【文字起こし】続倉山の対談動画

Post's thumbnail

【皇室史の名場面 IMPERIAL FAMILY FAMOUS SCENE第2 シリーズ 第2話後水尾天皇】

今回も新潟県ただしさんによる文字起こしです。
※できるだけ動画に忠実に文字起こししましたが、内容を変えない範囲で読みやすくしている部分もあります。なお、今回編集していて気になった部分を強調しております。

佐々木:チャンネルクララをご覧の皆さん、こんにちは。第2話は後水尾天皇ということで、倉山先生、どうぞよろしくお願いいたします。
倉山:よろしくお願いいたします。
佐々木:本日も倉山塾関西支部の皆さんからの、スポンサーのご提供でお送りします。ありがとうございます。
倉山:なんか、みんなでお金出し合ってスポンサー料を出してくれたみたいですね。
佐々木:ありがとうございます。

倉山:はい。ということで、正しい皇室の知識を普及せねばと、いうことで。
佐々木:はい。早速ですが、今回、後水尾天皇ということですが、なぜ。
倉山:これはね、関西支部からの要望で「維新(日本維新の会)の意見書」の中、「先例」を大事にするというのがあって、でまあちょうど後水尾天皇のお話をした方がね、あの皇室の理解にね、あの非常に深まるんじゃないかな、ちょうどね、「維新の意見書」も出てる話もありますんでね、っていうことで、お話ししたいと思うんですが。まああの識仁(さとひと)親王が後光明天皇の養子となって、霊元天皇として即位されたと。まあ後光明天皇も霊元天皇も後水尾天皇のお身内(??聞こえない)なわけなんですけれども、今この背景を今回はかなりマニアックな。
佐々木:‥なんですかね、マニアック、はい。
倉山:うん、後水尾天皇って、かなり立派な天皇だったとね、私は思っておりますし、霊元天皇もね、もう皇室の歴史の中では、まあ偉大な天皇ですよ。ゼンゼンね、知らないと、思いますよ。
佐々木:はいそうですね。倉山先生の本を読まないと、わからなかった気がします。
倉山:いや、読んでも書いてません(笑)
佐々木:いやいや(笑)
倉山:あんまり(笑)
佐々木:ですよね。
倉山:というか皇室の話、何冊か書いてますけど、全部書ききれないですよ。これね、超ダイジェスト版ですから (※自身の「皇室論」を手にとる)。
佐々木:はい、そうですね。
倉山:っていうことで、はい。じゃあ、あの後水尾天皇ってどんな方だったかっていうことを、 パーッと言っておくと、1596年に生まれて1680年崩御という、今の上皇陛下に抜かれるまで歴史上確認できる最長寿。
佐々木:84歳、でしたね、はい。
倉山:はい、ね、それを、「後水尾天皇を抜かれましたね」と聞かれて、上皇陛下は、「いや医療技術が違いすぎますから、後水尾天皇の方がご立派だと思います」という。
佐々木:スゴい謙虚ですね。
倉山:ねえ、クレーマー(※倉山満のこと)「大御心分かれ!?」ってね、毎日叩かれてますけども(笑)
佐々木:いやいやいや(笑)。何てツッコミますか(笑)
倉山:いやいやいや、それでね、上皇陛下のソレは、その通り受け取っていいんじゃないですかねっていうね。わけがわかんない裏読みしなくてもいいと思いますけど。まあそれはさておき、後水尾天皇は、1611年に即位して、’29年に譲位して、この譲位の話はね、教科書に出てくると思うんですが、その後死ぬまで一時の中断を挟みながら院政を行ったという。まあ、あの「維新の意見書」にも出てくる、まあ後光明天皇天皇が「親政」やってる時は、まあ「院政」が停止されたような状態かなあとかね。
佐々木:はい。
倉山:うん。まあかなりね、この時期って、院政か親政かっていうこと自体が歴史学の対象なんですよ。
佐々木:はあ〜。
倉山:結構ややこしい。
佐々木:ややこしいんですね。
倉山:難しい。
佐々木:あんまりじゃあ、深堀りしない方が(笑)
倉山:うん。別の話になっちゃいますからね。わたし江戸時代の専門家じゃありませんからね。
佐々木:アッハッハ(笑)はい、ってことで。
倉山:はい、ってことで、さてと。で、えっと、まあ、皇位継承の掟が、あの近代の典範で固まるまでは、お母さんが身分というのがものすごく大きい。あと時の政治情勢とも大きく関係してくる。
佐々木:これはどういう、お母さんの影響が必要なんですか?
倉山:やっぱりあの、側室がいるわけじゃないですか。で、えぇ、あの、天皇の奥さんが何人もいて、その、一人ずつの奥さんに派閥がついてくるわけですね。まあ実家、とそれに連なる、派閥が。で、あの、武家政権の時代は、その奥さんの実家と、あの、時の武家の権力者がつながると、まああの、ものすごく大きいっていう。
