繰り返される「GHQの圧力」論 旧11宮家から男系男子養子案、底流に――【朝日新聞】

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愛子天皇排除が目的の養子案は、まったく根拠がないと、朝日新聞が報じています。

繰り返される「GHQの圧力」論 旧11宮家から男系男子養子案、底流に――【朝日新聞】

・戦後占領期の記録を元にした研究 
皇籍離脱はGHQが直接求めておらず旧11宮家が自ら願い出た形
背景にはGHQによる皇族の特権廃止や課税の指令があったが
日本側も当時の皇族の規模の維持は困難「一線を引かなくてはならない事情にあった」などとする記録

大原康男・国学院大名誉教授 2005年有識者会議
「連合国軍による軍事占領下という異常な状況下(旧宮家離脱は)GHQの政策に従った異例の措置
男系の皇位継承維持のため養子案を含む旧皇族の皇籍復帰提案は一蹴
「国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題があり、採用することは極めて困難」
維新・藤田共同代表「(2022年2月衆院予算委)(新皇室典範は)GHQの占領下で制定された」「GHQによる皇族の財産上その他の特権廃止に関する指令が発せられ、経済的な理由も含めて、何らかの強い圧力があったことは社会的にも否定できない
政府の説明には「GHQの圧力」はない
内閣法制局「(2025年3月全体会議)(現在の憲法と皇室典範の施行時に皇位継承権があったため)(家柄などによる差別を禁止する)憲法14条に反するものではない」

「GHQの圧力論」の出どころは、養子案が全否定された2005年有識者会議
現在の政府、内閣法制局の養子案の説明にも「GHQの圧力」はない。
…にも関わらず、男系固執派の議員は相変わらず「GHQの圧力」を主張。

この光景、昨年の全体会議においても、繰り広げられていました。

○ 内 閣 官 房 参 与 ・ 皇 室 制 度 連 絡 調 整 総 括 官 ( 山 﨑 重 孝 君 )
ぴ っ た り と 、 完 全 に 、 一 般 人 に 初 め か ら な っ て い る 方 が 誰 か の 養 子 に な っ て 戻 っ た 例 が あ る わ け で は あ り ま せ ん

○ 衆 議 院 議 員 ( 藤 田 文 武( ふじた ふみたけ君 )
 今 回 の 有 識 者 会 議 の 報 告 書 で い う と 三 案 に な る と 思 う ん で す け れ ど も 、 直 接 的 に 戻 る と い う 事 例 は 先 例 は あ る 。 そ し て 、 養 子 と い う や り 方 も 先 例 も あ る 

同じ全体会議の中で「一般人が養子になって皇室に入った例はない」と
政府側から説明をされた直後に「養 子 と い う や り 方 も 先 例 も あ る 
え?いま言ったのに?と、山崎氏も驚いていたのでは?

養子の前例がないことは、今年の6月12日においても
宮内庁次長と木原官房長官が明言しています。

12日の衆院内閣委員会
中道・長妻昭議員「生まれた時に皇族ではなくて、皇族の養子になって皇族になった事例はあるか」質宮内庁・緒方禎己次長「現時点で宮内庁として資料に基づき確認できる限りで申し上げれば、指摘のような事例はない」
長妻氏「伝統文化ではない、前例がないということ」
木原稔官房長官「非皇族として、お生まれになった方が皇族の養子となり皇族となった例はない」

…にも関わらず、木原官房長官は26日に「養子の子、男子なら皇位継承権」と
特大ちゃぶ台がえし。

いったん、インプットされてしまった情報を、アップデートできないのが
男系固執派であることが、よく分かる事例。

それでも、朝日新聞が繰り返し「GHQの圧力論」について根気よく報じ、
養子案の根拠を全否定し続けてくれることを賞賛します。

朝日新聞 お問い合わせ

「愛子天皇への道」サイト運営メンバー まいこ

3 件のコメント

    SSKA

    2026年7月4日

    現在事実上日本の軍権を掌握している米国との間で事を構える気も無い連中が戦後GHQ敵対論を過剰に盛り上げている傾向が強く見えます、所詮は見せ掛け、人気取りの為の囮に近いのでしょう。
    男系派は歴代の天皇陛下が未曾有の敗戦からの復興の礎として多くのものを背負われながら、国民と共に歩まれて来た(今もまだ途上にある)感覚について驚く程誰一人持ち合わせず皆無です。
    象徴天皇こそが復活の基軸として我々(戦後生まれの自分も)国民や社会を鼓舞し続けて育んで下さった唯一の固有の存在であり、戦後皇室の在り方の中に真に守るべきものが受け継がれている一方で、旧宮家や子孫はそこから離れて一度も属さず暮らして来た人達です。
    どちらが恩恵を授ける側でもう片方の授けられた側か、今更分かりきっているものを次元の低い加害者被害者論に無理矢理当て嵌めて倒錯させながら、本来仰ぐべき方々に敬意を抱かせず、敵対行為に及ぶ考えに徹するのが自民党の本性なのでしょう。

    突撃一番

    2026年7月4日

    「これでいいのです。 維新この方、宮様は政策的に少し良すぎました。」

    貞明皇后の御言葉で、反論しよう!

    基礎医学研究者

    2026年7月4日

    今回の記事、貴重な情報が盛り込まれていたと、思います。GHQの陰謀の起源、自分は、2006年文藝春秋2月号(発売は、2006年1月10日)寛仁親王「なぜ私は女系天皇に反対なのか」が最初と思っておりましたが、時系列的には、平成の有識者会議のヒアリングで、すでにでていたのですね?しかし、報告書には一切反映されず一蹴された。このことが、非常に重要なポイントかと、思いました。

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