私も! 日本維新の会の府議に突撃質問!

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私は、維新の拠点である大阪に在住しております。
普段見ていると、維新の市民への浸透度はなかなかのもので、国会議員のみならず府議や司会議員の方々は、“のぼり”も立てずに街頭に立っている府議や司会議員の方々の姿を、よく見かけます(こういうところは、いつも感心するところです)。

本日、朝子供を駅前まで送っていきますと、土曜日の朝で通勤客も少ないはずなのに、駅前で府議の方が挨拶していました(“のぼり”も立てずにといいつつ、維新の議員のトレードマークはライトグリーンのパーカーで、わかり易いのですが (^_^:)。
このオッチャン議員は、府議の方なのはわかっていたのですが、これは!と思い、迷わず駆け寄りました。

府議「おはようございます!」
私「がんばってください!」
府議「いつもありがとうございます!」
私「ところで、少しよろしいでしょうか?ニュースで維新さんが皇室の問題に関する意見書を提出する、というのを見たのですが?」
府議「……」

私「正直、維新さんが提出されるという意見を見て、ちょっとがっかりしました」
府議「スミマセン……私、府議なもので今回の意見書に関しては、(上マターなもので)ちょっと不案内なのですが」
私「いや、確かに府議さんが普段扱われている市民の生活の事案とは違うので、府議さん自身にこれを言うのは筋が違うのかもしれません。が、「皇室の問題」は国民の関心事で、今回維新さんが意見書を提出されるということなので、お話しています」

(そうすると、名刺を出していただき、結構話を聞いてくれる構えを見せてくれた)

府議「私、皇室問題はそんなに詳しくないのですが、維新は「皇室典範」は見直すという立場で…」
私「維新さんの意見書といわれるものは、政府案。つまり、旧皇族とされる方々が養子縁組をして皇室復帰する、という案に寄っており、とっても変だと思っているのですが?」
府議「旧皇族の方々は、3親等離れていらっしゃるのですよね…」

私「あの、現在の旧皇族とされる方々は、生まれたときからぼくらと同じ一般国民であり、皇族だったことはありません。それなのに、旧皇族と名乗って皇室復帰するのは、変じゃないですか?」
府議「確かに。お話していますと、「皇室」とはすでに離れている方々が皇室復帰というのは、変ですね!」

私「ご理解いただき、ありがとうございます。で、ましてや愛子さまや女性皇族の方々も現におられますよね?でも、このままいくと、確実に先細りになります。だから、維新さんにはもっと考えて頑張ってもらいたいのです」
府議「ありがとうございます、私も勉強します。大阪維新の会には地方議員の意見を吸い上げる部会もあるので、そこに上げることを考えます」
私「期待しております!」

街頭としては、意外に長いやりとりになってしまいました(土曜日だったからですかね(^_^)。
本当は、地元の国会議員の方(選挙事務所に行ってメッセージカードを渡した方)とお話するほうが良いとは思うのですが、今回自分の感触では、府議の立場の方とお話し、意外に“心ある国民”の関心は伝えられるかもしれない、というのが、今回の感想です。

文責: 大阪府 基礎医学研究者 52歳(男性)

10 件のコメント

    ただし

    2022年4月18日

     金曜日の、意見書国会提出を知り、維新の会のホームページの目安箱に投稿致しました。
     以下、その内容です。

    名前
    メールアドレス
    住所(市名まで)

     皇族女性のことを全く考えず、男性だけの権利を守りワイワイガヤガヤするのが日本の保守ですか? 日本維新の会ですか?

     新たな価値を想像も創造も出来ないのなら、「維新」の言葉を使うのは止めて頂けませんか。
     女性も男性も公平に扱う、カッコイイ思想が、世界にも誇れる、日本の伝統的精神です!
     自分の思考し、違うものは違う、決して強きものに従わず、弱きものの為にも真理を追求する、それが日本の侍・維新の志士の精神です!

     以上です。

    基礎医学研究者

    2022年4月9日

    ただしさん
    コメントありがとうございます。いや、とんでもない。自分の認識では、まーさんは、確かにびしっとしていて、“突撃行動派”のようなイメージあります (`・ω・´)。一方、私の場合は、話しには行きますが、結構ヘコヘコしていますよ~(^_^)(たぶん…(;^_^A)

    じーまさん
    基礎医学研究者でございます。コメントありがとうございます。じーまさんと私では、同じ大阪でも選挙区が異なりますが、「維新」の政党としての認識については、まったくその通りだと思います(特に、大阪都構想などという政策は、まったく支持できません)。ただ、じーまさんは結構重要なことを言われていまして、自分も「皇統問題」に限っては、国会議員は超党派で取り組むべき問題と思います。そして、維新が探るべき課題についても、激しく同意であります(末筆ながら、じーまさんは大阪ですので書きますが、関西「ゴーセン道場」、もしよろしかったら、お待ちしております(m_ _m)

