ポジションじゃない真正保守こそが皇室を守護する!

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現在「呪術廻戦」のアニメ第2期が放送されています。

(以下ネタバレあり)

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 「呪術廻戦」の世界観では、天元様(飛鳥時代から存在している不死の呪術師)が日本呪術界の要であり、その方は都立呪術高専の地下深くに鎮座して各種の結界を張っています。天元様は不死であっても不老ではないため500年に1度は体を更新する必要があり、今回スペアに選ばれた適合者が天内理子(14才・♀)でした。ここで、天元=皇位、天内理子=皇太子と比定できます。

 ところで、呪術高専2年の五条悟と夏油傑は学生ながら最強の呪術師であり、2人は天内の護衛に当たっていました。夏油は優等生タイプで五条は不良タイプです。夏油は「弱者生存」「術師は非術師を守るために存在する」が持論ですが、五条は「それ正論?オレ正論キライなんだよね~ポジショントークで気持ちよくなってんじゃねーよw」と返します。後に夏油は呪術師しか存在しない世界を目指す呪詛師となりますが、これは「弱者生存」のリベラルサヨクが「優勝劣敗」「自己責任」のネオリベに転向したことを意味します。※最強で不良な五条は小林先生、優等生の夏油は袂を別った言論人というイメージですね。

 さて、呪詛師集団Q(確信的に天元を暴走させて呪術界の崩壊を狙う≒反天左翼)や盤星教(天元への異物混入を嫌うゆえ同化に反対する≒女系否定の男系派)から天内理子を護衛する五条と夏油は、もし天内が天元との同化を拒んだ場合は天元と敵対しても天内の意向を尊重しようと決めていました。この時点の2人は弱者への反転可能性を考える真正リベラルだったと言えますが、自分の呪術師としての限界や呪術界の矛盾に絶望した夏油はネオリベに堕ちました。一方の五条は真の最強ゆえなのか思考が柔軟で、ケースバイケース(時処位)で対応を変化させられる真正保守だったと言えます。「反戦平和」「平等分配」の左翼だとか「自己責任」「適者生存」のネオリベだとか「従米」「反共」の自称保守だとか「男系固執」のカルト保守だとか、そういった決め打ちポジションは楽ですが、各々の現場で悩みながら最適解を求め続ける真正保守には恐るべき精神力が必要です。

 劇中の天元は老化(呪術結界の弱体化)を受け入れましたが、リアル日本の天皇制(懐玉)は絶対に消滅(玉折)させてはなりません。盤星教(男系派)を滅ぼし、かつ天内理子(愛子様)に同化を受け入れて(即位して)も良いと思ってもらえるよう限界まで手を尽くすべきなのです。   

文責:京都のS

13 件のコメント

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年8月6日

     殉教様のジャニーズ問題への回答が未だでした。「呪術廻戦」(TBS)の夏油傑の言葉を借りれば、ジャニーズ問題は「周知の醜悪」です。共産党に関わってきた友人によると、ジャニーズ問題が国会で話題になる時は国会中継が途切れるそうです。パンピーは漏れ聞こえる「黒い噂」を聞き流しつつジャニーズを消費してきました。つまり、この「周知の醜悪」を糾弾する資格は共産党員にしか無いと言えます。
     私は演技力の高いジャニーズ俳優が出る作品を大いに楽しんできました。実は草彅剛と風間俊介は出演作を必ずチェックしていたりします。だから私は「周知の醜悪」に片目を瞑る側の人間です。あらゆる搾取を許さない共産党などからしたら、私も糾弾の対象でしょうね。
     ところで、野島伸司脚本ドラマ「人間・失格」(TBS)は、ジャニーズの少年2人(堂本光一&堂本剛)を出しながら少年愛(今のジャニーズ問題に通じる)をテーマとして扱うという非常に攻めた作品でした。野島伸司に「ジャニーズの黒い噂」を責める意図があったかどうかは測りかねますが、「101回目のプロポーズ」や「高校教師」などの大ヒットで人気絶頂の野島だったからこそ出来たと言えるでしょう。
     最後に、TBS・毎日新聞は色んな方面に攻め込みます。皇位継承問題や統一協会問題にも果敢に攻め込み、三島イズムの継承者でもあり、そんなTBSが作った「呪術廻戦」もサイコーに乗れる作品です。

