9月23日の産経新聞に総裁選に出る人たちの安定的な皇位継承のあり方についての考えが載っていました。
「問われる皇統維持の意志」 産経新聞 9月23日
https://www.sankei.com/article/20210923-LVNGWYWKTZPWJNKBRD3WAX5OJM/
高市早苗氏は
「男系の血統である皇統は、天皇陛下の権威と正統性の源であり、比類ないものだ。多くの国民の誇りであり、敬愛の情の源でもある」
岸田文雄氏は
「前例のない『女系天皇』に反対だ」
と仰っていますが、
皇室の皇祖神が女性の天照大神や8代10人の女性天皇がいたこと、
天皇と初めて名乗ったのが女性の推古天皇であったこと、
ジャーナリスト笹幸恵氏2020年5月4日のブログにあるように、
女系天皇、女性天皇に6割から8割の国民が賛成していることから
高市氏の考えと私の考えは違うと思いました。
※参考「読売新聞アンケート」 ゴー宣ネット道場 5月4日
https://www.gosen-dojo.com/blog/26313/
一方野田聖子氏は
「男系継承を前提としつつ、議論を閉ざしてはならないという観点から『一つの選択肢として女系天皇が含まれる』」
河野太郎氏は
「安倍晋三内閣の防衛相だった昨年8月、皇位継承の在り方について自身のインターネット番組で『(敬宮)愛子さまをはじめ内親王のお子さまを素直に次の天皇として受け入れることもあるのではないか。女系だと別系列になるというが、600年前に分かれた旧宮家は別系列ではないのか』」
とそれぞれが主張されています。
私の考えは野田氏や河野氏に近く、
両氏の内のどちらかが首相になってくれたら
愛子さまが皇太子、天皇になることができると思いますので、
彼らを応援したいです。
文責 秋田のタカ
8 件のコメント
ただし
2021年10月4日
岸田氏は皇室の知識が全くなく、高市氏は男系固執派の影響下にあることが、よく分かりました。
くりんぐ
2021年9月27日
側室が無く復活も不可能な現代で男系継承に固執していれば、唯一の若い男性皇族である悠仁さまの結婚相手に「男子出産圧力」がのしかかるのは、火を見るより明らかです。
「男子を産め」と圧力をかけるだけの方々は気楽でいいな、と腸が煮えくり返ります。
天皇陛下や皇族方の負担軽減よりも、男系固執派へのご機嫌伺いが大事なら、皇室のことは天皇陛下と皇族方で決められるようにしていただきたいです。
基礎医学研究者
2021年9月27日
貴重な情報、ありがとうございました。なぜそうなのかは理解に苦しむのですが、なかなか「ここぞ!」という問題に対して柔軟に考えられる政治家はいないのですね。確かに、「皇統問題」に限っていると、野田、河野両候補がこちらよりだと思いますが、”コロナ渦”に対する考えかは、もっとも離れている気が。ただ、こういう重要問題については本人の強い考え方「ドグマ」のように囚われていないのならば、まだ国民の熱量を伝えられる余地はあるのかもしれませんが。なかなか悩ましい問題かと思います。
ナクラ
2021年9月27日
自民党総裁選の候補者の主張は、影響力のある男系男子維持派に配慮したもので、女性皇太子の実現を早急に進めるには、総選挙で自民党政権にショックを与えるしかないと確信しています。
チコリ
2021年9月27日
「政治は悪さ加減の選択」本当に、やり切れません。
単細胞な私は、日本を思う本物の政治家なら、
「日本の未来の為、皇室の存続は生命線で、あります!
今、皇室存続は崖っぷちであり、このまま先延ばし、放置すれば、皇室の自然消滅は避けられません!
私は、日本国民として、皇室の安定的継承実現の為には、避けて通れない、皇室典範改正を速やかに行い、
女性天皇、即ち、愛子さまを皇太子に、女性宮家創設を、万難を排し、命を懸けて、速やかに実行、実現する事をお約束致します!」
くらいの事、言わないでどーするっ!
その事で政治の世界から追い出されても、今、言うべきだろう。
政治家を辞めて一庶民として生きていけばいいだけだ。
気概を見せろ!と思ってしまいます。
青臭いこと、長々とすみません。
(語彙が乏しいので言葉の使い方がおかしいかも知れません。)
京都のS
2021年9月27日
次の総理は河野or高市?という設問では、皇位の安定的継承と天皇の赤子としての国民の命が天秤に掛けられているようで非常に嫌な心境です。民主主義とは斯くも苦しいものだったのですね。
jacker
2021年9月27日
尚、女性天皇に限れば高市氏は賛成で岸田氏も反対とは言ってはないですね。
ダダ
2021年9月27日
福沢諭吉は、政治は悪さ加減の選択と言いました。
高市氏と岸田氏には賛同できません。
野田氏と河野氏を支持したい気持ちはありますが、両氏はワクチン推進派なので、その犠牲者には目を瞑ることになります。
安定的な皇位継承を求める私たちの姿勢は変わりませんが、複雑な気持ちです。