佐々木:う〜ん、なるほど〜。
倉山:まあ、そもそも、徳川みたいに、自分の娘を天皇の嫁に送りつけてくるっていう。歴代藤原氏がやり尽くした手口をね、徳川もやろうとするんですが、はい、それをね、蹴散らしたのが後水尾天皇。
佐々木:ということですね、はい。
倉山:ことです。はい、さてと。で、あの後水尾天皇のお母さんは、近衛前子さんという人で、お父さんは前久、という人なんですが、まあ、時の関白太政大臣・豊臣秀吉の猶子、まあ養子ですね、になっ、まあ形式上はなっていると。うん…。で、秀吉はですね、最初、後陽成(天皇)の長男、まあ後水尾(天皇)さんからすると、お兄さん、異母系を、皇位につけようとしたんですけど、なんかあの、後陽成天皇って、最終的に、あのこの長男の方を、あの僧籍に入れてですね 、寺に突っ込んで、あの三男の政仁(ことひと)親王を即位させて、後水尾天皇になるという。
佐々木:これ何でですか?
倉山:…う〜〜ん、まあ、あの、後でお話ししますけれども、あの結局、後陽成天皇と秀吉の関係がおかしくなるんですけどね。
佐々木:ああ〜、じゃあ後でということですかね(笑)
倉山:はい、後で。
佐々木:はい。ですが…、後水尾天皇と言いますけど、じゃあ、水尾天皇って、いらっしゃるんですか?
倉山:誰もが思うね。 疑問ですよね。今ネットができてありがたい のは、もう30秒でそれわかるんですよね。昔は図書館行って探し回らなきゃいけなかったですからね。あの「水尾院」とか「水尾帝」っていうのは清和天皇の異名です。
佐々木:あ、なるほど。
倉山:うん、それで「後水尾」っていう。例えば後柏原天皇はいるのに柏原天皇っていないと思うじゃないですか。「柏原帝」って桓武天皇の異名なんですよね。うん、で、天皇号って、平安以降絶えてますもんね。ずっと隠語で呼ばれてますもんね。
佐々木:あ、そうですよね、はい。なるほど。はい。ということなんですね。
倉山:はい、ということで。で、じゃあ、ちょっとその、さっきの話ですけれども、何で後陽成天皇が、そういう風にやったかっていうと、あの、後陽成天皇って、豊臣秀吉と徳川家康の時代の天皇なんですね。で、秀吉って最初、天皇めっちゃくっちゃ持ち上げるんですよ。秀吉以前の、あの〜、京都人って、もう今の女性週刊誌と変わんない。
佐々木:どういうことでしょうか、ハハ、ハハ、ハハ(笑)?
倉山:ああ、もうボロクソですよ。スキャンダルとか。で、あと平気で御所の中に入っていきますしね。それでも悪さしないんですけどね。あの、テロとかやんないわけですよ。まあそれくらい、まあ親しみやすすぎる。だから「開かれた皇室」って言いますけど秀吉以前って開かれすぎだろうみたいなね。
佐々木:そうですね(笑)
倉山:今あるね、時代状況で外国と比較するよりも、皇室史の中で考えた方がよっぽどね、いくらでも例があるわけですよね。それをね、秀吉って農民じゃないですか。「何でお前に従わなきゃいけねえんだ」みたいなの、結構いるわけですよ。島津とか北条って、信長にはへーコラしてるくせに、「お前には頭下げねえぞ」みたいなタイプがいっぱい。上杉なんて最後まで頭下げてなくて対等の同盟国だと思い込んでますもんね。
佐々木:なるほど(笑)
倉山:うん、ね、やってること子分なんだけど、もうそういう態度なんで。そこで、朝廷の関与によって、ランク主義を持ち込むわけですよ。これ足利がやった手口、秀吉がやるんですけどね。だから、最後、天皇陛下の命令で、島津とか北条を倒しちゃう。朝廷の辞令(?)に、違反したっていう体で。戦やめろって天皇陛下の命令で、ね、代行者として出してんのに、「お前聞かねえな」っていうので、叩きのめす。 ぐらい使うんですよね。で、まあ、ものすごい、あの、農民出身の秀吉にとって、皇室っていうのは使い勝手がいいんですよ。
佐々木:ああ、そっか、もともとのやっぱ、家柄的にもそういう後ろ盾が欲しいと。
倉山:うん、欲しい。権威の、裏地が。「何でお前」「いや天皇陛下の命令だ」って使えると。
佐々木:あ〜〜、なるほど。
倉山:うん、持ち上げすぎてですね、「北京行きませんか?」って(笑)
佐々木:それはどういうことでしょうか(笑)
倉山:朝鮮出兵して、で、その朝鮮なんて明の通り道だから、明を征服したら、「陛下は北京に」と。
佐々木:へへへへへへ(笑)。ちょっと、おかしくなってますね(笑)