    呪術高専京都校のS

    2023年8月6日

     もう少し盤星教について。盤星教は天元様を崇拝する教義の故に星漿体(適合者・天内理子)という不純物が天元様に混ざることを良しとせず、結果的に天元様の暴走を招いて日本呪術界(日本国そのもの)を崩壊させようとしていました。
     代表役員の園田茂は、天内理子の遺体を回収して戻った伏黒甚爾に対し、教団が信者に「天元様と星奨体を混ぜてはならない」と言ってきた手前、天内理子は殺すしかなかったと言い、仲介役の孔時雨が「天元が暴走したら人間社会が困ることになる」と言っても「星と共に墜ちるなら已む無し」などと言いました。
     つまり、自分たちの権力基盤の安泰のためなら呪術界や人間社会など、どうでも良いという考えであり、このことは天皇・皇室や日本国などどうでも良いと本心では思っている男系派の言論人や政治屋と全く同じだと言えます。まさに「男系教・血の器の会」(天皇は男系の血=Y染色体を受け継ぐための器に過ぎないの意)です。
     夏油傑は天内理子の死を万雷の拍手で喜ぶ盤星教信者を目にした頃から自身の信念(術師は非術師を守るためにいる)に迷いが生じ、やがて闇落ち(非術師を皆殺しにする呪詛師へと変貌)する切っ掛けの一つとなりました。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年8月1日

     劇中の「盤星教」の正式名称は「盤星教・時の器の会」ですが、私が連想したのは「男系教・血の器の会」です。適合者(天内理子)の死を割れんばかりの拍手で喜ぶ信者たちの中、守れなかった天内理子の遺体を抱えて礼拝堂を出ようとした五条悟が、ようやく辿り着いた夏油傑に対し「こいつら殺す?」と聞きますが、男系教を信じるネトウヨらと盤星教信者が完全に重なってしまい、五条の心境に共感してしまいました。「虚式・茈をぶち込んでやりたいな~」って。

    京都のS

    2023年7月29日

     ここから愛子皇太子誕生という「千代田事変」を起こしたいですね。
     さて、「何となくダンケー」の「何となく」ぶりを炙り出して発表させる企画は有意義でしたね。さすが、「成田屋!」

    ふぇい

    2023年7月29日

    企画がよかったと言っていただけてありがたい「元なんとなくダンケー」です。
    そして、團十郎ではないですよ(^^)

    呪術高専京都校のS

    2023年7月29日

     ところで、呪術高専の地下にある「薨星宮」にしても、第三新東京市の地下にあるネルフ本部にしても、地震国日本を舐めすぎてますね(笑)。
     ちなみに「薨星宮」の「薨」の字は皇族方が亡くなられた時に用いる「薨去」と同じ字です。やはり「天元様」と「天皇」や「皇位」が比定されていると見て間違いないですね。

    呪術高専京都校のS

    2023年7月29日

     さすが「呪術廻戦」フリークのダダ様ですね(笑)。でも「呪術廻戦」の設定における御三家の一つ五条家は禪院家と並ぶ家系ですから、竹田詐欺宮から「貴方とは血統が違う!」と言い放たれた小林先生が五条悟だとは比定しにくくなりますね(笑)。甚爾のクズっぷりはガチ嵌りしますけど(笑)。ちなみに、私が思うに『新天皇論』は順転術式「蒼」、『天皇論・平成29年』が反転術式「赫」、『愛子天皇論』は虚式「茈」ですね。どうでしょうか。

    京都のS

    2023年7月29日

     殉教様、※ありがとうございます。「保守ではない」という態度は十分にアリだと考えます。そして貴方には「保守であろう」とする意志も伺えますから。ある立場で発言していた人が、事情が変わったり別の情報に触れたりして考えを変えることは十分あり得ることです(例えば高森師範から男系では続かないことを説かれた小林先生が女系公認に目覚めた経緯が該当)。転向したなら、その経緯を公開することが後に続く人を増やし、転向者に自信を与えます。また、そういう態度こそが時所位に応じる真正保守の態度でもあると考えます。
     そういう意味で「何となくダンケーから変化した切っ掛け」を皆で公開する團十郎(ふぇい)さんの企画はナイスでした。

