愛子さまを差し置いて「旧宮家復帰」などありえない/その2

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(その1 https://aiko-sama.com/archives/737 から続く)

――皇位継承で「旧宮家復帰」聴取――
https://www.sankei.com/life/news/200415/lif2004150091-n1.html

「旧宮家復帰」についての問題点はまだまだあります。

■「男系派」が避けて通れぬ3つの問い

(1)皇族になりたい、なってもよいと考えている対象者は実在するのか?
   →未だ誰も見たことがない。

(2)実在したとしても、その者の皇籍取得は国民から認められるのか?
   →後述

(3)側室なしで男系男子限定の皇位継承が続けられるのか?
   →極めて危うい。

3つのうち1つでも「いいえ」であれば、「旧宮家復帰」とその前提である男系男子限定での皇位継承を続けるのは無理ということになります。

(1)についてはこの話が出始めてから15年ほど経っているにも関わらず、未だ対象はどこの誰ともわからない状況です。
(3)についていえば11あった旧宮家も既に6家が断絶もしくは近い将来に断絶確定しており、皇室でも上皇陛下の世代(大正天皇の孫世代)には5人の男子がいたもののその孫世代では1人のみという事実が安定的な制度とはほど遠いことを明示しています。

■現代において、「男子を生ませる機械としての皇族」なんてあり?

上記3つのうち、個人的に最も無理筋と感じるのは(2)です。

仮に、男系男子限定を維持したまま、旧宮家系国民男子(未婚の成人が前提)が少なくないであろう反対の声を押し切って皇籍を取得し、皇族に加わったとします。

その場合、その人はただひたすらに、男子を儲けるためだけに皇族入りしたということになります。

もしもそれが果たせなかったら、長い皇室の歴史がそこで終了になるかもしれないわけですが、そのようなとてつもなく重い運命を背負った人に嫁ぐ女性が果たして現れるでしょうか?

まず無理ではないですか?

そもそも男系男子継承とは、一般国民から皇室へ「男子を生ませる機械のような存在」を招き入れてまで続けなければならないものなのでしょうか?

そのような皇室に、国民が今までのような敬愛の念を抱き続けることができるでしょうか?

これも無理ではないですか?

■安定的な皇位継承を実現するには何が必要か?

因習に由来するイデオロギーではなく、現実を見て常識で考えれば、答えは自ずと明らかと思います。

★男系女系の区別はなくし、皇統に属する皇族の子孫が皇位を継承する

★継承順位は直系長子優先とする

★その結果として、愛子さまが皇太子になる

こうするだけで、今の危機を回避できる確率は何倍にも跳ね上がります。

しかし、それには今すぐ取りかからなければなりません。

愛子さまをはじめ、女性皇族は結婚すれば皇籍から離れるという制度になっているからです。

「旧宮家復帰」などという、伝統にも反し皇位安定継承にも寄与しないトンデモ策を検討している時間はないはずです。

文責 岡山県 HN:和気の隣は熊山

4 件のコメント

    和気の隣は熊山

    2020年5月10日

    ナクラさん

    コメントありがとうございます!
    祭祀については、かつては女性天皇がいたわけですし、伊勢神宮の斎王は女性が務めていたわけですから女性であるが故の問題があるとは考えられません。

    和気の隣は熊山

    2020年5月10日

    みずりんさん

    コメントありがとうございます!

    >旧宮家とか旧皇族。誰それ?っていう感じです。

    ごく一部の男系派を除き大多数の国民はそんな感じだと思います。
    そもそも男系派であっても対象者の顔も素行も知らないのでは…(-_-)
    そんな人に対して、皇族との婚姻なしに、この方が明日から皇族です、とかいわれても国民が受け入れるはずがありません。

    ナクラ

    2020年5月10日

    男系男子派の意見も調べておこうと思って「斎藤吉久のブログ」を見にいったのですが、一般の男系派とは一線を画す(一緒にされたくない)意味か、専ら祭祀の話で持論を展開されていた。うーん、その面だけで言われたてもね・・・。
    女性天皇と女系天皇も分けて論じていないし。
    側室の話も出ない。こりゃ男尊女卑だ。

    みずりん

    2020年5月9日

    この世に生を受けられたときから僭越ながら成長を見守らせていただいて、節目節目で、さすが両陛下のお子様、このように素晴らしく成長されたと感じてきました。
    旧宮家とか旧皇族。誰それ?っていう感じです。
    愛子様は高校入学時には将来がどうなってもとご覚悟を決められていたと聞きました。
    旧宮家の方たちや秋篠宮家のご家族方に、失礼ながらそのご覚悟があるとは思えません。
    そういう人たちに税金を注ぐなら敬宮様の留学や海外のロイヤルファミリーとの交流、立太子の礼に使っていただきたいです。

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