放棄せよ、とどこからともなく聞こえてきそうな感じさえ、一瞬だけどしました。
「熊襲には、我らの軍事力ではまず勝てぬ!だからヤマトタケルもあんな卑怯な手を使ったのだ!おまえには、計略で勝つ知恵と度胸があるか!?」瞬時に、よしりん先生の並々ならぬ覚悟を底に見た気がしました。セリフがすべてゴシック体で表されているところも含めて、神功皇后が宿禰と鴨別に語っているシーンなのになぜか愛子天皇の実現に向けての小林先生の本気を垣間見た感になりました。
「卑怯な手」「計略で勝つ知恵と度胸」そういうものを排除してきたのがリベラルでありサヨクなんでしょうかね。それならば極右と言われている勢力には当然、勝てないでしょう。そして愛子皇太子の実現には程遠いかもしれないでしょう。
鴨別が言うように「常人ではない」働きをしなければ理不尽な明治時代のルールが皇室を縛る「男系男子固執」を破り切るのは難しいと、「神功皇后論」を読んでいるのに現代の問題とリンクする内容に出来上がっているのに驚きを感じて、どうしても感想を投稿したくなりました。
あと追記ですが、ミズラ姿のよしりん先生がちょくちょく出てきますが少し厳めしい表情ばかりなので、「恋愛論」で多用された柔らかくて面白くて可笑しい表情のよしりん先生も登場させてほしいです。
ひとかけら
2025年8月6日
竹内宿禰は翁の姿をしていても超人的な力を持つ若者として見ていましたが老人としての限界も見れた回でした。神の力とは老人にも凄い能力を与えるものなのですね。
ヤマトタケルが会った神の猪を見た時に映画もののけ姫に出てくるジンゼイの乙事主を思い出しました。もののけ姫の解説をネット見ると乙事主とヤマトタケルの関係性について述べた箇所が有りました。伊吹山で氷の雨を降らせたのは乙事主だそうです。
神の託宣を身に纏った神功皇后は巫女的な役割も果たしそうですね。
今後も楽しみです。
あしたのジョージ
2025年8月6日
最新作の神功皇后論を読みました。
武内宿禰は、もしかしたらよしりん先生の仮の姿なのではないでしょうか。
吉備鴨別は、女性はいいけど女系はねという議員やなんとなく男系派の議員の仮の姿に見えました。
そして熊襲は男系派議員の固まりの自民党といったところでしょうか。
なんとなくそう思いました。
ヤマトタケルの名はよく聞いたことがありましたが、父親が景行天皇でその父親から命じられた任務の途中で神を軽んじて病で亡くなった話は、初めて知りました。
武内宿禰の強引な説得の上、吉備鴨別が神功皇后の前に連れてこられて発した言葉で神功皇后のただ者じゃない尋常じゃないオーラを感じさせられました。
とにかく絵の迫力を感じる神功皇后論ですね~
次回も楽しみに待たせて頂きます。
伊那人志
2025年8月5日
今週の神功皇后論を読みました。
この時代は神に逆らうことは一番恐ろしい行為であるかがわかりますね
伊吹山の神に無礼な態度をとったヤマトタケル、神託を信じなかったその息子ナカツヒコどちらも神罰を受ける事になりました。神に逆らう事はいかに愚かで恐ろしい事かその話をして武内宿禰は吉備鴨別を説得させタラシヒメに帰順させることに成功。そして再来週に持ち越しになります。
ちなみにヤマトタケルの話は地方各地に伝わってますね(もちろん地元も園原にヤマトタケルの話があります)ヒーロー性、悲劇性が判官びいきな日本人に感じるのでしょうか
ここにもある意味「日本人ファーストとは何か」と考えてなりません
ダグドラえもん
2025年8月5日
今週の神功皇后論、早速拝読致しました( ̄^ ̄)ゞ!!
前回に引き続き、武内宿禰のじいちゃんのムキムキマンボ無双もスゴかったけど、何よりも息子に似ず(笑)イケメンなヤマトタケルの物語も描かれていたとは、流石としか言い様が無いッスよΣ(・ω・ノ)ノ!!
後、その息子のナカツヒコ同様に、父子二代で神様を蔑ろにしてバチが当たったオチの最期ってのが……しかも、タラシヒメに熊襲での卑劣な手と言われるヤマトタケルって(;^_^A。
そして、ラストの吉備鴨別のタラシヒメの雄々しく荒々しく神々しい美しさにビビる姿がめっちゃ傑作ッスよ(^o^)ノシ!!