倉山:うん、話が違ってくるぞと。な〜んてねえ、天皇陛下を北京にねえ、「ご当座願いましょう祭り」ハハハハハハ(笑)大迷惑。やめてくれ、みたいなね(笑)
佐々木:そうですね(笑)
倉山:てなことが‥、秀吉がどんどんおかしくなっちゃうんで、ね、ネットでサークルじゃなくてね、権力者ですからね、天下統一した人ですからね、それが頭がおかしくなっちゃうんで、もうそれ、もうこっち「ちょっと付き合いきれんわ」ってことで、まあいろいろ確執あって。で、あの秀吉がいなくなったと思ったら、今度は徳川家康という、老獪な、タヌキが出てくるんですよ。
佐々木:タヌキ?(笑)
倉山:うん、家康はねえ、かなり、老獪なんですよ。うん、なんか、色んな、事あるごとに、「天皇の権威は、自分の下にあるんだ」みたいな態度とって、その極めつけが、「禁中並公家諸法度」。ね、これ、ね、あの、橋本さん(橋本政宣・東京大学名誉教授)という人の説明ではね、「禁中並公家“中”諸法度」と、公家諸法度じゃなくて公家中諸法度というのが原文なんだと、画像でネットン転がってますけど。うん。橋本さんという人がまあそれを主張していて、そう呼ぶのが正しいって、まあいいや。中身について言うと、「天皇ロボット説」です。
佐々木:う〜〜ん。これ中身、具体的に言うと‥。
倉山:「学芸だけやっとれ〜」、から始まる〜、「順徳天皇がそういうこと言ってただろ〜」(笑)
佐々木:笑なるほど〜、もう完全なロボ、ロボット説〜。
倉山:うん、ロボット〜説〜ぅ。で、あの、とにかく、あの、天皇を、法で縛り付けた最初〜、ですね。で、なんとか、後陽成天皇は、後水尾帝への、譲位は成功したと、ね。ソコは出来た(※ヒソヒソ声で)。で、今度はですね、その後水尾天皇は、家康の息子の秀忠と、対立するわけですね。で、ですね、これ教科書に書いてある話で、紫衣事件(しえじけん)ってあるんですけど、これ何のことかっていうと、天皇が任命した坊さんを、ひっくり返しちゃった人事を。挙句の果てに島流しまでしちゃって、「天皇のメンツ丸つぶれじゃん」みたいな。
佐々木:あ〜、結構あれですよね、この「紫衣」お渡しするのって、こう、朝廷にとっても、すごい収入源だったり。
倉山:収入源だし、権威の源泉だし、で、それを「聞いてない」の、賢人の知恵炸裂、「順序が違う」、「傷ついた」、〇☓△□(笑)
佐々木:アハハハ。誰もが納得しないみたいな。
倉山:そういう、いい意味でのね、勅命になっていない、みたいな(笑)で、譲位をやろうと思ったら、い、今はタイミングが悪い(笑)
佐々木:えぇ。それぐらいでも、天皇にこう命令をするっていう‥
倉山:っていう風に、家康・秀忠なっていて、まあ後陽成・後水尾の2代の天皇は、コケにされ続ける、わけですよね。むしろ信長なんて、事あるごとに正親町天皇に頼って、「石山本願寺に和議(出して〜〜」みたいなで、上杉謙信が死んだ途端に調子くれて、「本能寺の変」になったわけですね。みたいなことなんですが、その、その、信長の晩年の3年と、秀吉・家康って武家が、もう天下統一してて、敵がいなくなってくるんで、ちょっと強気になってくる。秀吉も最初は、へーコラするけどだんだん暴走するみたいな。で、家康は最初から調子乗ってる。
佐々木:ハッハッ、なるほど。
倉山:って〜、こと〜ですね。で、秀忠、娘の和子さんをね、後水尾天皇のヨメはんに送り込んできて、朝廷も朝廷でね、「濁音は縁起が悪いから“まさこ”だー」みたいなね、細かいな、みたいなね笑
佐々木:へーー。エヘヘへ。濁音ダメなんですね
倉山:うん、お〜、なんかよく分かんないんスけどね、ホンマかいなー!みたいな話がね、結構あるわけですよ、うん。で、なぜかね、和子さんが産んだ男の子以外は、ことごとく夭死(ようし)しててぇ、 「男の子は、徳川が殺してんじゃないか」ってホント噂が立っちゃう。
佐々木:えーーー。それ〜、でもなんか〜、怪しい、ですよね。
倉山:怪しい。ってなことがあった極め付きが、「紫衣事件」と、あと「春日局三大事件」。だって、徳川家光のただの乳母ですから。何で天皇に会えるんだ、みたいな。
佐々木:あ〜〜、何か、合わせて欲しいっていう。
倉山:みたいな、強引に言ってきたんで、ま春日の局っていうのは、足利義満のね、側室の名前なんで。もうどんだけね、ムカついてたんだみたいなね。
佐々木:あぁ、なるほど。皇位を簒奪しようとした、義満の‥
倉山:愛人ですよ。はっきり、愛人ですよ。みたいな、ね。そういう、ね、肩書き、「名前くれてやるわ」みたいな。で、やられた方が、嫌がらせに気づいてないんじゃないかっていう。
佐々木:(笑)。喜んでたっていう。
