明治神宮創建101周年、明治天皇の和歌

Post's thumbnail

12月5日に今年最後の関東ゴー宣道場に参加して、翌日、初めて明治神宮に親戚の叔母さんと一緒に訪れました。神社というと、街から離れた自然の多い静かな場所にあるのが多いのですが、駅から出たらすぐ目の前にあることに驚きました。

毎年、大晦日のNHK番組「ゆく年くる年」で大勢の参拝者が映っているのを見るくらいで、実際に行ってみて明治神宮は大きくて敷地が広い!と印象に残りました。

明治神宮は、皇室との繋がりもあるところなので訪れました。明治天皇が崩御されて設立されたと、そして、境内にある立派な樹木たちは全国47都道府県から集められたと聞きました。こういった大変な作業をすることは、全国でも珍しいことではないでしょうか。

それだけ当時の国民の天皇に対する尊皇心は強かったのではと思いました。

本殿まで向かう途中で明治天皇後製の和歌がありました。

われもまた
さらにみがかむ
曇なき
人の心を
かがみにはして

明治天皇は、非常に口数が少ない方であったと伝えられていて心の内を和歌で表現されていたと、当時の元老や政治家たちは明治天皇の御前に出ると大汗をかいていたそうです。

大変な時世の中で約10万首の和歌を残されたそうです。

いくつか和歌を読んでみましたが、今の時代でも通じる心に響く言葉が多くありました。

日本のこと、国民のことを想う言葉、そこから私たちにとって大事なことを教えられることがたくさんありました。

ぜひご興味がありましたら読んでみて下さい。

文責 岡山県 しろくま

4 件のコメント

    ダダ

    2021年12月22日

    明治神宮を始めて訪れたのは10代の頃。
    当時は明治天皇を祀っていることも知らず、、玉砂利が歩きにくいので参道の端を歩いていました。。
    (端を歩くのは間違っていないようですが、玉砂利は参拝者の心を清める意味もあるとのこと)

    ご紹介の御製、感無量です・・・!!
    ありがとうございました

    基礎医学研究者

    2021年12月21日

    興味深く読ませていただきました。自分は日本の伝統として和歌のような韻文的表現が重要なことは理解できるのですが、どうも哲学や文学のような散文的表現と異なり、短い言葉で思想を表現しているようには思えなかったので、これまであまり関心を持てませんでした(それは、詩やアフォリズムもそうだと思います)。ですが、今回示された明治天皇の和歌などをみますと、57577というリズムを重視し、ストリクトに表現を絞り込むことで、様々な表現が可能なのでは?と思い直した次第でございます。

    かずず

    2021年12月21日

    人の心を、鏡にして、さらに自分の心を、磨くという意味かなと思ったのですが、すごく謙虚で、自分の身に刺さる和歌です。
    ご紹介ありがとうございました♪

    urikani

    2021年12月21日

    皇室と繋がりのある明治神宮へ行かれた感想を、興味深く読ませて頂きました。
    私が明治神宮へ訪れても、しろくまさんの様な気付きや学びは得られなかっただろうと思います。
    明治天皇の和歌読んでみたいです(*^^*)
    ご紹介ありがとうございました。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。