    チコリさん
    コメント、ありがとうございました。いや、とんでもない。自分、正直今回はタイミングがよかったのです。ただ、そうですね。よしりん先生も良く言われていますが、普段から問題に考えを巡らすという心の準備(あるいは、思考トレーニング)をしておくことは、やはりいるのでしょうね(でも、それはこの「愛子天皇への道」サイトで、培われていくと思う次第です)。

    基礎医学研究者

    2022年4月9日

    ダダさん
    コメント、ありがとうございます。確かに、その通りでございます。まあ、過剰な期待は禁物だと思うのですが、ダダさん言われるように、自分とのやりとりで庶民としての素朴な感覚が出てこられたのは、1つ収穫でございました。

    京都のSさん
    ありがとうございます。実際のところ、本日は非常に運がよかったということもあります。でも、維新の発言もしっかり聞いていて、身近な問題として「皇統問題」を考えている選挙民もいる、ということが維新さんに伝わればよいと、思った次第です(そして、それが実は「票につながるで~(笑)という意味においても。( ̄ー ̄)

    ふえいさん
    「行動派」のふぇいさんにそのように言っていただけるのは、恐縮です。実際過剰な期待をしてはいけないのでしょうが、先にまーさんも言われたように、やはり政治家と時には直接対話することも、意義はあると改めて思われました。

    殉教@中立派さん
    基礎医学研究者と申します。コメントありがとうございました。確かに、おっしゃられるように、維新の思想的立ち位置は自民党に近いと思います(「皇統」の連続性が男系男子で保たれている、という点においても)。ただ、一方維新は大阪府という地域性を持った独特な政党でもあり、自分も実は「皇統問題」については、庶民的な感覚を持つ支持層もいるのではないか?と感じました。ですので、「維新が揺れている」、というまーさんが先に言われた感覚は一理あると思いました。まあ、過剰な期待は禁物ですが…「理想は忘れず、現実的な方向に戦う」、なかなかいい得て妙と思った次第です。

    チコリ

    2022年4月9日

    うわあ、ブラボー!
    触発されます、私もやらねば、と!
    連日の報告に、力づけられます!
    ありがとうございます!

    じーま

    2022年4月9日

    私は大阪に住んでいるのですが、維新については「時代が違えば自民党にいたような人の集まりで、改革派の印象を周囲に振りまく一方で自民党的なものを引きずっている党」という認識を持っているためか、旧皇族の養子案に賛同するのもさもありなんと考えています。
    だから、皇位継承の議論に関しては自民党以上に期待できない党であるとの認識ですが、わざわざ府議に突撃して質問されて、このような言質をとられたことは必ずしも一枚岩ではないのかもしれません。その行動力には感服いたします。

    安定的な皇位継承の議論は超党派で取り組んでもらいたいので、維新にはとりあえず皇室に入る意思のある旧宮家の男系男子を全力で探してもらうか、それができないというのならば、現実を直視して女性天皇、女系天皇容認へ舵を切ってもらいたいものです。

    ただし

    2022年4月9日

     素晴らしいです。
    m(_ _)m

     先日のまーさん、そして基礎医さん、言葉を武器とする強力なツートップと思います☆☆

    殉教@中立派

    2022年4月9日

    現在の維新といえば、自民系、民主系のどちらでもない第三極で、関西の巨大勢力。彼らの考えは自民系(男系男子バンザイ)に近い所はあるものの、支持層は必ずしも男系カルトとは限らない(地域政党らしいね)。最低限、今の与党案、無識者会議の案に、修正を迫る党が必要だ。「愛子天皇」の理想は忘れず、実際は少しでも現実的な方向に戦おう。

    ふぇい

    2022年4月9日

    「行動に移す」って、
    大事と感じました。
    府議の方が考えるきっかけになって、「上」に話してくれれば良いですね。

    京都のS

    2022年4月9日

     素晴らしい活動です。「…が、『皇室の問題』は国民の関心事で」という部分がポイントですね。「票につながるで~」と(笑)。

    ダダ

    2022年4月9日

    皇室(皇室典範)に詳しくないのは一般国民も同じなので、この際、不勉強でもいいです。それでも、ご紹介の府議が基礎医学研究者さんのお話を聞いて「養子案は変」と考えたこと。
    これには感心しました。この庶民感覚は皇室を支える上で大切ですね。

    皇室に関心がある国民(府民)がいると態度で示されたことは、維新本部にも影響を与えると思います。ご報告ありがとうございました。

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