倉山:うん、家光、がね。ま、それはさておき。ま、ってのことがあったんで、キレてじゃなかった、あの抗議の意味で、5歳の娘のオキコさんに譲位し、後の明正天皇なんです。「徳川の血入ってる娘なんだからいいだろう」みたいな。
佐々木:はい。ですけどこれ譲位することが、なぜこう抗議になるんですか?
倉山:それ教科書に書いてないの不思議ですよね。だから、本当の歴史学者の中で、単にキレて、辞表を叩きつけたサラリーマンみたいに描く、”オリャあー”みたいなと。違うからと(笑)
佐々木:エヘヘへへ。エヘヘへ
倉山:うん。なって、あの歴代女帝は全て未亡人か独身なんスよ。だから称、徳天皇以来659年ぶりぐらい?
佐々木:ですか‥、ねぇ。
倉山:まあ事実上その間、禁止されてんスよね。女ども・・・女帝はゴリゴリだって~うん。
佐々木:ですかね。
倉山:ちなみにねぇ、どれぐらい禁止されてるかって言うと、正確に禁止されてんじゃないんスよ。 認められてないんですよ。でも、治天の君(ちてんのきみ)がやろうって言ったらできるから、ここで復活してんスよ。まあ、皇室の禁止ってそういうことなんですけどぉ、まぁそこまで厳密な「女系天皇」ほど禁止はされてないんですがぁ、まあやめようぐらいの認められてないって意味での禁止ですね。
佐々木:あはい(?)。
倉山:で、どれくらい‥、京都人って、回りくどい言い方するじゃない ですか。うん、だから、裏読まなきゃいけなくて、鳥羽法皇が、八条女院をね、帝に立てるって言ったのを、なんかこれをね、あの女帝がね、あの許されていた証拠だっていう人いるんですよ、世の中には。これね、あの「後白河天皇にしたくない」って意味なの。だぁ「そこまでやってても後白河認めねえぞ」って。「ちょっと提案はダメでしょ」みたいな。んで、後白河が天皇になれてるんですよね。うん、そういう世界なの。
佐々木:なるほど。それを金科玉条にしたらダメですよね。
倉山:ダメですよっていう、はい。うん。まぁ、それはさておき、ですね。で、結局、歴代女帝は、全て未亡人か独身なんで。で、徳川の血は、明正天皇で止まって、で宮中から追い出されちゃう。
佐々木:まさにホント、徳川の外戚っていうのは、明正天皇だけだったってことですよね。
倉山:うん、でその時に、一応理由でね、広義の意味で、女帝、な‥、あの、譲位とか言うわけじゃなくて 、ノン、ズラ〜〜〜と並べておいて、お灸を据えたいとか。
佐々木:お灸を据えたい?
倉山:うん、ね、あの、ヒゲを女官が歯で噛み切ってってやってるから、「剃刀使わないのが宮中だぁ」みたいにね、色々あるわけですよ。で、もう、うん、お体が、悪いのでね、天皇は玉体に、ね、お灸を据えるということは、ね、あの〜‥、できないので譲位を、みたいね、適当なこと言うんですよ。「後陽成天皇って、お灸をやってなかったかな」みたいな。
佐々木:あ〜〜、なるほど。
倉山:だからぁ、もうホントかどうかわかんない話でも、先例に合いませんということによって、歴代権力者の介入を阻止する。だから、大事なことで、大枠を守るためには、やっぱり日頃から、わけがわかんない介入は「先例」を盾に蹴散らし続ける。こんな細かい話でも。
佐々木:なるほど、いやホントそうですね。もう今の話ですけども、なんか大事なことをこう言わないで、なんかこう自分たちが言いたいことを、主張する人ってやっぱりいると思うんですけども、ホントそれって良くないことだなと思いますし、それをちゃんとこう守っていくことが、やっぱ先例を学ぶことだと、やっぱり改めて感じますよね。
倉山:うん、大事なことは、皇室は何で先例で出来上がってる世界かっていうと、外部の権力者の圧力を跳ね返すためです。
佐々木:いや、まさにおっしゃる通りですね。
倉山:うんだから、「先例なんてね変えていいんだあ」っていう。…うん。
佐々木:はい。ちょっと、困り終ますけどね。
倉山:うん、例えば、あの宮中にキッチンを作る?それもね、いや最終的に、やっちゃいけないことではないですけれども、やっぱりまず、先例にかなってるかどうかから始めないと。確かにそこでね、あのキッチン作っていいのかもしれないけれども。で皇后陛下がね、あの家事やってもいいのかもしれないし、皇后陛下が一般女性と同じ、一般の主婦と同じように子育てやってもいいのかもしれないけれども、その一点はいいかもしれないけどそれを積み重ねた先にどうなるかってことを考える上で先例ってあるんですよ。で、役目柄、「それは先例にありません」っていう人が絶対にいなきゃいけない。
佐々木:うん。

