【論破祭り】自称リベも自称ホシュも「うっぜーわ!」

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倉田真由美氏
「今すぐ長子優先に変えるのは、大多数の日本人にとって抵抗感があると思う。将来的には絶対に視野に入れるべきとは思うが、今の日本人にはまだ無理」

 明治典範を施定するに当たって井上毅は、「男を尊び、女を卑しむの慣習、人民の脳髄を支配する我国において、女帝を立て皇婿を置くの不可なるは、多弁を費やすを要せざるべし」と主張しました。男尊女卑的な朱子学が規範だった時代が300年近くも続いた後の明治期なら理解できなくもないですが、くらたま氏の言い草では

「永久に男尊女卑を続けるべき!」

という宣言でも聞かされた気分です。

貴女の一体どこが「リベラル」なんだ?
男系主義の頸木(くびき)から「自由」になる気は無いのか?
皇族女子への「反転可能性」は働かないのか?
いっそ天皇制廃止論でも唱えてくれた方が清々しいのに…。
いや、男系を貫いたら一周回って皇室が消滅するからOKなのか?

山口真由氏
「天皇陛下の主な役割として、国民のためのお祈りや宮中祭祀があるが、伝統的に“血の穢れ”を非常に気にかけている。女帝が立った場合、1か月のうちいくばくか、血の穢れがあるために祭祀ができない状態になると考えると、男子を優先することは、一定の合理性があると思う」

そもそも、皇室へと続いていく記紀神話の物語は、「血の穢れ」を気にするようなものでしたか?

その伝統は、仏教の「女人禁制」や儒教の「男は陽、女は陰」といった、外来の概念が混交したものかもしれません。ゆえに、皇室祭祀において「血の穢れ」を気に掛けることは廃止していくべき因習かもしれませんよ。貴女の硬直したホシュっぽいだけの言論では伝統と因習を峻別するような芸当は不可能でしょうが。

貴女の一体どこが「保守」なんだ?
大衆は愚民だと高をくくってるから「時所位」など気にしないのか?
貴女が保ち守りたいのは「時効」が効いてそうな「男系主義」か?
それとも男系ホシュ世間での自身の立ち位置か?
いや、元財務官僚(緊縮派)だから皇室を滅ぼして皇室費用を削減したいだけじゃねーの?

文責: 京都府 京都のS

7 件のコメント

    呪術高専京都校のS

    2022年8月16日

     ただし様、ありがとうございます。山口氏はロボットなのでしょう。
     下のコメで「イザナミの件は死の穢れ」と書きましたが、訂正します。黄泉の国の竈で煮炊きした食物を食す「ヨモツヘグイ」をしたから、イザナキが迎えに来ても現世(うつしよ)に戻れなくなりました。ここには「死の穢れを現世に持ち帰れない」という意図は無く、単に「黄泉の国の住人になった者を連れ還れない」という2つの共同体間の相克だと思われます。イザナキがイザナミの姿を見た時に「恥をかかされた」と言って怒るシーンもありますが、これは記紀神話に儒仏思想が影響したがゆえの変質と考えれば自然でしょうか。
     儒仏思想が流入する前の日本人の死生観は、死者の魂は付近の山に行き、お盆に精霊として返ってくるというものですから、死を穢れと感じるわけがありません。血も死も穢れではないのだから、どちらも呪物や呪霊みたいに恐れる必要はありません。むしろ「穢れ」は精神的なものです。例えば、女性が皇位に就くことを皿に排泄物が乗っていると例えることや、日本人の財産を収奪して人生を破壊するカルトの集会に顔を出すことの方が「罪」「咎」「穢れ」です。これこそ祓うべきです。

    ただし

    2022年8月16日

     山口真由の短絡的な思考が、よりよく分かりました。
     情緒が欠落しているのでしょうかね。ヒステリックに現状維持をしたいだけのオバサンなんだな。

    京都のS

    2022年8月15日

     ジェイク様、コメありがとうございました。土偶や土器などの縄文文化には妊婦や出産をモチーフとするものが多く、記紀神話にもイザナミや豊玉姫など出産シーン(流血を伴う)が多く、それらの事実は神道や皇室に血を忌避するようなメンタリティーが無いことの傍証となるはずです。※イザナミの件は死の穢れです。
     さかもと未明のことは、あまり知りません。たぶん私は氏をアウト・オブ・眼中してたのだと思います(笑)。
     基礎医様、宇野氏は同世代ではないのでしょうか?ビミョーに違いますか?(笑)

    基礎医学研究者

    2022年8月14日

    基礎医でございます。なるほど、1本とられましたね。基礎哲学研究者(笑)、自分も同世代に本物を見てみたいですね(少なくとも、道場などに登壇された、藤井、施、、三浦、中島氏などでは、なさそうですね)。あと、割り込んで申し訳ありませんが、小島ジェイクさんが言われていた、さかもと未明とくらたまが友人というのは、貴重な情報でした。なるほどな~という感じでございます。

    小島ジェイク

    2022年8月14日

    京都のS様、どうもはじめまして。
    私が言いたかったことを代弁してくれてありがとうございます。

    仏教の女人禁制。
    血の穢れと同じように女性は夜叉とか汚れたものと忌避しましたからね。
    そんなのは男尊女卑、忌むべき因習と言うことで廃止すべきものです。
    日本発の鎌倉仏教ではそのような因習を廃したと言うのに、それすらも出来ないでよくよく「保守」だとか「リベラル」だとか名乗れたものです。

    倉田某は日本会議とかWill、正論に顔を出していたさかもと未明の友人だそうです。
    さかもとは偉そうに「女性は男性に尽くすべきだ!」とフェミニズムに噛み付いてホシュに媚びていました。今で言う男系派に媚びている女性と同じです。

    このさかもとが郵政選挙の時は小泉をべた褒めしたときなんか「強そうな男が好き」みたいなものでしたから、倉田も「天皇制よりも強そうな男を大統領にしたほうがいい」なんていい出すでしょう。それが言えないのは両名とも保守派(笑)から反発されて飯の種がなくなるから。

    男にこびた女性を尊敬できないように、私自身ホシュの中でもこいつだけは一番嫌いでした。理由は「誠実さがなく全身これにて承認欲求の塊」で薄っぺらいので。

    倉田もさかもと未明と同じ道に行くと私は思います。

    京都のS

    2022年8月14日

     基礎医様、コメありがとうございます。本物の保守は西部邁まで、本物のリベラルは井上達夫までだと思われましたが、西部イズムは自分が継ぐと小林先生は仰いました。また、保守やリベラルを包含するものだとの見解も示されたので、達夫イズムも継承されるのでしょう。先生亡き後の日本を想像すると空恐ろしくなりますよね。
     身近に基礎哲学研究者とか居られませんか?

    基礎医学研究者

    2022年8月14日

    興味深く読ませていただきました。他の方とは少し異なり、くらたまへの「貴女の一体どこが「リベラル」なんだ?…」と、山口真由への「貴女の一体どこが「保守」なんだ?…]という京都のSさんの構成は、なかなか面白かったですね。我々世代の論客の思想の「底の浅さ」が垣間見えるような気分になった次第です。

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