分析人ルーツによる、注目選挙区の情勢分析です。
データは新聞各社(朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、時事通信)の情勢分析を基にしています。
岩手【わずかに優勢】
定数1
木戸口英司 立憲 現職
広瀬めぐみ 自民 新人
岩手選挙区はここ最近、野党系の候補が当選を続けています。
しかし前回選挙の票差は15506票差と、かなりの激戦区となりました。
(7月2日)
立憲・木戸口候補が先行し、選挙戦を優位に進めています。
しかし自民・広瀬候補も勢いを持って追い上げています。
(7月5日更新)
両者ほぼ互角の情勢になりましたが、まだ、ほんの僅か木戸口候補の方が優位です。
木戸口候補は女性天皇に賛成、広瀬候補は女性天皇にやや反対の立場です。
山形【優勢】
定数1
舟山康江 国民 現職
大内理加 自民 新人
山形選挙区は以前まで自民党系の候補が強い地域でした。
しかし前回の選挙では野党統一候補の芳賀氏が、前々回の選挙では舟山候補、と野党候補の連勝が続いています。
(7月2日)
国民・舟山候補が僅かに先行し、優位を保っています。
しかし自民・大内候補もその差を縮めるべく追い上げています。
(7月5日更新)
舟山候補が優位を保っています。
舟山候補は女性天皇に賛成、大内候補は女性天皇にやや反対の立場です。
山梨【劣勢】
定数1
宮沢由佳 立憲 現職
永井学 自民 新人
山梨選挙区は前回選挙で自民党の森屋氏が、前々回の選挙では宮沢候補が21276票差で競り勝っています。
山梨は与党と野党が取って取られてを繰り返してきた、長年激戦が続いている選挙区です。
(7月2日)
両候補とも互角の情勢です、どちらが勝つのかわかりません。
(7月5日更新)
自民・永井候補が若干優位な位置になり、宮沢候補が懸命に追いかけている情勢です。
立憲の宮沢候補は女性天皇に賛成、自民の永井候補はやや反対の立場です。
長野【優勢】
定数1
杉尾秀哉 立憲 現職
松山三四六 自民 新人
長野選挙区はかつて定数が2ありましたが、2016年に1つになって以降、野党候補が全勝しています。
しかし今回の選挙戦では激戦が繰り広げられています。
(7月2日)
両者とも現在のところ互角で、どちらも優劣つけられない情勢です。
(7月5日更新)
僅差で杉尾候補が優位に立ちましたが、松山候補も必死に追いかけています。
立憲の杉尾候補は女性天皇に賛成、自民の松山候補は女性天皇にやや反対の立場です。
大分【劣勢】
定数1
足立信也 国民 現職
古庄玄知 自民 新人
大分選挙区は直近2回、野党候補が勝利しています。
しかし前回は16655票差、前々回はなんと1090票差という極めて僅差の戦いが続いており、日本でも有数の激戦区です。
(7月2日)
今回の選挙も現在、両者横一線の状況。どちらとも一歩も引かない大激戦です。
(7月5日更新)
古庄候補が広く支持を集めて優位に立ちました。
足立候補もその後を追いかけていますが、苦戦しています。
自民・古庄候補は女性天皇にやや反対、国民・足立候補は女性天皇にやや賛成の立場です。
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2 件のコメント
ゆり
2022年7月2日
長野・松山候補は、ここ数年信州に貢献してるので、高齢者は殆ど彼に投票しそうな気がしてます。
演説では「信州をよくする!」しか言わないので、国政をどうしたいのかわかりません。更に女性天皇やや反対となると、やはり支持できないんですよね。
杉尾候補は、女性天皇賛成以外支持できる政策がないのですが、他の候補が期待できないので却って判断しやすいかもしれません。
京都のS
2022年7月2日
挙がっている激戦区って、報告地図の空白地帯ばかりですね。何だか危機感が募ってきますね。岩手・山形・大分・山梨・長野の勇者を求む!って思います。