倉山:うん、で、私なんてね、あの悠仁殿下にはね、もう大学なんて全然行かなくていいから、ね、もう週刊誌で言われてるような東大なんか全ったく目指さなくていいから、何よりも、い、よ、よ、いち早くお妃探しを、よ、き、お、お世継ぎづくりを。って、これ皇室の伝統ですからね。だって皇位継承より大事な話皇室にはないわけなんで。他に、ね、天皇号絶えてるしね、お祭りなんて絶えまくってますもんね。でも、皇位継承だけは、一度も例外もなくやってきたわけで。悠仁殿下お一人しかいないんだから、それが最優先ちゃんと。
ね、倉山はね、「お前は悠仁殿下をね、種馬のごとく扱うのか」ってね。いや、そこだけ取り出したらそうかもしれないですよ。で、私ごときが言ったって世の中動かないですよ。でも誰かが言わなきゃいけないし、で、悠仁殿下の側近に、そういう人が絶対いなきゃいけないと。うん、いうことなわけ、そういう世界なわけですからね。

佐々木:そうですねぇ。はい。
倉山:で、そこでポイントですよ。この後水尾天皇のね、ご譲位の話。まずですね、幕府が、言うこと聞かないどころか、公家がナメくさってんですよ。
佐々木:え〜‥、何で、ですか?
倉山:いや、だぁ、もう、全然天皇に権威ないんで。後陽成天皇とか、もう、徳川‥、秀吉の晩年に振り回されるし、家康・秀忠2代に渡ってコケにされるし、挙句の果てが禁中並公家“中”諸法度押し付けられてロボット天皇になっちゃうわけですし。あと当時のお公家さんってもう、乱交大好きなんですよ。
佐々木:ヘェ〜〜
倉山:乱交〜、密通〜、 乱脈〜の限り〜を尽くしていて〜、でそれで〜、天皇の女房と〜密通したやつを、最終的に処刑するやつまで出るんですけど。うん、で、後陽成天皇は、こいつら全員ね、「死刑にしろ」って言うのを、まあ家康が「首謀者2人にして、後はみんな島流しで許してやれ」みたいにやったりで、 勅命が簡単にひっくり返る。プライドをね、ズタズタにしていくのが、まあ徳川2代だったと。ちなみにあの、ジェームス三木の「葵徳川3代」では逆の話になっていて。へへ、へへ
佐々木:なんでですかね(笑))
倉山:いや分からない、後陽成天皇が、「命を助けてやれ」って言うのを、家康が殺しちゃう話になっているんですよね。逆ですって。なんでジェームスさん知ってるはずなのにそういう話にしたのか意味わかんないですがまあ それはさておき、ということなんで。もう電撃譲位。で、5歳の女の子に、何ができるかと、小学校上がってない年齢層ですもんね。
佐々木:5歳、ですもんね。
倉山:幼稚園児ですよ。だからなし崩し的に、後水尾天皇院政です。で、結局それで、生涯独身なんで ‥、運命が決まってるんで、もう徳川の血は宮中から出ていくと。で、秀忠は、なおも諦めずお婿さんを探しやってんですよ。でも先例にありませんと。跳ね返す。
佐々木:なるほど。本当にこの先例がいかに大切かってよくわかりますね本当に。
倉山:うん。で、まあ家光の代になって、朝廷とゆう‥、融和するようになったと。いうことなわけですよ。
佐々木:ひたすら跳ね返し続ける〜という。

