3月21日(月・祝)、2時間にわたって放送された皇室特番
「皇室の窓スペシャル~愛子さま 開かれる世界の窓~」
その1に引き続き、その放送内容をご紹介いたします。
[番組概要]
● 天皇陛下のお誕生日記者会見(その1でご紹介)
● 歌会始のお歌と、海外王室の紹介(今回ご紹介)
● スキーを通じて学ばれた愛子さま(今回ご紹介)
● 20年のご成長の記録(次回ご紹介)
● ご成年記者会見映像(次回ご紹介)
● 歌会始のお歌と、海外王室の紹介
今年の歌会始に出された、天皇陛下、皇后陛下、それに愛子さまのお歌を紹介。
その内、愛子さまがお歌に込められた、世界との距離が縮まったように感じた喜びを伝えるとともに、
今後愛子さまが交流されていくであろう、海外王室の若い王族の面々が紹介されていきます。
1人目に紹介されたのは、ベルギー・エリザベート王女。
愛子さまと同じ20歳で、フィリップ現国王とマチルド王妃の第1子。
ベルギー初の女王となることが確定しています。
成人(ベルギーは18歳)の式典では、「国のために使命を果たします」と堂々と宣言されました。
成績優秀、運動神経抜群で、スキーやテニスが得意というところも愛子さまにそっくり。
お会いになられれば、きっと意気投合するでしょう。
尚、日本とベルギーは古くから交流があり、同国王・同妃の結婚式には、当時皇太子・同妃だった天皇皇后両陛下も参列されました。
次に紹介されたのは、オランダ・アマリア王女。
ご幼少時のオランダご訪問で、家族ぐるみで交流された「幼馴染み」です。
下の写真の映像はよく見ますよね。
家族とともに。一番右がアマリア王女。
アマリア王女も次期王位継承者。
現在18歳ですが、オランダもまた18歳が成人年齢で、アマリア王女も去年から公務に臨まれています。
コロナ禍で苦しむ国民のために、年2億の手当を辞退されたのは有名な話。
愛子さまとアマリア王女が、次期皇位・王位継承者として再開される日が待ち遠しいです。
その他、ノルウェー・アレクサンドラ王女(18歳)、スペイン・レオノール王女(16歳)、
スウェーデン・ビクトリア王女(44歳)とその子・エステル王女(10歳)、
デンマーク・クリスチャン王子(16歳)が、
これまでの成長の様子や愛子さまとの共通点も交えて紹介されました。
いずれも、各国の次代または次々代の王位継承者です。
女性が圧倒的に多いですね。
途中、皇室ジャーナリスト・山下晋司のインタビューがあり、
・皇室の役割の中で、国際親善はその重要さを増している
・皇室が海外で尊敬されれば、それは国のため、国民のためになる
・だから、愛子さまも海外との交流を頑張ってほしい
ということを語っていました。
皇室の尊さが浸透するには、そういう視点も大切でしょうが、愛子さまをお慕いする立場としては、ただただ愛子さまの望まれるままに、未来に羽ばたいていただきたいと思うところです。
● スキーを通じて学ばれた愛子さま
北京冬季五輪での日本人選手の活躍に触れた後、天皇ご一家と冬季スポーツとの関わり合いを紹介。
ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦選手が宮中茶会に招かれた際、愛子さまが天皇陛下(当時・皇太子)に質問をお願いしていたというエピソードも紹介されました。
その質問とは、「得意なジャンプはなんですか?」
それに対し羽生選手は「アクセルジャンプが得意です」と答えたそうです。
今大会で、前人未到の4回転アクセルに果敢にも挑戦した羽生選手。
その雄姿は愛子さまもご覧になったことでしょう。
コロナの騒動が収まり、また羽生選手が皇居に招かれて、今度は愛子さまと直接対面して競技の話で花を咲かせてほしいです。
Embed from Getty Images
冬のスポーツとしては、幼いころからスキーを習われてきた愛子さま。
ご一家のスキーを指導されてきた、長野五輪代表・平澤岳氏がそのご様子を語ってくれました。
1. 雅子さまに優しくたしなめられる
他のインストラクターと遊んでいた愛子さま。
練習に入る段になっても遊ぶのをやめない愛子さまに、雅子さまが
