7/23 公論イベントSpecial「愛子さまを皇太子に」の設営隊長を務めさせていただきました、まー です。
設営のウラ話、ちょっとだけ公開しちゃいます！

今回は設営当日の男野系子さんの話です。
前回の記事↓

男野系子がいる！
当日朝、緊張から朝早く目が覚めてしまった私は、集合時刻よりもかなり早めに会場に到着しました。同じく早めに到着していた設営人たちと会場周辺を最終確認しました。
そのうち設営隊メンバーもどんどん集まってきて、さあやるぞ～！という気分が盛り上がってきたのですが…。
ふと近くのカフェを見ると、なんとすっぴんの男野系子さんがお茶しているではありませんか！
私は慌ててカフェに飛び込んで、丁重にあいさつした後
「男野系子さん！何してるんですか！すっぴん（＝正体）がバレバレじゃないですか！」
とたしなめたのですが、男野系子さんは
「あら、大丈夫よ。この顔だったら誰も分かりゃしないわよ」
と、気にする様子もなく泰然とコーヒーを飲んでいました。
（セリフは私の頭の中で多少変換されているかもしれません）

終始落ち着いていた男野系子
会場のこと、リハーサルの段取りをひと通り説明しましたが、男野系子さんはさほど緊張した様子もなく、
「あら、そう」
「分かったわ」
と終始落ち着いた様子でした。
後から考えると、あれは万端の準備から来る自信だったのか、それとも緊張しすぎて緊張の向こう側に行ってしまっていたのか…。
むしろ緊張していたのは私のほうで、時間がないにもかかわらずカフェで食事を注文してしまい、結局食べられず男野系子さんが食べてくれることになったのです。
とてもありがたく、すっぴんの男野系子さんから後光がさしているように見え、まぶしかったです。

本番さながらのリハーサル
会場入りした私たち設営隊は、なるべく本番に近い環境でリハーサルを始めました。
そして、会場入りして衣装に着替えられた男野系子さんもリハーサルに参加。
登場の瞬間、会場がどよめきました。
男野系子さんの正体を知っている人間は、設営隊の中でもごくわずかだったのです。
そんなどよめきをよそに、ちぇぶ総合Pと男野系子さんの真剣な打ち合わせが始まります。
あの瞬間、この一大イベントを成功させよう！という2人の想いは重なっていました。
天皇という「公」のために「個」が連帯する…。
私の目にはそんな姿に映りました。

小林先生と男野系子がいない！
壮観な第一部開始、そして刺激的な議論を経て、登壇者の退場とともに休憩に入り、会場では楽しいブラスバンド演奏が行われていました。
休憩も残り5分のアナウンスが入り、ブラスバンドも予定通り最後の曲の演奏が始まりました。
登壇者の方々も入場口裏で待機していただいている、はずだったのですが…。
小林先生の姿が見当たりません。
「先生は！？小林先生は！？」
「小林先生ならまだ控室にいらっしゃいますよ」
すぐさま無線で小林先生担当の警備に連絡。
「小林先生はどうされてますか？トイレ！？」
「いえ、小林先生はまだ控室にいらっしゃいます」
「なんで？なにかあった？控室で何をしている？」
「控室でCK（＝男野系子さんのこと）と話されています」
「しぃーーけぇーと！？」
若干取り乱した自分に気づき我に返った私は、警備担当に、話が終わったらすぐに小林先生を入場口にお連れするよう指示を出し、会場後方からアナウンス係にジェスチャーを送りました。
（のばして！のばして！つないで！）
アナウンス係がうまくつないでくれている間に、小林先生は到着し、無事、第二部が開始されました。
あの時、お2人で何を話していたのか…。いつか聞いてみたいものです。

男野系子退場、そして
第二部での男野系子さんの大立ち回りはみなさんご存じの通り素晴らしいものでした。
ところで、男野系子さんの登場・退場シーンでドアが勝手に開いたことに気づかれた方はいらっしゃいましたか？
実はドアを開閉する役割の設営隊を3人配置し、入念なリハーサルのもと、タイミングを合わせて重いドアを開閉し、登場・退場シーンを演出していたのです。
男野系子さんが「どっこいしょ」とドアを開けたら興ざめですよね。
↓退場直後の男野系子さんです。

何とも言えない、いい表情をされています。
1分間くらいは素に戻っていた男野系子さんでしたが、すぐさま「まあ勝ってたわよね」といつもの調子に戻りました。

男野系子VS設営隊長！？
ひと仕事終えた男野系子さんに、控室の引き払い方などを説明しているとふいに、
「今日の参加者の方たちは素晴らしかったわ。ぜひ感謝の気持ちを伝えたいわ」
とおっしゃるので、内心（明日以降ご自由にどうぞ）と思っていたのですが、
「今から出口付近に行くわ」
とズンズンと裏口から会場出口に向かう男野系子さん。
（あれだけのことをやっていただいたし、会場外で行うなら仕方ないかな）と思っていたら、
「ロビーでみなさんと触れ合うわ」
と言い始めるではありませんか！
「いやいや、勘弁してください。ロビーには展示物もあります。混乱が生じます」
と説得するのですがなかなか聞き入れてくれません。
結局、5分ほど「議論」してやっと納得してもらえましたが、みなさんの知らないところで別のバトルがあったのです。
イベント終了後、片づけをして会場を出ると、まだ男野系子さんは数人の参加者の方に囲まれて先ほどの場所にいました。
少しお話ししたかったのですが、私も後夜祭があったので握手だけしてその場を去りました。
男野系子さんに言いたかったのはこの二言です。
「ありがとう！また来てくださいね！」
「男野系子！アンタめんどくさいんじゃ！（笑）」