愛子さまが12月1日に20歳を迎えるにあたって、
儀式で着用されるティアラが話題になっています。
黒田清子さんが使用されていた物を借用されるとのこと。
清子さんのティアラは、御結婚された際に国へ返却されたものだと知りました。
報道では、「借用」と言われています。
なんだかネガティブです。
愛子様が着用されるティアラは愛子様のために制作された新品ではないことは事実です。
しかし、これはちょっと違うのではないかと思いました。
このティアラは所有者が手放した歴史の途絶えている「中古」ではありません。
歴史も一緒に引継ぐ「おさがり」ではないかと思いました。
ティアラを制作する為に、必要な技術の存続は大事です。
品位の保持の為に通例の存続も必要かもしれません。
お金も手間もかかると思います。
私は職人の方々に敬意を表したいです。
ただし、歴史の存続はお金や手間では手に入らないのだと思いました。
文責 三重県 マメシバ亭主
4 件のコメント
てるてる
2021年12月4日
明日はいよいよ成年行事ですね!
美しく成長された愛子さまがティアラを着用されるお姿が楽しみです!!
ダダ
2021年12月2日
今回のティアラが宮内庁管理の国有品なら、借用と表現するのは不適切ですよね。
ティアラが新調されていた場合、世界に日本の彫金技術をアピールできる側面がありました。
(国内外からオーダーが入れば会社は存続し、彫金技術も継承される)
今でも内廷費で新調しても良かったのでは・・・という気持ちがあります。
しかし、皇后ティアラのように継承していくのもいいな・・・という気持ちもあります。
愛子さまのティアラ姿を楽しみにしています!
ねこまる
2021年12月2日
花嫁の「サムシング・フォー」には、「何か借りたもの」がありますよね。いわば縁起物。
幸せな人にあやかるのは、悪い事ではありません。
先代の皇女から、今上の皇女へ。素敵な物語だと思います。
基礎医学研究者
2021年12月2日
興味深く読ませていただきました。確かに、なんでメディアは「借用」というネガティブな表現をするのでしょうね?清子さま(という表現をあえて用います)から伝統ともに継承した!と表現すれば、非常にポジティブじゃあないですか?そして、マメシバ亭主様が言われた最後のところはとても重要であり、歴史・伝統の連続性(継承性)は一度断ち切れてしまったら、とりかえしがつかない!ということに、激しく同意であります。