逃げ上手の若君のブログ第8回は、北条時行の叔父である北条泰家(やすいえ)について。
泰家は作中で後醍醐天皇を暗殺しようとした逆賊(後に南朝派の武将になるが病の為に引退)、思っている事が額に浮かび上がるなど、憎めない人物として描かれています。
そんな泰家が特に活躍したのは中先代の乱での足利直義との戦(井出沢の戦い)で、敵軍の三浦時明(みうらときあき)を泰家は「北条軍には楽しさがある」と言う言葉で調略し、理の将である直義に勝利した北条軍は鎌倉に入ります。
そして泰家のセリフで自分が特に印象に残ったのは、以下の鎌倉入りした翌日のセリフです。
「帝や足利の武家統治は」
「しょせん北条の丸パクリに過ぎんのよ」
「文字も読めない荒くれ武士共をこの法(御成敗式目)で平和に治め続けた」
「我々の経験は他を圧倒する」
「あとは時代に合わせ改良するだけよ」
この時、泰家の額に浮かび上がっていたのは「かんたん」と言う文字でした。
男系派のセリフは島田三郎の丸パクリに過ぎず、本来であれば、直系長子優先の皇室典範改正は簡単に出来るはずです。
上記の場面に限らず、同作は「時代によって人々の価値観は変わる」と言う事がテーマの一つになっているように見えます。
故に、作者である松井優征先生ならば愛子天皇論3の内容が必ず理解出来ると信じて、近くギフトメッセージ付きで献本しようと思います。
文責 愛知県 叶丸
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3 件のコメント
叶丸
2025年9月20日
京都のSさんのコメントから中先代の乱で戦うぶっ飛んだ武将の事が頭に浮かびました(笑)。
おそらくあの設定は例のカルトとは無関係なのでしょうが、あのキャラは印象的でした。
それからアニメ第2期の放送時期はまだ明らかになっていないと思いますが、京都のSさんの楠木正成評なども読んでみたいです。
叶丸
2025年9月20日
掲載とコメントありがとうございます。
正直、自分には愛子天皇論3の寄贈運動はハードルが高いのですが、こうして連載させてもらっているからには松井優征先生だけは自分がやるべきだと思いました。
少し前から原作が最終シリーズ(?)に入っていますし、このタイミングしか無いのかなと⋯。
来週のどこかで献本して、配達完了のメールが来たら掲示板にコメントしようと思います。
京都のS(サタンのSじゃねーし)
2025年9月20日
おお!久しぶりに「逃げ若」が来ましたね~。時代に合わせて伝統を改良すればよいと喝破した北条泰家が、後世の伝統と成り得る新儀を興した後醍醐帝を暗殺しようとしたとは皮肉が効いてますね。
男系固執派の額には「議席を守りたい」とか「真の母様の言いつけを守らねば」とか書いていそうですね(笑)。