倉山:うん、だから後水尾天皇は、まあ天皇は、幕府から監視下に置かれたけれども、上皇になったらちゃうぞと。まあ現代でこれできるとは到底思えないですけどね。今の上皇陛下のご譲位の時にね、いや「ご譲位したら院政が始まる」って。いや、すいません、現職の天皇がおられる時に、上皇は院政できませんからね、あの原則として。院政やらなかった上皇って、何人でもいますからね。

佐々木:先ほど話したのあれですよね 。禁中並公家諸法度の中では、その上皇の規定は、あんまりなかったということ。
倉山:ん〜あんまりというか、ない。天皇に対して、天皇を法の元に置いたっていうのが、もう史上初なんで。
佐々木:ということですね。はい、ありがとうございます。
倉山:ということなんです。さてと、で、後水尾院政の実態が、まあそのさっきの、養子の話につながるんですけど、明正天皇はね、ホントにお可哀想。だって、何もしないことが存在意義なんで。だから、6歳で、即位して、子供なんで、何もできないから、院政ができるようになるわけですよね。だからいろんな「女の子だから」って言うんで、いろんな儀式もさせてもらえないんですよ。
佐々木:そうかなるほどぉ。
倉山:う〜ん。「いいよいいよ〜」って言って〜、結局何もしない、結婚もできない。で、20歳になって、男の子が、成人してるんで、「譲ってね」って言って。
佐々木:だからホントに、まあいろんなことが見えてきた時に、退位することになるんですかね。
倉山:っていう。で、明正天皇の、諡(おくりな)も、「元明天皇と元正天皇を足しただけ」っていう。
佐々木:ああ、その前の、女性の。
倉山:奈良時代の。だから~何もやってないからそういう名前しかつけれない
佐々木:あぁ、なるほどぉ。
倉山:だから、女帝で最終的に幸せになった方っていないんじゃないんですかね。いや、明正天皇の後、最後の女帝が後桜町天皇っていって、こちらの本(自著・皇室論)や「上皇の日本史」でいろいろ書いときましたけど、本っ当に人格者で賢くて、でもまあ自分が死‥、結婚したらあの皇室の掟が乱れるんで、っていう・・・方ぁ、なんで、女帝ってね、無理やりやる話じゃないっスよ。いやそもそもですよ、「天皇の仕事やりながら、お世継ぎづくりどうやってすんの?」っていう、場合の負担ですから。
佐々木:いい例ではないっていう。
倉山:ところで、なんか、「女帝を認めないのは差別だ」っていう人が、「皇后に男がならないの‥、なれないのは差別だ」と言わないの何ですかね?
佐々木:何なんですかね?
倉山:ハハハ、ハハハハ
佐々木:ハハハハ。ちょっと私に、聞かれても、ハハハハハ、アレですけども。
倉山:あとね、わけわかんないのが、「ジェンダー平等を認めたら 皇室がジェンダー平等に汚染される」って、いや同性愛の天皇何人でも上げれますがと。それこそ山口志穂「オカマの日本史」ね。あ、山口、自分で宣伝しといて《※「院政期の天皇や、法親王はオカマだらけ!ぜひお読みください♪」とのコメントと共に、山口氏から自著の宣伝画像が表示される》
倉山:だけど、でね、あの、で、満を持して後光明天皇というね、英邁な、豪気なお方で、この方ね、エピソードだらけで。
佐々木:あのちょっと楽しみですね。
倉山:楽しみ、すごい、いちいち面白いですけど1個だけね。なんかね、あの武芸やってたんです。で、そしたら幕府の役人が 、「天皇陛下がそんなことされたら、私が腹を切らねばなりませぬ」みたいな嫌味ったらしい換言したんですね。「じゃあ切ってみろ」「見ててやるよ」「今から用意しろ」って、「えぇぇぇぇ!?」って(笑)
佐々木:アハハハハ。とっても豪気な方ですね
倉山:一事が万事こんな感じ(笑)
佐々木:楽しい(笑)
倉山:ったらねぇ、22歳で伝染病に罹って、お亡くなりになられて…。で、霊元天皇の、お母さんは、身分が低かったんだけれども、後水尾上皇に、寵愛されてたんで、早くから霊元天皇は、この後光明天皇の養子に、あのお兄さんの養子になっていた。ただ赤ん坊だったんですね、霊元天皇。その後光明天皇の、ね、崩御の際に。なので、後西天皇をね、あの中継ぎとして、まあ繋いでいってと、いうことで…、まあ霊言天皇が、あのぅ…、成人されたら、あの… 譲位して、後西上皇は院政も何もやってませんからね。ちなみにね、いい加減な名前じゃないですか。
佐々木:これいい加減なんですか?
倉山:う〜ん。まあちなみに、これ何でかって言うと、「後西院」と呼ばれて、さっき言った通り「天皇号」って廃止されて。で、「西院」っていうのは、淳和天皇の別名なんスね。だぁら、当時天皇号があれば後淳和天皇になる。で、大正時代に、「全員天皇と呼ぼうぜ」ってなった時に、後西院天皇か、後西天皇かで、院と天皇と同じ意味だから、後西天皇って。だから今からでも後淳和天皇って諡してもいいとは思いますよね。
佐々木:ああ、そうかもしれませんね。
倉山:うん、まあ、それはさておき。もう皇室ってホントね、2600年もやってんだから色んなことある。で、この霊元天皇ね、全然ね、あの〜皇室の話でね、あの私もね、書ききれないんでまだ書いてないんですが、一つ、大きななこと言うと「大嘗祭」復活してます。
佐々木:あっ、これは‥、すごいですね。えぇ、どれぐらい、できてなかった‥
倉山:だから、もう、もう、室町から絶えてる。 でね、もう一つね、大事なことが絶えてるので言うと、353年間「皇太子」がいない。
佐々木:え〜〜、これちょっと、今の我々の感覚だと、あまりわからない感じですよね。

