ふぇいでございます。
職場で一緒に夜勤をするAさんに有識者会議の報告書を読ませた結果のご報告、後編です。
※前編はこちら↓から(笹先生にご紹介いただきました!(^^)v)
https://aiko-sama.com/archives/19618
Aさんのキレ具合に(不謹慎ながら)面白くなってしまい、2番目の方策について振ってみました。
(皇族数確保の具体的方策)
② 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること
Aさん(以下A)「誰か養子になる人いるの?」
ふぇい(以下ふ)「安倍長期政権でもどなたも現れませんでした。
そして安倍氏も生前いないと言ってたようです」
A「そりゃそうでしょ。あなた突然
『看護師だから明日からICUで勤務して』
って言われてできる?」
ふ「無理です」
A「あなた勉強すればできるかもしれないけど、
皇室ってそういうものじゃないでしょ。
『血統がいいから』って、
誰でも天皇が務まるわけないよ。」
秒で撃沈。
ちょいと発想を変えまして、
ふ「この『有識者会議』って、
上皇さまの退位の時にできた法律の
付帯決議から始まってます」
と、付帯決議を読みました。
政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、 皇族方の御年齢からしても先延ばしすることはできない重要な課題であることに鑑み、 本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、その結果を、速やかに国会に報告すること。
※引用元
天皇の退位等に関する皇室典範特例法 (平成二九年六月一六日法律第六三号)
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/193/pdf/k031930661930.pdf
A「女性宮家の話はどこいったの?」
ふ「どっかいってますね」
A「どこが安定的なの?」
ふ「ん~(・_・;」
A「どこが安定的な皇位継承を確保してるの!」
ふ「そんな私に怒んないでくださいよ(・_・;」
A「この報告書って、この後どこいったの?」
ふ「有識者会議から岸田総理に提出されました」
A「もう一度考えろ!って返したんでしょ?」
ふ「それが…岸田総理は『大変バランスのとれた議論をしていただいた』と喜んでおります」
※引用元
皇位継承 有識者会議が最終報告書 皇族数確保に2つの案
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211222/k10013399431000.html
A「何考えてんの?答えになってないじゃないの!~~」
しばらくお説教が続きました。
是非皆さま
近い方と「有識者会議」の「報告書」を読んでみてください。
Aさんも最初は「女性皇族も結婚して(皇室に)残れるのはいいじゃない」と言ってました。
報告書の存在を知らないか、
または「女性皇族が残れるようになってよかったね」で
終わってる方少なくないのではと考えております。
「有識者会議」の皆さま、
「バランスの良い議論」と言っていた岸田総理、
これが庶民の声です。
文責 群馬県 ふぇい
4 件のコメント
兎に角
2022年10月15日
兎に角、旧宮家筋を復帰させさえすれば、たいした苦労も負担もなく、楽々と男系継承が未来永劫、維持できると思い込んでいるのが、男系派の最大の問題だと思います。
他の方も仰るように、側室なしで一夫一妻制で晩婚化の中で、男系を維持するのは、ほぼ不可能です。
それを無理やりやろうとするなら、男子を産むまで妊娠・出産を続けろという非人道的な要求を配偶者に突きつけねばなりません。
男系派のほとんどは、竹田某氏の、幼児の死亡率が減ったから大丈夫、旧宮家筋にベビーブームが起きているといった、根少し考えれば無意味な詭弁を一切疑わずに信じ込んでいます。
先ず、幼児の死亡率の低下は、側室なしでの男系維持を保障などしないし、仮にその道を選ぶとしたら、女性に男子が生まれるまで妊娠・出産を社会的に強要するような鬼畜な真似をしてよいのか、良心に照らし合わせて考えた上で答えて欲しいもこです。
ダダ
2022年10月12日
この案は、女性皇族と旧宮家の男系男子(養子)との間に産まれた子どもの皇位継承資格について言及していません。
安定的な皇位継承から目を逸らしたわけで、議論の土台にもならない。
こんなデタラメな報告書に名前を残したくなかった有識者会議メンバーもいると思います。
佐々木
2022年10月12日
ふぇいさん、Aさんありがとうございます。
たとえ素人でもしっかり読めば内容が破綻してる事が
分かります。
これを大変バランスがとれた議論と評価した岸田総理は
男系固執派におもねって評価したか、
本当に読んでも意味を理解できない人と判断するしか
ありません。
くりんぐ
2022年10月12日
仮に国民として産まれ育った皇統に属する男系の男子を、皇族との養子縁組で皇族にしたとしても、皇位継承が男系男子に限定されたままでは、その養子の方のご結婚相手にも「男子出産圧力」がのしかかります。
男系継承維持のためだけに養子入りしたのならば、ご結婚相手との間に男子が産まれなかった場合、夫婦共々バッシングされ、養子縁組解消を求める声が出てきてもおかしくありません。
それが明らかな以上、皇族になることを望む皇統に属する男系の男子も、その方と結婚を望む方も現れないでしょう。
皇位継承を男系男子限定から、産まれてからずっと皇族であれば男女問わず皇位を継げるようにしなければ、どんな対策も意味をなしません。