今月、成人の儀を迎えられた愛子さま。
愛子さまがお生まれになった時のことを思い返すと、いつも二つの記憶がよみがえります。
一つは伝え聞いた話です。
20年前の12月1日の午後、バスに乗っていたある女性が携帯からの情報で「内親王御誕生」を知り、思わず声をあげてしまったそうです。同乗していた見知らぬ老婦人が
無事にお生まれになられたんですね、本当に良かった
と言い、バスの中の空気が一気にお祝いムードとなったとか。見知らぬ者同士、良かった良かった、と言い合って、母子ともに健康で無事のご誕生だったこと、それこそが奇跡のような有り難い出来事だと、皆が感じ取っていたからこその一体感があったということです。
二つ目は父の話です。
昭和11年生まれの父の誕生日は12月1日。
こんな嬉しいことがあるか!あしの誕生日が旗日になる
と、愛子さまが将来天皇陛下になられることを、疑いようのないリアルな未来として思い描いていました。元々、自営業で祝日には国旗を店先に出す習慣があったので、よぼよぼの老人になった父が嬉々として旗を立てる様子が容易に想像出来て、微笑ましいというか、無邪気というか…。
そう、愛子さまがお生まれになった時、日本中が無邪気な喜びと安どに包まれたことを、これらの事柄と共に、いつも思い出すのです。
そして、後の皇后さまのお言葉が全てを表して下さいました。
生まれて
きてくれて
ありがとう
日本中がこの気持ちでいっぱいになりました。
愛子さま、お誕生日おめでとうございます。
そして、成人の儀おめでとうございます。
高知県 れいにゃん
6 件のコメント
チコリ
2021年12月4日
愛子さまが、この時代に、皇室に生まれて来て下さった事、
僥倖としか思えません。
実は、私の誕生日も12月1日、今まではなんとも思わなかった日が、愛子さまのお誕生日になった事で、私には一気に輝ける喜びの日になりました!
愛子さまの最近のお姿を拝見すると、理屈抜きで、愛子さまが皇太子になって初めて日本再生がある!と思わずにはいられません。
愛子さま、お誕生日おめでとうございます。
ずっとずっと愛子さまのお幸せを、お祈りしています。
私たちに、希望と喜びを下さり、ありがとうございます。
モグ
2021年12月3日
素敵なエピソード2連発、ありがとうございます(*゚▽゚*)
愛子さまのお誕生日を旗日にしましょう!
ねこまる
2021年12月3日
皇后陛下は当時既に流産をご経験されていましたし、年齢の事もあり、私はとにかく母子共に無事に生まれてくれる事をずっと祈っていました。
だからとても嬉しかったし、多くの国民が同じ気持ちだった(性別は関係ない)事も、ひたすら嬉しかったです。
roku
2021年12月3日
素敵なエピソードを教えて頂きありがとうございました。私もバスの中で一緒に喜んでいるような錯覚をおぼえました。
本当に素直に愛子さまがお生まれになったことを喜んでいたのですね。これからもこのような飾らぬ庶民の声が愛子さまに届いていくことを望んでいます。そして、共に歩んで行きたいですね。
ダダ
2021年12月3日
素敵なエピソードありがとうございました。
12月1日が天皇誕生日となりますように・・・ではなく、必ず実現させましょう!
基礎医学研究者
2021年12月2日
興味深く、そして共感を持って読ませてもらいました。本来、きっとここで書かれたような素朴な感覚で祝福できるのが、やはり庶民なのだと思います(れいにゃんさんのお父さまが、「アシ(ワシ(よしりん先生?)の誕生日が旗日になる!」なんて、実に素朴な喜びではありませんか!
なので、私も庶民として、”愛子さま、お誕生日、おめでとうございます”