倉山:えっ、いま皇太子いますよね、東宮殿下、確かに、つまりぃ、「皇太子」はいないけど「皇太弟」はいらっしゃるんですよね。

佐々木:はいはいはい。
倉山:皇儲(こうちょ?、造語?)って、皇太弟です からね。東宮といえば全部一緒ですからね。ンウ〜〜ン。いや、というのは、「立太子」ってやると金かかるんじゃないスか。で、動乱の時代に、あの金かかるんでできないでスよ、室町戦国。で、江戸時代の前期から中期に入りかける頃ンなって、あの復活するんですよね。もう霊元天皇大はしゃぎ。ハハ(笑)
佐々木:アハハハ
倉山:もうね、大嘗祭とか皇太子‥、立太子とか、ふっ、いろんなね、あの朝儀を復活させていく偉大な天皇〜。
佐々木:そういう、権威的なものをより高めていくっていう。
倉山:だからね、皇太子がいないからどうなったかって一番最初のあの後陽成天皇が、長男を寺にぶっこんで、三男の後水尾天皇を天皇にする話、あるじゃないですか。なんかいきなりね、「若宮」ってみんなに呼ばせる。
佐々木:これ誰に、誰に‥
倉山:「長男がずっと若宮って呼ばれてたらこっちの方が若宮って呼ばれるぞ」って言って、天皇の、栄誉が、あの三男が、あの次だって。でみんなが若宮と呼ぶようになると、それは多数決なんです。
佐々木:空気を、作っていくっていう。ヘえ〜〜、ヘッヘッヘッ、いやあ、すごいですね。

倉山:だから今、あの「立皇嗣の儀」ってやってるじゃないですか。順位決まってるんで、よっぽど安定してるわけですよ、この時代よりは。えっ、だから「皇太子不在」って、「何っ? ぬぇっ、んえっ、えっ?」って。皇太子はいないけど皇太弟はいるじゃん。皇太弟はいるしぃ、 仮にぃ、あの秋篠宮殿下がぁ、まあご自身でぇ、兄がぁ、あのぉ、こうご高齢で〜、あの〜、退位となった時に、自分が、あの退位か崩御になった時、自分が‥、「ほんの5歳年下の自分が継ぐのはちょっと考えにくくて」それはツグ、つ、自分が継がないでいきなり秋篠宮、ミヤケ〜の、悠仁殿下に、継がれるっていう事は決まっているので。

佐々木:ハイ、そうですね。

倉山:全然この時代に比べると安定してるのに、「皇太子不在で世の中が動乱!」ってあなたの脳内だけです。

佐々木:(さすがにここでは笑わない)ウ〜ン…。よくわかります。
倉山:‥話です。さて、ね、ポイント〜で、言うとですね。子供がいない時は兄弟継承が常例。いきなり、まああの、女帝がかわいそうですモンネ…。
佐々木:いやもう、先ほどの話もまさにそうですね。
倉山:うん、ホントにまあ「8方10代」いらっしゃいますけれども誰も最終的に幸せになってないぃぃ…。う〜〜ん…。ね、ということなのと、うん、まあまあ推古天皇とかね、どうだか‥というのは、ね、まあちょっと、古代になるとわからないしぃ、何よりも古代だと心情とか出ないですが。まあ未亡人、と、生涯独身、っていうのは、もうね、掟ですので、うん。ということですよね。で、もう一つのポイントとしては結局のところ養子って何のため?、かっていうと天皇って「正当(せいとう)」な存在なんですよね。で、おんなじなんですけど、「正当」の中に「正統(しょうとう)」ってあるんですよ。まあ正当っていうのがまあ近世の言葉で、中世は正統なんですけれども、 正当の中の正統があって、まあ、お父さん・息子・弟じゃなくて、父・子継承している。「父子継承」。だぁ皇室の条例は父から息子への継承じゃないですか。だからそれが、正当の、正当な中の、正統を継いでるって理由としてやってるんですよ。だから養子というのは皇室の伝統の中では、まあごくごく普通に行われているということですね。
佐々木:ということでいうと、だから本当に、維新の、まあ維新の報告書の中に上がっているものってのはまさに‥、

倉山:養子案っていうのは、まあ、特におかしなことではないし、むしろ積極的に評価できるものであるというので、ねぇ、「倉山先生が100点って言うのね、滅多にないんですよね」?

佐々木:はい、エヘヘ(笑)

倉山:厳密に言うとね、99とか98とかね、あるのかもしれないけど、「先例」の2文字が入った時点で「維新の報告書」ね、もうちゃんと読んでくださいよということで。別に維新をね、あの応援団やってるわけじゃなくて、まあ、「維新はグローバリストだ」っていう人は、じゃあこの報告書読んだのか。この状況で、意見書を出している、のが維新だけだという現実を、どう捉えるのかっていう、あと日頃のね、私の言葉 の端々の意味をね、解説したんですがね、結構深いこと知ってね、知って考えた上で、一言一言発しているという。
佐々木:そうですね。もうあらゆる、この先例の中から、お話しをしていかなきゃいけないってことですね。
倉山:いや、まあ霊元天皇とか(??聞きとれない)あんまり詳しくないですけど。
佐々木:エヘヘヘ、とはいえと言うか?
倉山:エヘヘ(笑)。とはいえ、と、うん。

佐々木:はい、ということで、ホントにまあ、有識者会議のお話ですが、維新の報告書に関してもですね、あの非常に輪郭が、まあはっきりしてきたんじゃないかな、と思います。ということで、次回は、「第3話・安藤長九郎について」です。ということで、お楽しみになさってください。ありがとうございました。

8 件のコメント

    サトル

    2023年6月5日

    追加。
    かなり不愉快な倉山動画ですが、
    「行きつけの場末の飲み屋」で「くだを巻く仕事のできないオッサン」に「どんどんなってきてる」かと。
    論破は必要ですが、奴の心理状態はそんなとこですし、「関西支部」が気を使い、「お気に入りのコンパニオン」と「スポンサー(チャージ代金)」を手配した……ってとこだな……と個人的には思ってます。
    だいぶ、追い詰められてますよ、竹田共々。

    サトル

    2023年6月5日

    基礎医さん御指摘のとうり、「読んでません」よ、間違いなく。

    あれは「接待」です。

    さ……さすがです!
    し……知らなかった!
    す……凄いです!
    せ……センスが違いますね!
    そ……そのとうり!または、そうなんですね(か)!

