私が、愛子様を初めて意識したのは、いつだったろうか。 お生まれになったとき、白い肌着に包まれた赤ちゃんを、それはそれは嬉しそうに、雅子様がお抱えになっていたときだろうか。
もっと直接、愛子様ご本人を意識したのはいつだったろう。多分、12月1日が愛子様のお誕生日だと知ったときである。
その日は、私の息子の誕生日でもあるのだ。
愛子様がお生まれになるまで、雅子様は大変な道のりを経て母親になられた。私の妻も、流産を乗り越え、やっと今の息子を授かることができた。愛子様がご両親からどれほど望まれ、この世に生を受けたか。僭越ながら、当時のご両親のお気持ちを想像すると、今も涙がこぼれる。
勝手ながら、毎年の息子の誕生祝いと同時に、愛子様のお誕生日も私たち夫婦は心の中でお祝い申し上げている。
(関西在住、40代、男性)