【論破祭り】競走馬でさえ精子の保存など許されない

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山口真由の「精子・卵子を凍結保存」発言に対し(*週刊ポスト 2023年1月12・20日号の週刊ポストにおける対談で言及 by基礎医)、「皇族を競走馬扱いしている」といった言い方をされますが、厳密に言えば競走馬扱いですらありません。

競走馬の繁殖は「自然交配」に限ると国際ルールで決められており、(凍結した精子による)人工授精や、クローン技術による繁殖は禁じられています(https://www.jlta.or.jp/news/image/seminar2016/jltaseminar2016_mrshimizu.pdf 7ページ、https://www.chunichi.co.jp/article/204755 等参照。原典は探し切れていませんm(_ _)m)

ブラッドスポーツとも呼ばれる競馬において、競走馬の血統は、ときとして競走成績以上に重視されます。だからこそ、血統の正統性についても深い哲学が築き上げられているのでしょう。

山口は、競走馬に与えられる程度の尊厳すら皇室に対して感じていないし、血統に対する思想も、本当の敬意も持ち合わせてはいません。

競走馬の繁殖はいわば側室制度のようなものですが、その側室制度が非人道的ということで実現できないのに、競走馬にすら認められない精子・卵子の凍結保存を新案として提示してしまうのだから呆れ果てます。(もしかして、男系カルトの異常さを伝えたくて、わざと言ってるのかとすら思ってしまいます。)

考えるほどに正解から遠ざかってしまうのは、「常識の杭」が頭に打ち込まれていないからでしょう。
東大首席を売りにしていた山口も、今では男系カルトの象徴
その凋落ぶりは、怒りを超えて哀れみすら感じさせられ・・・ませんね。
常識の無い奴はとっとと退場しろと思います。

※ここでいう競走馬は、サラブレッド品種を指します。日本の公営競馬は、北海道のばんえい競馬を除きすべてサラブレッドによる競走ですが、外国ではクォーターホースなど他品種の競走も行われており、人工的な繁殖が認められている品種もあります。

文責:静岡県 L.K

4 件のコメント

    突撃一番

    2023年1月14日

    かつて、悠仁親王殿下ご生誕のニュースに「天祐だ!」と叫んだ男系派もそうだった。

    「旧宮家」が憲法違反だと論破されて、「悠仁様がいるから、皇位の安定継承は既に確保されている!」と議論を先延ばしにしてブン投げた有識者・・・もとい「無知識者会議」も、似たようなもんだった。
    結局は、運を天に任せてるだけじゃないか。

    不敬を恐れずにあえて言えば、【悠仁様の単勝レース】に賭けてるだけだろ。

    ギャンブル狂はあんた達の勝手だが、「皇室の弥栄」を抵当に出すわけにはいかんなぁ。

    ダダ

    2023年1月11日

    勉強になりましたm(_ _)m
    山口の精子・卵子凍結発言は、男女の産み分け以上に、馬鹿丸出しですね。
    男系カルトの中で目立ちたい、独自性を打ち出したいという願望があるのかも知れませんが、常識を捨てたら駄目ですよね。

    殉教@中立派

    2023年1月10日

    L.Kさんの「競馬豆知識から、皇室をおもう」ブログ、参考になります。

     小林先生の、コロナ騒動前の発言「発達した科学を信じすぎる事で、かえって人間が劣化する(よしりん辻説法・2巻と3巻)」を思い出します。それに気づかないのが玉川徹・山口なのでしょう。しかも「科学万能主義」の割には、具体的な発言内容が「非科学的・非合理的」なので、救いようがありません。
     昨今は、動物実験に対しても厳しい目線がありますが・・・競走馬は、そうしたイデオロギーとは別に「哲学」が貫かれていたのは、驚きました。「この技術は非人道的なので、馬に使うのはやめておこう」という技術を、平気で自身・他人に適用する人間・・まさに畜群以下の感性。科学とカネがあれば「物理的には何でもできる」かもしれませんが。そこで価値判断をして、行動のバランスを取るのが「人間の理性」の、あるべき姿だと思います。
     男系派は「それはディープステートの情報だ」「医療技術は側室の代わりだ」など、判断の軸が麻痺しており、無意深識に「悠仁さまいるんだから愛子天皇いらないね、女はすっこんでろ!」という結論に至るのでしょう。そうした無意識な言動を、何度も口に出すたびに、奴は「確信犯」となる。ここまで壊れた奴は、プライドも高く説得も不可。常識の深海に沈め、二度と上がって来るな!と思います。

    基礎医学研究者

    2023年1月10日

    (編集者からの割り込みコメント)興味深く読ませていただきました。まず、競走馬の繁殖は自然交配に限る、というのは”自然”さらには、L.Kさん言われるに”血統”の哲学に対する尊厳を感じますね。確かに、筋肉量や筋肉の質(筋繊維のいわゆる速筋と遅筋の割合)や運動神経の反応の鋭さなどは生理学的形質であり、遺伝的な制御を大きく受けています。ただ、以前に叶丸(かのうまる)さんもブログで言われていたように(https://aiko-sama.com/archives/21251)、レースに勝つ精神力や競走馬としての継続力などの力は、遺伝だけでは決まらないと思います。
     また、DNAなど明らかになっていないときから自然交配は行われていましたが、例えば奈良県・大和郡山市のネタを出して恐縮ですが(;^_^A、金魚の様々が品種(和金からはじまり琉金、らんちゅう)など計画的には絶対に生み出せない”自然の力”(科学タームとしては、自然淘汰と言います)で誕生させたのは、やはり伝統の力なのではないかと、研究やっていても実際思います。あと、クローンについては現在でも完全にわかっていないこともあり、ゲノム情報は変わらないがDNAのメチル化情報、DNAに結合するヒストンというタンパク質の修飾情報が形質にどのような影響を与えるのかは、現在も研究中の課題であります。
     いずれにしましても、L.Kさん言われることには激しく同意で、三味線さんも先にご自身のブログのコメントに書かれていましたが、山口真由や今回はまともな三浦瑠璃はきっと小利口ではあるのだろう、ただ本質については見えていない、ということになろうかと思います。

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