    ダダ

    2023年7月28日

    作中の登場人物である禪院甚爾(誰でも持つ呪力を一切持たない代わりに超人的な身体能力・感覚を持つ)は、自分を否定した呪術界に復讐心を持ち、最強呪術師・五条悟に挑み、敗れました。

    これを例えるなら、竹田恒泰ですかね?^^
    元皇族の祖父を持つ一方で、自分は産まれ落ちた時から一般国民で権威ゼロ。
    自分は特権階級であるべきなのに皇室から追い出された。戻れないなら壊してやろうと皇族コンプレックスをばねに皇室ビジネスに勤しむも、常識ある国民を前に敗北。常識の海に沈む。

    殉教@中立派

    2023年7月28日

    (本文とはあまり関係なくてゴメンナサイ)
    「真正保守には恐るべき精神力が必要」
     実にその通りだと思います。だから私は「ゴー宣読者だが、保守ではない」という立場なのです。自称保守論客が「保守」という概念に泥を塗りすぎた結果、「真正保守」に求められるハードルが高くなった、という要素もありますが。自分のような惰弱&無能が「保守」を名乗ること自体、あってはならないとも考えます。自分はポジショントークが大嫌いですが、それは「どこのポジションからも排斥されて行き場を無くした」という、社会不適合者としての理由ですし。

     ひとつ「自分は『保守じゃない読者』で良かった」という点があります。保守じゃない以上、小林先生の本を読んでいると「賛成できない!」と思う部分を、ときどき見かけます。ですが自分は「保守じゃないのだから、小林先生と意見が合わないのは当たり前。そんなの百も承知で読んでいるし、何を今更。それに漫画の内容自体は、とても面白く興味深い。自分とは反対意見が書いてあるのにこんなに面白い。不思議な気分だ」と考えます。
     よって今回のジャニーズ事件(※)のように、少しくらい(意見が)合わない部分があった所で、自分は読者を止めたりはしません。小林先生を完全に上回る+自分が賛成できる言論人は、日本には誰もいません。それ以上に、ゴー宣を読む知的好奇心の充足&面白さは捨てられませんし、(末席ながら)公論活動の補助にも参加できるという充実感もあります。
     以上、異端の読者による独白でした。

    (※)少し考え直した結果、ジャニーズ事件での小林先生の意見には、けっこう頷ける部分も出てきました。やはり時処位で考えないと駄目なようです。

    京都のS

    2023年7月28日

     そうそう、この扉画像ですが、「耳かき一杯を持ち寄ってみませんか?」( https://aiko-sama.com/archives/19307 )と同じものです。でも、「呪術廻戦」の虎杖裕二と禅院真紀と東堂葵とパンダが呪霊と戦ってるようにも見えますよね。
     さて、明日は『新時代のアマテラス=愛子天皇の未来へ』(森由里子著)を題材に書いたブログを載せてもらえるみたいです。

    呪術高専京都校のS

    2023年7月28日

     あら?反映されませんでしたね。「特級呪霊『ダンソンジョヒ』を祓おう」は( https://aiko-sama.com/archives/15907 )です。
     後夜祭では高森師範と同席する機会がありましたが、毎日新聞や三島由紀夫、統一教会の話などをしていて聞きたかったことが聞けませんでした。
     「以前、悠仁様の妃は『鬼滅の刃』の禰豆子のような女性にしか務まらない」と評されましたが、アニメにも造詣の深い高森先生は『呪術廻戦』をどのよに感じられますか?」という質問をしてみたかったんですよね。

    呪術高専

    2023年7月28日

     掲載ありがとうございました。ここで「呪術廻戦」を題材にブログを書いたのは2度目です。「特級呪霊『ダンソンジョヒ』を祓おう」( https://aikosama.jp/ )以来です。放送中の「懐玉・玉折」編は皇室問題とガチ嵌りするので書いてみました。

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