昨日、有村治子参議院議員のポストを紹介しました。
コメント欄より、mantokunさんが議員のメールに送ったメッセージをご紹介します。
以下本文
有村議員が、悠仁親王殿下のご成人をお祝いするとのXのポストで、「次世代を担われる独身の皇族方は6人。うち、最もお若い悠仁親王殿下を除く5人は、20〜40代の女性皇族でいらっしゃいます。 皇統を確かにつなぎ、皇族数を確保するための立法府の意見集約は、時間制約がある国家の重要課題です。」と投稿されていたのを目にしました。
悠仁親王殿下が成人されたことはめでたいことですが、これによってついに皇室には未成年、つまり次世代を担う子供世代が一人もいなくなってしまったのです。お祝いの会に集った国会議員の方々は、このような事態が国会の怠慢によって招かれた自覚がおありなのでしょうか?
20年前、当時の小泉内閣のもとで設置された「皇室典範に関する有識者会議」は、愛子さまと、今後生まれるかもしれない親王とを秤にかけたのではありません。同報告書は、「現行の皇室典範を前提にすると、現在の皇室の構成では、早晩、皇位継承資格者が不在となるおそれ」があると前提状況を述べており、あくまでも「安定的な皇位継承」こそが最大の目的だったのです。
同報告書はまた、「旧宮家の皇籍取得」についても「国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点があり、採用することは極めて困難である」と否定していました。平成31年にも、当時の安倍晋三首相が旧宮家の皇籍取得を「考えていない」と国会で答弁しています。
自民党の麻生太郎最高顧問は、女性皇族のご結婚後の皇族身分保持は皇室会議に委ねるという、野田佳彦立憲民主党代表の提案にすら反対し、与野党協議を合意寸前でちゃぶ台返ししましたが、自民党をはじめとする多数派の国会議員は、本当に「時間的制約がある」と認識しておられるのでしょうか?
すでに20年前から指摘されていた危機がその通りに眼前に現れているのに、呑気に国会議員が悠仁親王殿下のご成人を祝っているのは、ただの責任逃れにしか見えません。
20年前の有識者会議では、「歴史的に男系継承を支えてきた条件の変化により、男系継承自体が不安定化している現状を考えると、男系による継承を貫こうとすることは、最も基本的な伝統としての世襲そのものを危うくする結果をもたらすものである」ため、「今後における皇位継承資格については、女子や女系の皇族に拡大することが適当である」との結論に至ったのです。
宮内庁からも出席があった同会議におけるこの結論こそが、皇室すなわち天皇陛下の御内意と考えるのが当然ではありませんか。
有村議員は「日本の未来を守りたい」とホームページの写真にも掲げておられますが、悠仁親王殿下お一人が皇室に残され、もし殿下に男子が誕生しなければ皇統断絶という過酷なお立場に追い込むことが、日本の未来を守ることにつながるとお考えですか?
20年前に、報告書通り皇室典範改正が成案していれば、令和改元とともに敬宮殿下が立太子され、上皇陛下と上皇后陛下を安心させて差し上げられたはずでした。その機会を潰したまま、悠仁親王殿下のご成人を手放しに喜ぶのは、しっかりした国家観がある方のされることでしょうか。たった一人の女性に男子出産を強いることが、「命の重み」を掲げる方のすることですか?