    私も上機嫌の酔客には、これ使います(笑)
    ラクなんで(内心話し掛けんな!と思ってますが)。

    だから倉山って「モテないんだろうな~」って内容より気になることがあります。

    基礎医学研究者

    2023年6月5日

    (続編集者からの割り込みコメント)1つ補足です。実は、サトルさんの連載をやっているから感じたことなのですが、今回司会やっている”佐々木”というかたは、どうやら「倉山本をきちんと読んでいないだろう~!」と思わせるやり取りがあったのが(太字で強調していまいましたが( ̄ー ̄)ニヤリ)、個人的には”我が意を得たり!”でした。

    チコリ

    2023年6月5日

    文字起こしお疲れ様です!
    そして基礎医さんのコメント最高です!言ってる事がくだらな過ぎて強調してくれなきゃとても読めなかったです!(書き起こしのご苦労が偲ばれます)

    問答無用!
    俺様の思う通りにすればいい!
    思い通りにならないと床に寝そべって
    駄々をこねてきたんだろーよ。
    なんでも自分の思いどーりになると思うなよ!
    徹頭徹尾、俺様だな。
    男の血絶対主義者、男尊女卑、そんだけの輩、倉山満くん!

    殉教@中立派

    2023年6月4日

     かつて「あんな男(小室さん)と結婚しても、眞子さまは幸せになれない→だから別れるべきだ」という言説があった。今回の倉山は「歴代の女性天皇は幸せになれなかった→だから女帝はやめるべきだ」というロジック。
     繰り返すが、「女性を慮っているふりをしているが、どう見ても男尊女卑」の言説である。ケケ田の「民間の男性は皇室入りできません。つまり男系限定とは、男性に対する差別であり、男尊女卑ではありません」「これは差別ではなく、伝統なのでOKです」と同じものを感じる。
     男系派陣営の歴史は、欺瞞と誤魔化しの歴史であり、論破祭りに出てきた連中にも、そうした感覚が染みついていた(天皇は激務なので、女性に配慮して、即位をお断りしよう、など)。男尊女卑だろうと女尊男卑だろうと、憲法14条違反で一発アウト(人種、信条、性別、社会的身分又は門地)。

     あと「353年間も皇太子不在だったが、何とかなった」らしいが・・・今は側室制度(非嫡出子への継承)も無い上、皇族数は先細り。次代の変化、制度の変化も現実の危機も無視。今回は歴史豆知識が多めだが、現代に活かせなければNG。

    mantokun

    2023年6月4日

    さすがの倉山も、秋篠宮様が即位する気はないと発言されていることはようやく認めたようですね。しかし、

    >「皇太子不在」って、「何っ? ぬぇっ、んえっ、えっ?」って。皇太子はいないけど皇太弟はいるじゃん。

    秋篠宮様が「皇太弟」の称号を辞退されたから、あくまで暫定的な「皇嗣」になってるんですけど?

    > 順位決まってるんで、よっぽど安定してるわけですよ

    暫定的なものでしかないんだから、全く安定なんかしとらんわ!

    > 「皇太子不在で世の中が動乱!」ってあなたの脳内だけです。

    さんざん先例が大事、先例を破るなと自分が言っといて、直系のお子様が女性であるという理由だけで立太子ができないでいるせいで、祭祀が継承されない空白期間が生じていることに全く焦りも不安も感じないのか?本当に男系派の脳内は都合よくできてますね。

    > 養子案っていうのは、まあ、特におかしなことではない

    皇室典範は養子を禁じてるのに、「おかしなこと」じゃないの?門地による差別と男女差別を正当化するための典範改正なんかできるわけないんだから、皇位継承を男系男子に限定した部分を無くす改正を行う以外ないでしょう。

    佐々木

    2023年6月4日

    うわあ、動画でも悠仁さまを種馬扱いするなんて、
    倉山は一刻も早く皇室が自分の思い描いた展開になることを
    願って、こんな勝手なこと言ってるとしか思えません。

    基礎医学研究者

    2023年6月4日

    (編集者からの割り込みコメント)できるだけ中立に・・・というのが、この文字起こしのポリシーですが、今回、さすがに編集していて、前回以上に座視していられない部分がありましたので、つい強調してしまいました。ゲスの極み的な感覚はもちろん、事実認識としてこれは正しいのですかね~こんなので、国会議員のブレーンをやるつもりなのかは、真面目に知りたいところで、ございます。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。