愛子さま排除法案について、立憲・水岡代表が記者会見で質問に答えました。
天皇から36親等離れた養子縁組…子どもたちに「教えられない」 立憲・水岡代表会見【東京新聞チャンネル】
該当部分を文字起こしでお伝えします。
水岡代表:皆さんおはようございます。本当の最終盤になりました。今週もどうぞよろしくお願いいたします。私の方からいくつかお話をして、また質問を受けたいと思います。まず最初に国会情勢についてでありますけれども、衆議院選挙後 2月の 18日に招集をされた特別国会も残すところ 5日となりました。しかしこの段階に至っても参議院には 13本もの法案が残っているという異例な状態となっております。衆議院選挙では与党は 3分の 2を超える議席を獲得しましたが、参議院では過半数に届いていない。こうした国会状況を正確に認識していない与党の国会運営の稚拙さと言わざるを得ないと思います。熟議の府である参議院として、この短時間に 13本もの法案を処理すること。極めて難しいし、また疑問を感じるところです。国民生活に迷惑をかけることはできないことから、この後、短い時間ではありますが、丁寧に密度も濃い議論をして責任を果たしていきたいということも感じております。
次に皇室典範についてであります。大変、不本意でありますが、皇室典範改正案が先週 10日に参議院に送られてきました。また、さらにこの政府提出案には正副議長の取りまとめに含まれていない養子の子に皇位継承権、結婚後の女性皇族に住民基本台帳法を適用するなどが含まれているということがあります。
先週の会見でもお話をした通り、こうした中身の問題に加え、衆参ともに静謐な環境からかけ離れた不正常な状況の中で、与党は強引に法案審議を始めようとした。与党のやり方はあまりに強引であり、また皇室に対する敬意に欠けていると言わざるを得ません。
こうした法案に対して、我が党は、先週の常任幹事会で、政府提出法案に対して修正案を提出をし、これが否決をされるということであれば、原案に反対をすることを決定をしております。立法府の総意でもなく、政府の騙し打ちの法案に主要政党がこぞって賛成するようでは、立法府に対する国民の信頼を失いかねない。この法案に疑問を抱く国民の意を受けて堂々と論戦を戦わせていきたいと考えております。私からは一旦終わります。
騙し討ちの政府案を許さない!
国民の意を受け止めて修正案を作成している
立憲の論戦に期待が高まります。
NHK:皇位継承について修正案を検討されているということでしたが、現段階での実際の中身だったりとか、他党への呼びかけ状況だったりとか、そのあたり、言える範囲でお願いします。
水岡代表:修正案については今、最終段階の詰めを丁寧に行っているところでありまして、内容については固まった段階でご説明をしたいという風に思うので、今日は申しあげられないところです。
朝日新聞:今の皇室典範の関係で、「政府の騙し打ちの法案に主要政党がこぞって賛成するようでは」っていうご発言ありました。先週の採決では中道改革連合が付則の修正がなされないまま賛成しました。その中で採決でも、一部退席者が出るような状況になっています。元代表の枝野幸男さんが SNSで「皇位継承に関する条項は、国家統治の基本中の基本であり、形式的には法律でも実質的には憲法だ」というような発言をされていらっしゃいます。今回の中道の判断をどう評価されているかということと、今回、三党で国家の基本中の基本と枝野さんが言っていることで判断が分かれてしまったことを、どう評価されているかお伺いします。
水岡代表:今のお話の中で、前段で憲法とも言えると、非常に重要な法案であるということについては、これまでの歴史を振り返ると、その点については、その通りだなというふうに思っております。それだけ重要な法案を、こういった形で、審議が非常に不十分な形で、衆議院を通過をしているということについて、改めて大きく疑念を持つところでありますけれども、これに対しての各党の対応、とりわけ中道がそういった形になったということについては、私たちとしては非常に残念ですが、やむを得ないかなと、これは中道のお考えになることですので、そういうふうに受け止めているところです。三党で政策についてお話をしている、協議をしているということで、始まったばかりですけれども、こういったこともしっかりと考えていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに私は思っております。以上です。