私は今上陛下の直系にして、生きた帝王学を学びながらご成長された敬宮愛子内親王殿下の皇位継承こそが、皇室の弥栄に繋がると確信しています。
そのため、漫画家小林よしのり氏の最新刊『愛子天皇論3』を国会議員やマスコミ、著名人に寄贈する献本活動に参加していますが、有志の活動により、すでに国会議員への献本は8割近くに上っています。有村議員にも献本があったので、お手元にすでに届いているはずです。まだお読みでないのなら、第1章「天皇と国民は相思相愛」と第27章「悠仁さまの運命」、最終章「伝統とは何か?」だけでも読んでいただきたく存じます。
すでに新聞報道でも、全国紙のみならず地方紙でも、女性天皇を選択肢から外して、男系男子継承のみを前提に皇統問題を議論することの不自然さを指摘する声は多々上がっています。
国民の総意は愛子天皇です。国会議員であれば、国民の信託に応え、速やかに皇室典範を改正し、敬宮愛子内親王殿下の皇位継承に道を開いてください。
mantokunさん。どうもありがとうございました。
有村治子参議院議員に、しっかりとした国家観があるのでしょうか。
「保守ごっこ」をしてるようにしか見えませんね。
そして愛子天皇論3寄贈運動のすごいところは「男系は伝統」ではない証拠が、
国会議員のところに届いていることに言及できるところですね。
いつも的確なmantokunさんの文章。本当に素晴らしいです。
皆さまぜひ、皇位の安定継承のため、声を上げ続けましょう!
5 件のコメント
たみちゃん
2025年9月20日
有村治子議員に、SPAの切り抜き「第279章バカでもわかる女性天皇の歴史」を手紙を添えて、郵送させて頂きました。
mantokun
2025年9月20日
ちなみに、「しっかりとした国家観」も有村議員のホームページに手書きのメッセージとして書かれていた文言です。
「しっかりとした国家観と地に足のついた生活感を併せ持って、命の重み・家族や地域の絆・国家の尊厳を守ることを志しています。」と書かれています。非常にご立派な内容ですが、天皇陛下のご意向に逆らい、皇族方を苦しめる男系男子限定継承に固執してる時点で羊頭狗肉にしかなっていませんよね。
突撃一番
2025年9月20日
「今の皇室には、子供がいない。」
この現実を、男系派はどいつもこいつも、無視してる。
麻生太郎や高市早苗は、旧宮家から養子を入れろと言うだろう。
そのパンピー皇族にも、やがてお妃が嫁ぐだろう。
生まれた子供が女児だったら、また同じ問題が再燃するだけだ。
永田町がやろうとしてる事はどこまでも、その場しのぎの付け焼き刃なんだよ。
mantokun
2025年9月20日
いくら男系派議員が悠仁さまを持ち上げようと、肩書だけの皇室研究者が悠仁さままでは既定路線だと書き散らそうと、平成の小泉内閣のもとで完璧な有識者会議報告書が完成していて、女性天皇がいずれ実現間際だった事実は取り消せません。
直系の東宮家に内親王がいらっしゃるのに、傍系の宮家に親王が産まれるかもしれないからと皇室典範改正を回避したのは、当時の国会議員が安定的な皇位継承よりも男尊女卑の維持が大切だったからという「罪の歴史」がしっかり残ってしまっています。男系派議員が大仰な言葉で悠仁さまの成人を祝っているのは、先送りの正当化と責任逃れのためにしか見えません。
男子一人が生まれただけでは皇室の危機の解消には全くなっていないことは、平成の有識者会議報告書ですでに指摘されていたことだったのに、国会議員は悠仁さまのご誕生祝いのムードで女性天皇不可を押し切り、なんの対策も取らないまま皇族数が減少するに任せてきた。
そして、国会議員は今また、愛子天皇を望む声を悠仁さまご成人の祝賀ムードでうやむやにしようとしています。なんのビジョンも実行能力も持たない者どもが、ただ唱えているだけで、自身は何も努力せずとも保守派を気取っていられる使い勝手抜群のフレーズが「男系継承の維持」なんですよね。自称保守派は「口だけ番長」に言い換えるべきだと思います。
SSKA
2025年9月20日
女の仮面を付けた男になろうとして、しかし無駄な徒労に終わるのも目に見えるので実際は本人達は何も考えず先の事も全く見えていないのでしょう。
女として生まれた事実を否定する考えを広めて自分は男に近付こうと焦りながら、トランスジェンダーに異様なまでの敵意を燃やすこの手の女性達は皆意味不明です。