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男系で紡がれてきた皇統を守れ 女系天皇が誕生すれば、万世一系で繋がってきた歴史の断絶…「日本」でなくなる
https://www.zakzak.co.jp/article/20211210-JDSEWUK65JLDRBY3YBYS64KKMQ/
12月13日の『夕刊フジ』、上記のタイトルの記事を読みました。
私からすると、「男系で紡がれてきた皇統を守れ」と主張されても、
皇族のおひとりおひとりのお気持ちを最優先した方が良いと思うので
タイトルは
「皇室のおひとりおひとりの望むことを叶えよう!」
というタイトルが良いと思いますがいかかですか?
それに、天皇は男系だけで紡がれてきたわけではなく、
母親の元明天皇から娘の元正天皇が即位したという女系継承された例も
ありながら歴史は断絶せず、日本の国は続いているので、
あたかも、女系継承すると日本がなくなるというような
男尊女卑なタイトルはやめてほしいです。
他にも、「婿とり」という言葉を聞いたことがありますが、
夕刊フジさんもありますよね?
生まれた家にずっといるのは男だけ、ということはありえないですよね?
そう考えると、皇室も国民も、
女性という理由だけで皇太子にも、天皇にも、宮家の当主にもなれない、
家を継ぐことができない。
このような女性差別はなくさなければならないと思いませんか?
夕刊フジさん、一緒に愛子さまが皇太子になれるように声を挙げましょう!
文責 秋田県 秋田のタカ
2 件のコメント
ダダ
2021年12月27日
ご紹介の記事は女性が書いているのですね。
葛城奈海氏の主張
・女系天皇は存在していない。古来例外なく男系で継承されてきた。
→元明天皇(母)から元正天皇(娘)の女系継承が確認できます。皇統は天皇を基準にするので、これを男系継承というのは無理です。
・歴史を振り返れば、皇統の危機は何度もあった。その度に、先人たちは何代も遡(さかのぼ)り、男系の血を受け継ぐ傍系から適任者を探し出して皇統を維持した。困ったときには、先人に学べばよいのだ。現行法でできないのであれば、法を変えればよい。
→探し出す必要はありません。直系の愛子さまがいらっしゃるのですから。女系継承の先例に習い、皇室典範を改正しましょう。
・日本人自身の手で本来の姿に戻すべきだ。本来の姿とは、皇室典範の改定に際し、女性宮家や女系天皇を容認するような加筆修正を阻止し、旧11宮家の男系子孫のうち、然るべき方々の皇籍復帰を実現することに他ならない。
→旧宮家の男系子孫は生まれた時から一般国民なので、皇籍復帰は出来ません。皇籍取得のことを仰っているのであれば、憲法が禁止している、門地による差別に該当します。立憲君主である天皇に憲法違反を薦めるのですか?
男系派の主張はどれもテンプレで、もう出し尽くした感がありますね。
基礎医学研究者
2021年12月26日
興味深く読ませていただきました(なかなか、皮肉が効いておりました!という意味で)。夕刊フジの記事のタイトルが、もしも「双系で紡がれてきた皇統を守れ!」ならば、手放しで支持するのですが(笑)。そして、万世一系という言い方も、”一体何をつないできたのか(継承してきたのか)?”を考えると、それは「日本の歴史・伝統≒国体」ではないかと、私見では思います。さらに、それがなぜ可能だったのかは、”男系”ということではなく、できるだけ直系で継承されたからではないか?ということではないかと、やはり思います。
それゆえ、そのような事を踏まえる形がとれるのならば(記事の最後の部分「これまでの歴史では皆が知恵を出し合って乗り切ってきた」は見方は違うが、ある意味正しいと思われるので)、夕刊フジさんにはぜひ頑張ってほしいと、自分も思う次第です。