日経新聞:先ほどの発言で 1点確認なんですけど、今後も考えていかないといけない、今後の政策協議のなかでの議題の一つとして皇室典範、皇室のあり方を議論するおつもりはあるのかということと、先ほど朝日新聞さんから質問からあった通り、国家の基本像に関する考え方ではあるので、そこで一致をみないことには、例えば合流が難しいとか、そういう判断もあり得るんでしょうか。
水岡代表:最後の質問ですけれども、これが中道と結果的に分かれてしまったということで、今後の協議にどういう影響があるのかという趣旨だと思うんですけれども、これ非常に大きな問題だとは思いますけれども、これだけで今後の協議の行方が固まってしまうということではないというふうに思っております。いろいろとお話をしていくことが重要かなと、そういうふうに思っております。
東京新聞・望月記者:今のご発言ですと、今回、中道が採決に応じたことには、旧立憲の支持者からもかなり批判が噴出しています。今のお話聞いていると、そこが今後の 三党協議の中での妨げにはならないというご認識のように聞こえるんですが、今回、中道が皇族数の確保ということを前提に女性皇族の婚姻後の皇籍も認めると。これは多分、彼らからすると成果であると思いたいんでしょうけど、一方で住民基本台帳への明記ということが付されている。それから皇位継承権も旧宮家から取った養子のお子さんが男子だった場合は、皇位継承権が付与されると。こういった点に関して、立憲民主党として、今どういう風に、代表として感じているか。そしてこれに賛成してしまった中道というところの姿勢に関しては、まあちょっとおかしいんじゃないかとか、そういうことはないのかもお尋ねします。
水岡代表:今の話ですけれども、参議院では特別委員会が設置をされて、これから議論ということになっております。審議日程はまだ明らかになっておりませんけれども、今から参議院で議論をするところでありますので、我々は我々の見解をしっかりと主張していきたいというふうに思います。その上で、数で押し切られると言いますか、多くの会派に呼びかけをされているようでありますので、数的に難しいのかもしれませんが、政府案が通過をしたというふうな過程をした時のその後のお話については、今後にしたいと。まだ私たちの議論が始まっておりませんので、今後にそれは表明をしていきたいというふうに思っております。以上です。
望月記者:関連で、このまま17日ですか、国会閉じちゃうと、麻生さんがやりたがっていたともいわれる皇室典範改正というもののみが、対決法案的に、まあ対決法案(与党と全野党とが激しく対立する議案。一般には税制,防衛などイデオロギーがらみのものが中心であり,提出法案の1割ほどがこれに当たる)にもならずに通ってしまい、他の副首都構想等々が見通しが立たなくなっていると思うんですが、十分議論のないまま閉会に向かうという感じになっている現状についてお願いします。
水岡代表:最初に申し上げた通り、 13本もの法案が残っているということで、残り 5日間、どう考えても難しいですよね、これは。だからそういったことに対する政府のマネジメントの稚拙さみたいなものにひどく我々は憤りを覚えるんでありますけれども、今の段階でどれが通って、どれが残るということを断定的に私たちが言うのも、ちょっとはばかられるなというところですので、可能な限りの審議を尽くしていきたいということを申し上げて、私たちの考えにしたいと思います。皇室典範のほか、どういう状況になるのか、ちょっとまだ本当に時間がない中で難しい協議が続くなというふうに思っております。以上です。
中略
月刊FACTA・宮島記者:水岡先生は、もともと学校の先生だったんだから伺いたい。学校の先生になられたわけだからね。伺いたいんですけど。現行憲法で特権階級っていうのは、まさに天皇家にして、門地という意味では、いわゆる旧華族というのは無くして、男女平等にしてと。ずっと教育しているわけですよね。それで今度、世襲だというと今上から 36等親離れた人に世襲?これ日本の常識からして、歌舞伎でもなんでも親から子へですよね、世襲っていうのは。これどうして、子供にどういう風に教えるのかね?学校の先生は。私には正直言って、ちょっと正気に返りませんとね。それを慣れろと言われましてもね。だから本当の子から孫へずっと繋がっていくならですね。やはりちゃんと子供に教えないといけないと思うんですけど、それを教える自信が元教育者としての水岡さん、ありますか?