改めまして、今週もめっちゃ面白かったッスよ(#^.^#)vv
ゴロン
2025年8月5日
吉備鴨別も強かった。その心を動かしたのは、ヤマトタケルの話だったとは。后のオトタチバナヒメの入水した話も描かれていて、千葉県人としてはちょっと嬉しかったです。ちなみに少し前に訪ねた富津市に吾妻神社というオトタチバナヒメを祀った神社があります。吾妻はヤマトタケルの言葉だったのですね。オトタチバナヒメが身に着けていた布が流れ着いた場所が、富津岬の布引海岸といわれており、布流津(富津市)の由来となっているそうです。
それまで神に守られていたようなヤマトタケルですら、神を軽んじ、怒りに触れるとあえなく没してしまうという。青年タケウチノスクネも十分神がかりっぽいですが、最後のコマのタラシヒメの神々しさは別格で、鴨別も参った感じですね。言っていることは、凄く冷静で論理的な感じですが。次は熊襲討伐でしょうか。楽しみにしています。
masa
2025年8月5日
ヤマトタケルの物語がここで見られるとは感激です。機転を利かせて熊襲を討伐、東征を終えての帰路で后を亡くす、慢心により神の怒りを買い命を落とす。何とドラマチックなんでしょう。それにしてもその最期と仲哀天皇の最期と重ねるとか凄い解釈ですね。
わずか8ページとは思えない充実感です。
京都のS
2025年8月5日
ここでヤマトタケルの活躍が見られるとは嬉しい誤算でした。女装姿で首領を強襲しての熊襲征伐、景行帝の無茶振り、倭姫の慰め、草薙剣の由来、弟橘姫の入水、乙事主(←違うw)の怒りに触れて終焉、白鳥になって帰還までのダイジェストでしたが、やはり日本人の琴線に触れる悲劇の物語でした。
その解釈を「ヤマトタケルは神を軽んじたから死んだ」とし、ナカツヒコ王(ヤマトタケルの息子にしてタラシヒメの夫)の死(タラシヒメが降ろした神の意志に背いたから死んだ)と重ねて吉備鴨別を説得し、応じて帰順した鴨別がタラシヒメ(後の神功天皇)に会うと神威(バックには天照大神の荒御魂)に気圧されるという流れが実に自然でした。
そして首領を殺しただけのヤマトタケルの征伐では不完全だから改めて征伐するという展開にも納得です。今後は鴨別を仲間に加えた第二次熊襲征伐が一層楽しみです。
mantokun
2025年8月5日
今回はヤマトタケルがメインの回でしたね。少女に変装し敵を欺けるほどの美しさ、敵陣の中にあって一人で首領を討ち取る勇猛さがありながら、父に疎まれて涙する繊細さ。それでいて、慢心ゆえの一言で命を落としてしまう儚い最期。やはりヤマトタケルは、日本人を惹きつけてやまない魅力的な英雄であり、ヒーロー像の原点です。
また、オトタチバナヒメが夫を救うために我が身を犠牲にする悲しくも美しい場面は、かつて美智子さまが、とっさに身をもって天皇陛下(当時)を守ろうとされたお姿にも重なりました。
父子ともに、神を侮ったために悲劇の死を迎えることとなったヤマトタケルとナカツヒコですが、ヤマトヒメとタラシヒメという、神がかりの巫女的な存在な身近にいたことも共通していますね。
今回も絵の密度がすさまじく、単なる歴史の絵解きにならない情念が伝わってきて、さすが小林よしのりが描く神功皇后論と、読み終えてため息が出ました。わずか8ページとは思えない濃密な構成で、最後のタラシヒメの力強く神々しい姿は、鴨別が帰順したこととも相まってキサキから王へとクラスチェンジした印象を受けました。
こうして見ると、古代の日本で歴史の節目となる大規模な対外戦争の際、神功皇后、斉明天皇という王族女性がトップにいたことは偶然とは思えません。天皇号と日本国号の成立、古事記、日本書紀の完成も推古天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇という女性天皇の御代でした。
日本人のアイデンティティの確立に果たした女性天皇の役割は想像以上に大きく、女性天皇なくして日本国の誕生はなかったと言えます。2600年一度の例外もない男系継承だの、それが誇りある日本の伝統だのという言い草が、いかに的外れでみみっちく、みっともない妄言であることか。
「神功皇后論」は日本建国論ということでますます楽しみです。一旦は愛子さま立太子を促す特別編に切り替わるのかもしれませんが、おそらく、全ては根底で繋がっていることと思います。
まいこ
2025年8月5日
ヤマトタケルとナカツヒコ親子の共通項への洞察に驚きました。古事記で最も有名な、スーパー歌舞伎でも活躍する人物、次から次に理不尽な出来事に襲われ、判官びいきな人々の心を鷲づかみにしてきたヒーローが放った、あの白い猪へのひと言が、まさかこれほどの重みをもっているとは。
舞台で観た際は、唐突に現れて、獅子舞のような動きをする、どことなくユーモラスなキャラクターで、ヤマトタケルが何故に、悲劇に見舞われるのか、直に結びつかなかったのですが、実は底知れぬ威厳を湛えた神そのものであると分かれば、非常に腑に落ちます。
親が為した神への冒涜を子が繰り返して同じ報いを受けるという縦軸と、その忠臣たちが神を前にして如何に振舞うのかという横軸の運命の描かれ方にもゾクゾク。
タラシヒメを人智を超えた神として感応し、心酔できる美丈夫は、すでに超人・宿禰。鴨別もまた、人としての枠を破り、神のために狂うことができるでしょうか。