3月ゴー宣道場の感想紹介! その3 ~ 議論と感情論の分岐点 ~

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3月13日(日)に行われたゴー宣道場の感想紹介、その3です。
今回は、頻繁にコメントを寄せてくださるただしさんより、ブログ丸々1本分の感想をいただきましたので、その1本をご紹介いたします。


5. ただしさん (新潟県、男性)

「愛子天皇こそ日本の未来」への感想です。

 ゲストのお一人、石破茂衆院議員は、皇位継承問題に関して、具体的なご自分のお考えは示されませんでした。

 そればかりか、関連する書籍を色々と読んでみられても、「答えは分からない」とも仰りました。

 さらに、愛子天皇実現を目指す側も、男系男子に拘る側も、感情的になっているとして、問題解決のためには論理的に話し合うべきと提唱されました。


 この最後の、どちらも感情的になっている、論理的に話すべきとのお話しには、とても強い違和感を感じました。


 まず、有識者会議の出した最終報告書の内容は、男系男子に拘る側の主張を、そのまま通すことを補償したものであることは明白です。

そして、高森明勅先生が詳しく説明されていたように、その中身はスカスカのデタラメです。


 皇統問題に関する公的な発言の内容は、石破議員のように書籍を読むことや、TVやSNSなどを見ることで、知ることが出来ます。

 その際、論理的な主張をしている方、論理的に反論している方、頓珍漢な主張をしている方、感情的になっているだけの方を見極める必要があります。

 いわゆる2つの陣営が顔を合わせる状況でも、問題解決のために、議論をしようとしているのは、どちらの側なのか。


 議論とは、より良き答えに近付くために、それぞれの論を交えることです。目的のためには、互いの主張をぶつけ合うことにもなります。


 議論の目的とは、あくまでも、より良き答えを見付け出すこと。

 熱い感情を押さえて、無機質に言葉を発することと、冷静に人の話しを聞き、自分の考えを言葉にすることは、違います。

 石破議員の仰っていたことは、政府の言う静謐な場と同じ意味に感じました。


 大事なことは、議論そのものをすることであり、それによって、より良き答えを導き出すことです。

 愛子さまに天皇になって頂きたいと願う方々こそが、それを実践していると感じます。


<コメント(L.K)>
小林先生や高森先生は、10年前から何度も何度も男系派と議論に臨みましたが、まるで進展することがありませんでした。
公のための最適解を求め、自分に非があればそれを認める構えが無ければ、議論を積み重ねることはできません。
その態度を怠っていたのはどちらなのでしょうか。
公のため、という視点が無ければ価値紊乱主義に陥り、どの主張も同じようなものにしか見えなくなってしまうでしょう。


3月ゴー宣道場の感想ご紹介
今後の掲載予定

その1(神奈川のYさん、たこちゃんさん):掲載済み
その2(殉教@中立派さん、jackerさん):掲載済み
その3(ただしさん):本ブログ

事前に予定していたご感想は以上ですが、この後新たにご感想をいただけたら、引き続きご紹介させていただきます。
期限としては本日いっぱいを区切りとしておりますが、道場の議論をきっかけに生まれた思いや論考などがありましたら、いつでも下記フォームよりお知らせください。


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3 件のコメント

    ただし

    2022年3月21日

     殉教さま、コメント、どうもありがとうございました。
     まさに、日本人全体主義の特徴かと存じます。
     これを打ち破ろうと奮闘されてきたのが、小林先生や高森先生かと存じます。

     ダダさま、コメント、どうもありがとうございました。
     ベースには、感情がありますよね☆ そうでなければ、言葉を紡ぎ出せませんものね。

     L.Kさま、コメント、どうもありがとうございます。
     そう、それです、私が言いたかったことは!
     簡潔に、まとめて下さり、感謝致します。
    Γ○♪

    ダダ

    2022年3月21日

    議論のベースには感情があります。
    石破議員ご自身はどうしたいのか、そこだけでも知りたかったです。

    殉教@中立派

    2022年3月20日

    片方は、虎の威を借る(多数与党べったり)で、議論の提案自体を受け入れないし、しかもマトモな反論もできず、苦しい答えばかり。もう片方(我々に近い方)としては、時間稼ぎ戦術をされればされる程不利になるから、どこかで焦りが態度に出てしまう(感情的になる)。イメージ操作と雰囲気重視ばかりに陥るのは、コロワク問題然り、憲法問題然り(二者択一の口喧嘩→敬遠する一般人)。日本人全体の特徴・・権威主義と空気の支配があると、そこで話が止まってしまう。どこかに打開策を見つけないと、どうしようにもないと思う。

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