水岡代表:はっきり申し上げてありませんね。教えられないです。その政府が言っている論理そのものが論理にもなってないんじゃないでしょうか。とにかく政府が考えている方向を、ある意味で騙し打ちのような形で提案をしてくる。後出しをしながら押し進めようとしているというそういうやり方も、そしてそのやろうとしている論理性も、私には到底理解できないし。そもそも国会でのいろいろな動きについて、日本国憲法に従った国権の最高機関としての国会の様子を子供たちに教えたいと、私が教員にもしまた戻れたら、いっぱい教えたいと思うんですけども、なかなかこの実情を子供たちに論理的に解いていくことは不可能に近いと私は思っているので、大変そういう意味では、今のやり方に憤りを覚えているというのが正直なところです。
教科書に載せられないような正気の沙汰ではない法律が出来たら、
子供たちに教えられるわけがない!水岡代表の憤りが伝わるよい質問です。
中略
望月記者:今回の皇室典範のことがジェンダーに及ぼす影響を水岡さんがどう捉えているかということと、男系男子 126代にわたる日本の伝統と文化と自民、維新は強調しますけど、これは男系男子の継承というのは、中国韓国の習慣としても有名で、もともと中国から始まっていると。中国に対するかなり距離を置いている 二党が結局、こういうところに従っているというところについても一言お願いします。
夏祭りに登壇された望月記者、たたみ掛けています。
水岡代表:男系男子ということについてのお話というのは、様々論じられているところであります。それについての今日の日本、今日の日本における天皇制という中で、男系男子ということが、どういう意味を持つのかということについて、非常に疑問に思うところは多々あります。私自身としては、そのことも非常に大きな問題でありますけれども、もっとシンプルで重要な問題というのは、私はジェンダーの観点だというふうに思っています。なぜ男子でなければいけないのか?なぜ男系でないといけないのか?ということについては、私は強くジェンダーの観点から疑問を感じているということであり、それに対しての日本の考え方をやはり是正していくべきではないかというふうに私は思っているということを申し上げておきたいと思います。以上です。
男系男子の根拠について、参院の審議で政府に質問をお願いします。
宮島記者:今、現状としましてね、やっぱり巧みにごく少数の自民党の主的な方が上手にはめられちゃったと。それが衆議院の結果で、参議院もなんとか立憲民主党が、立憲という言葉があるだけあって、筋を通すと。でも正気に返ったら、子供にこういう世の中なんだよと教えられないような制度変更が行われてるんだと。やっぱりもちろん復帰というのは、私はあっちゃいけないことだと思ってるんですね。教科書もこれから書きにくいと思うんですよ。だからそういう意味で、やっぱり、はめられたというふうにお考えになっているのか。あと水岡さん自身、質疑に立たれるのかどうかも伺いたいんですけどね。
やっぱり巧みにごく少数の自民党の主的な方が上手にはめられちゃったと
「天皇制廃止」を唱える教団と関連団体が、
ドチャック氏の野望に付け込んだということでしょうか。
水岡代表:この問題は極めて重いお話だということは、もう再三、申し上げているし、皆さんお感じになっている通りだというふうに思うんですね。それだけに感情論とは別に、きちっとした論理を展開していかなきゃいけないということがあり、私はその中で言えば、今、先ほど他の社からご質問のあったジェンダーの観点でというお話もありますし、それを私は強く思っているということを申し上げた通りですね。それからやはりこれは今、宮島さんからは門地というお話がございました。やはり人権ということと平等ということ。この観点で私たちはしっかりと日本国憲法の精神を国民の皆さんに、やはり理解をしてもらうことも大事だし、何よりも国会議員がそのことを理解しなきゃいけないと。国会議員を縛る憲法でありますので、何よりも国会議員が理解をするとすれば、今、お話のあった門地の問題、やはり皇族とその他は一般の国民という、その一般の国民の中の平等性に疑義を生じるようなこういった形については大変問題があるし、それを論理的にしっかりと伝えていく必要が私はあるというふうに思っています。
