女性セブンの記事を読んで、北海道突撃一番さんが、首相官邸に意見を送りました。
女系による皇位継承実現に関する要望
初めてご連絡申し上げます。私は北海道在住のkvdyue8rw:ns du;ALdjと申します。(官邸にはちゃんと本名で送りましたよ。)
『女性セブン』10月5日号の記事「愛子さま女性天皇へ! 岸田首相が動いた」を、拝読致しました。
岸田総理の、「国会における検討を進めていく」という非常に頼もしい御発言に、賛成致します。
さる令和元年6月13日に、安定的な皇位継承の確保について検討を要求する附帯決議も含めた「皇室典範特例法」が施行されて、早いもので4年以上になります。
断言しますが、その間、皇位の安定化の為の制度改善については、一歩たりとも進んでおりません。
清家篤氏を座長とする有識者会議も、本来の特例法の要請である「皇位継承の安定化」という課題から逃げ、元々誰からも求められていない「目先の皇族数確保」なる、テーマのスリカエを行いました。
しかもその解決策として「皇統に属する男系男子の養子縁組」、つまり「血統」を根拠に、一般国民間に「養子による皇籍取得の可否」という差別的待遇を設けるという愚策を、結論として堂々と報告書に挙げる始末です。
立憲主義の観点からも凡そ認められず、おまけに今後とも、当事者への意志確認が取れる見込みすら全く無い、政策としても実現不可能な妄想的思考に逃げながら、本来の附帯決議の要求する所については完全に無視するという、まさに【恥知らず!!】と公言しても差し支えないような醜態を晒して、会議は幕を閉じてしまいました。
悠仁親王殿下のご存在だけでは、皇統の危機は全く解決などされていない事は、小泉政権下の有識者会議報告書で既に想定されているにも関わらず。
政府がそうやって手をこまねいている間に、秋篠宮家の長女・眞子内親王殿下は皇籍を離脱され、天皇陛下の「直系長子」であられる敬宮愛子内親王殿下も、めでたく成年皇族となられました。
それだけでなく、『文藝春秋』9月号の記事「佳子さまからの警告」によれば、もはや次女の佳子内親王殿下ですら、皇室に残られる意志など持たれていない事はほぼ、確実だと言えます。
このままでは、間違いなく将来、悠仁様たったお一方だけが取り残された皇室に嫁がれる親王妃殿下に、「何がなんでも、男児を産まなければ皇統が絶える」という、途方もない精神的重圧を課してしまう事になります。
既に宍戸常寿教授らが指摘されているように、令和の有識者会議で呈示された「皇族ではない、皇統に属する男系男子」に直接皇籍を取得させるという案も、養子縁組案と同様、憲法違反の可能性が濃厚です。
この国の誰よりも、「立憲主義」を重んじなければならない天皇・皇族というお立場に関して、国民の脳裏に僅かでも、違憲疑惑を持たれるような制度などは最初から愚策でしかなく、絶対に実現させてはならないという事は、警告しておきます。
最後になりますが、目の前に迫った皇統断絶の危機という現実に対して、皇室典範を改正出来る、日本で唯一の国家機関である「国会」を構成する議員諸氏には、特に強い危機感を持って取り組んで頂かないと、本当に困ります。
速やかに皇室典範第1条を改正し、「男女問わず、時の天皇の直系長子優先による継承」を可能にする事を、強く要求致します。
愛子様が、大学を卒業される前に。