「愛子さま、滑りますよ。」とやんわり諭される場面があったとのこと。
そのような雅子さまの愛情を受けて、愛子さまは素直に、優しく育たれてきたと平澤氏は感じているそうです。
2. スキーの腕前はかなりのもの
吸収力の高い子供らしく、年々上達していった愛子さま。
上級者向けの急な斜面でもビュンビュン、楽しそうに滑られるそうです。
3. カメラマンの要望に素直に応えられる
「映像を撮るので、愛子さま、こういう感じに滑ってください」とリクエストすると、
「はい。」とすぐに応じてくださる愛子さま。
撮影が終わると、スピードを出したりしてまた自分のスキーを楽しまれるそうです。
表にはあまり出てこない、元気で無邪気なご様子が伺えるエピソードでした。
話しながら、我が子を愛おしむような平澤氏の表情がとても印象的でした。
「自然」を感じながら滑るスキーは、状況に応じた判断力を身に付け、成長過程に重要な要素があると語る平澤氏。
愛子さまのご成長に、スキーは欠かせない存在なのだと感じました。
その2は以上です。
その3は明日掲載予定です。
※冒頭のイラストは、当サイト「みんなのイラスト」コーナーに寄せられた、44番・ゾウムシ村長さんの作品です。
文責:静岡県 L.K(30代、男性)

7 件のコメント
ただし
2022年4月5日
歌会始のお歌からは、愛子さまの未来への希望が伝わってきて、とても嬉しく、楽しくなります。
(*^^*)
海外の王室のお話しは、エリザベート王女やアマリア王女を初めとして、各国の次代の王位継承者の方々と、愛子さまとの交流を目にするのが、今からとても楽しみになって参りました♪☆
愛子さまが皇太子として、交流される姿を見ることを強く望み、その為の努力をしていこうと強く決意致しました。
スキーのお話しでの、雅子さまとのエピソードが、写真を見ることで更に微笑ましく想像出来ました。可愛いですねえ、愛ちゃん。
(*´ω`*)
平澤さんのおっしゃる、状況に応じた判断力を身に着けるとのお話しは、なるほどと思いました。
そして、羽生結弦選手と、ぜひ皇居で対面して、お話し頂くためにも、早くコロナ禍を終わらせなければいけないと改めて思いました。
基礎医学研究者
2022年3月31日
今回も楽しく読ませていただきました。なるほど、外国の皇室の王女さまとの比較は、興味深いですね(外国に習うのが常に良いこととは限りませんが)。愛子さまも成人されたので、是非立太子されて、これらの方々と肩を並べてほしいと思いました。それから、スキーについては、自分はほとんどやりませんが、子供ながらもその気遣いが素晴らしい!次回を楽しみにしております。
てるてる
2022年3月24日
録画忘れてたので、少しでも内容を知りたいと思い読ませていただきました。
が、読んだら余計に見たくなっちゃいました!!
チコリ
2022年3月24日
可愛すぎて愛おしすぎて胸がキュンキュンしてしまいました。
私は、NHKの映像の世紀で、イギリスのエリザベス女王の即位までの映像をみて、こんなあたりまえのことが日本では出来ないんだ、と呆然とした事を思い出しました。
urikani
2022年3月24日
しまったーーーっ!(T^T)
録画予約忘れてました…
テレ東に再放送のお願いメールをしてみました(//∇//)
ダダ
2022年3月24日
今回もありがとうございます
海外王室に繋げる当たり、さすがテレ東!
オランダ・アマリア王女との再会が楽しみです♪
スキーに関するエピソード(特に、カメラマンの要望に応えた後は好きに滑り出す愛子さま)が面白かったです。
殉教@中立派
2022年3月23日
愛子殿下といえば、頭脳明晰&慈愛の精神が印象的ですが、運動神経やスポーツを愛する心も、忘れてはならないと思います。歴代の皇族方は、障碍者スポーツ大会への道筋や、オリンピックへの列席など、多くの貢献をして頂きました。
・・少し気になった事として、(愛子さまには)ご自身の得意分野である文学者・生物学者との交流も必要かもしれません。PCR・マスク真理教の問題は、皇族方の公務・信頼醸成・ご自身の研鑽など、各方面に影響を与えると思います。