「第101回ゴー宣道場」が、10月10日(日)に岡山市内で開催されます!
テーマは『女性天皇・女性宮家は不可能なのか?』です。
ゴー宣道場師範で神道学者、皇室研究者の高森明勅氏が、基調講演をしてくださいます。
昨年3月以降の日本において、女性はどのような立場・境遇に置かれているでしょうか?
自殺が12か月連続で増加 女性が大幅増 (7月9日NHKオンラインニュースより)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210709/k10013129721000.html
〈自殺者が前年を上回るのは、去年7月以降12か月連続〉
〈男女別では男性が1140人と7.4%の増加、女性が605人と18.4%の増加〉
答えはデータにはっきりとあらわれています。
コロナ禍が密接に関わっていることは明らか。
コロナ禍がはじまって以来、女性や子どもなど、弱い立場の人たちが真っ先に切り捨てられる状況が続いているのです。
今回の道場では、ゲストに『雅子さまの笑顔 生きづらさを超えて』(幻冬舎新書)著者で、コラムニストの矢部万紀子氏が招かれます。
「皇室に入って以来の日々が、雅子さまの『自信』のようなものをずいぶんと奪ってしまったのだろう」
(同著より抜粋)
と、雅子さまを一人の女性として見つめる矢部氏の筆致からは、「奪われる」以前の雅子さまの活き活きとした様子まで伝わってきて、チクリと胸に突き刺さりました。
コロナ禍の今、非科学的なものへの妄信や、「為せば成る」といった無意味な精神論が跋扈しています。
それにより、多くの人々が大切なものを「奪われ」続けているのです。
コロナ禍における弱者への世間の仕打ちは、皇族女性に対するそれと、よく似ている気がします。
コロナ禍と皇位継承問題――今の状況を、ただ茫然と見つめるだけでは、けっして何も変わらないでしょう。
「自分とは住む世界がちがうから」「自分は口を挟めない」「自分のことで手一杯」…
自分可愛さに、渦中の人々に寄り添わない姿勢を、私はけっして「善し」としません。
庶民として私にできることは、「大義名分があれば、他者を理不尽に扱い、踏みつけにしてもかまわない」という世の中に、せめて「ノー」を言い続けることです。
コロナ禍は「ウィルスのせい」?
女性が天皇になれないのは「伝統のせい」?
いつも何かのせいにして道を切り拓く努力をしない人たちや、光明はあるのに「見ないふり、見えないふり」をしている人たちに、明日は訪れません。
困難だとはわかっている。
しかし、どうすれば道が切り拓けるか?
不可能が可能になるか?
心ある庶民が思考できる時間と空間が、「ゴー宣道場」にはあります!
そしてそれは、「皇位の安定的継承について」だけにかぎらない。
日本のあらゆる問題に向き合うことにもつながると、私は考えます。
皆さまも、ぜひ「ゴー宣道場」の議論にご参加ください。
道は、だれかが一歩踏み出すことで、切り拓かれていくもの。
「ゴー宣道場」の師範方とともに、参りましょう!
【第101回 ゴー宣道場 in 中四国】 お申込みはコチラから↓
https://www.gosen-dojo.com/application/
文責:奈良県 だふね
7 件のコメント
ただし
2021年8月29日
とても、心に響きました。
真理・真実が、一点の曇りなく書かれていると感じました。
身と気が引き締まりました。
時々、また読みに参ります。
jacker
2021年8月15日
今年こそ、愛子皇太子を実現させましょう!!!
だふね
2021年8月15日
皆さま、コメントありがとうございます。
私も、皇位継承の問題については、あきらめたくなること、実は多いです。
そんな中で、小林よしのり先生が岡山で皇統をテーマに開催してくださり、高森明勅先生が手書きで原稿をお書きになられました。(高森先生の新著の発売、とても楽しみです!)
世間はコロナ、コロナで皇統問題には関心を払いません。そんな中で、お二人の勇気とエネルギーは凄いです。私もまだあきらめてはならないと、一庶民として思い直しました。
一人の人間が行動を起こすことで、少しずつ世界が変わることもあります。
私たちで、師範方を後押ししていきたいです。皆さんのお力も必要です。
ぜひ、多くの方にご参加いただきたいです!!
ダダ
2021年8月14日
ゴー宣道場に参加すると、思考する癖が身に付きますよね。そして道場には必ず「笑い」があるので、楽しみながら議論に参加できます。
自分には何もできない・・・とか考えるのは損です。まずは一歩踏み出す自分の力を信じましょう!
皆さまのご参加、お待ちしております。
基礎医学研究者
2021年8月14日
シニシズム(冷笑主義)を乗り越えるにはどうすればよいのか?ということを示唆するような力の入った「論考」および「告知」ありがとうございます。ある漫画の表現を借りて申し訳ありませんが、自分としてはこのように受け取った次第です。すなわち、「「覚悟」とは…..犠牲の心ではないッ!「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!」と。
秋田のタカ
2021年8月14日
自分は自分のことで手一杯ですが、愛子さまが皇太子になることができ、女性も男性も明るくなれるようにすると、すぐ良くならなくても、長い目でみて自分の生活も明るくて良くなるはずです。情けは人の為ならずという言葉が思い浮かびましたので皆さんもお気軽に応募しませんか?
京都のS
2021年8月14日
「『見ないふり、見えないふり』をしている人たち」は、手のひらを反すのが上手い人たちです。コロナ自粛禍が明けたら「俺はコロナなんか大したことないと思ってた」と言い、愛子様が皇太子になられたら「私は女性天皇・女系天皇を認めるしかないと思ってた」と言うでしょう。終戦後「私は負けると思ってた」と言った人たちと同じように。私は「勝ち馬乗りたがり症候群」の日本人が大嫌いになりました。
反日的反戦派は「戦争では女性や子供などの弱者が犠牲になる」と言いつつ、コロナ禍では自粛のせいで苦しむ弱者には冷淡ですし、皇族女子に対しては彼ら彼女らの反天皇制の立場もあってか、もっと冷淡です。コロナ禍でも皇統問題でも希望はゴー宣道場にしか無いと思う今日この頃です。