それから私が立てるかどうかちょっとわかりません。非常に時間が短い中ですので、少しそれは未定であります。以上です。
国会議員を縛る憲法
国会議員=権力を縛るのが憲法の意義であることを
水岡代表は正しく伝えてくれました。
何よりも国会議員が理解をするとすれば門地の問題、
皇族とその他は一般の国民という、
その一般の国民の中の平等性に疑義を生じるようなこういった形については大変問題
それを論理にしっかりと伝えていく必要がある
憲法は、権力の主体である国会議員を縛るものであることもわきまえず、
「住民台帳案」、「養子の子は天皇案」にのって嬉々としている状態に
鉄槌を下す意欲十二分。
水岡代表には、ぜひ、参院の審議で質疑に立って
男系革命を目論む輩を糺していただきたいと思います。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ
4 件のコメント
mantokun
2026年7月13日
追記になりますが、まいこさん、夏祭りでの熱気も冷めやらぬ中、変わらぬ怒涛のブログ更新と長文の文字起こしをありがとうございます!
まいこさんの情熱とエネルギーに後押しされる気持ちで、細々と意見投稿を続けております。
mantokun
2026年7月13日
立憲民主党宛に以下のメッセージをお送りしました。
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騙し討ちそのもののやり方で、あの改悪としか言いようのない皇室典範改正案がたった3時間の審議で衆議院を通過し、皇室を敬愛する日本国民として、激しい怒りを抑えきれません。
衆議院では、共産党の塩川議員が見事な弁論を持って、本改正案は立法府の総意ではなく国民の理解も得られないこと、憲法と整合しないと述べられたことにわずかな希望を見た思いです。
塩川議員の「なぜ女性(天皇)ではだめなのか、男系男子にこだわるのか」という当然の疑問に、木原官房長官が慌てふためいて無言で資料をパラパラとめくっていた姿そのものが、男系男子へのこだわりは単なる男尊女卑だと明示していました。
水岡代表がおっしゃるように、今の国会のやりとりや男系派の主張は、子供たちにはとても見せられないし教えられません。すでに国連の女子差別撤廃委員会からも勧告を受けているのに、子どもの権利条約にも違反すると宣言したも同然のあの改正案は、国際社会からの日本国への信頼をさらに失墜させるでしょう。今国会での高市政権と与党の横暴は、海外メディアからも奇異の目で報道されています。
立憲民主党の皆様には、是非とも皇室典範改悪への反対を貫き、共産党や社民、れいわ、沖縄の風の議員とも協力して、愛子様排除法案を廃案に追い込むためにご尽力をお願いいたします。
天皇陛下と愛子様、皇室をお守りするため、我々国民も黙ってはいません。
daigo
2026年7月13日
立憲民主党・水岡代表宛に応援メッセージを送りました。
くりんぐ
2026年7月13日
現行の皇室典範では養子縁組は認められていません。
なので、現行の皇室典範で、養子の子に皇位継承資格を認めることは出来ません。
皇族は住民基本台帳法の適用外にも関わらず、国民男性と婚姻された女性皇族を住民基本台帳に記載することは、事実上の国民扱い。
女性皇族の身分保持とは言えません。
世襲とは、親から子への継承が基本。
政府見解では、男系・女系どちらも含まれます。
36〜38親等も離れている人への継承を世襲とは言いません。
愛子さまは今上陛下のお子さまなので、世襲に該当します。
国会議員には憲法遵守義務があります。
旧宮家養子案は、養子対象者を特定の血筋・家柄の国民に限定しているので、法の下の平等を定めた憲法14条に違反。
男性に限定しているので、これも憲法14条に違反。
国会議員が憲法違反の法案に賛成することは、憲法遵守義務に違反しています。